社会

健康上問題ない水準
(青森県)
福島原発事故から1年以上が経過し測定できない甲状腺被ばくについて、弘前大学が浪江町民の検査データを調べた結果、健康上問題の無い水準と推定されることがわかった。これは弘前大学被ばく医療総合研究所の床次教授が明らかにした。それによると甲状腺が被ばくする放射性ヨウ素は半減期が8日と短いため福島原発事故から1年以上過ぎた今では体内から検出されない。このため弘前大学はヨウ素の測定値が残っている事故の1か月後の検査データをもとに、半減期の長いセシウムとの比率からヨウ素の被ばく線量を割り出した。その結果おととし7月と8月にセシウムが検出された浪江町の399人の被ばく線量は0・2ミリシーベルトから4・6ミリシーベルトと、いずれも低く健康上問題の無い水準だった。弘前大学では先月調査結果を浪江町に報告しており、今後も町と協力して健康調査などの支援を続ける。
[ 1/12 17:53 青森放送]