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先日、東京のリッツカールトンで、報道関係者とITアナリスト向けに新年度戦略説明会を開催しました。100名近くお越しいただいた同会で、日本オラクルの遠藤社長は、“カスタマエクスペリエンスをはじめとする先進のテクノロジーでお客様に「ワオ!」と言っていただけるよう頑張りたい”など、プレゼン中に「ワオ!」「ワオ!」と繰り返した結果、次のような記事が出た。

顧客に“ワオ!”と言わせるオラクルに~遠藤社長
http://www.atmarkit.co.jp/news/201207/11/oracle.html


珍しい見出しです。


IQだけではなく、EQに働きかけるとはこのことか、と、広報歴延べ17年目にして思うのであった。

同じように「ワオ!」を見出しに使おうとした記者の方もいたようでしたが、どうやらデスクに却下されてしまった模様。ロジックを感性で伝える良い方法だと私は思っているのですが。




NewTama

皆さんは、転職経験はありますか?あるいは転職をしようと思っていますか?

ご察しの通り、転職というのは、自分の生活の糧となる仕事環境を自分から変えていくことですから、それは、チャンスであり、リスクでもあります。

受け入れる側も、「どんな人が来るのかな。」「うまく一緒に仕事できるといいな」「合わなかったらどうしよう」などと、期待や不安の混ざった心境で待ち構えていることでしょう。

さて、もしもあなたが転職するとして、新しい就業先に就いたらまずしなければならないことはなんでしょう?社員証の発行手続き?ま、そりゃそうでしょうね。いや、そうなんですけど、ここはちょっと、仕事への取り組み方、という視点で考えてみたいと思うのです。

仕事の評価って、何で始まると思いますか?何でされるのか、ではなく、何で始まるのか、です。

仕事はですね、

「アウトプット」で評価が始まるんです。

つまり、アウトプットがなければ仕事の評価をしようがない。

このアウトプットがあって初めてそのスピードや質について評価という議論がされるのです。そして、質の高いアウトプットによる成果を、私たちは「Quick Win」(素早い勝利)と呼んでいます。

そう、わかりますね。

新しい仕事に就いたら、まず、「なるべく早く質の高いアウトプットをすること」=「Quick Win」をすることが重要なんです。

この「Quick Win」は、皆が驚くような逆転満塁ホームランとか、世紀の大発明とか、そういうものである必要はありません。小さな勝利でいいのです。その、小さな勝利を、早く、そして継続して出し続けることが、新たな転職先で貴方が高く評価される礎を作ってくれることでしょう。

で、その、Quick Winを作りだす時間軸ですが、

どんなに長くても3カ月以内。
できれば2カ月以内。

そして、1か月以内にこれができたら、貴方にはトップパフォーマーとしてのポテンシャル(可能性)を周囲に仄めかすことができるでしょう。

理想は、研修などを経ての着任2週間以内で何らかのアウトプットを出し、チームの勝利にわずかでも貢献することです。貴方のマネジャーは、すばやくコンスタントに勝利していく貴方のスキルや可能性を見過ごすことはあまりないでしょう。

そして、徐々に上がっていく期待値に対応するため、ご自身の切磋琢磨は欠かしてはいけません。

ここで、以前書いた「仕事のはやい人とそうでもない人の違い」のメソッドに結びつけることができたなら、忙しくも幸せで快適な「ワークライフ」を過ごすことができると思います。

20120705_1027
*蹴球名将「荒ぶる!」清宮克幸さんと。2012年6月、外苑前で

NewTama

「あなたはなぜ文章を書くのか」

というオルタナトークに反応してみます。

ずばり、それが仕事の一部だからです。

広報という仕事に携わって二十余年。ニュースリリースは累計で千本くらい。このほか、記事の執筆や、もちろんこのブログでも数百の記事をエントリー、したためてまいりました。

他に、個人的には、体験談の寄稿やルポでいくつかの刊行物に書いてきました。

初めて自分の文章を披露したのは、とあるマニアックな模型関連雑誌への投稿でした。中学生のころでしょうか。当時は香港に在住していたので、海外からの郵便が珍しかったのでしょうね。なので、他にもいいのがあっただろうに、露光不十分のちょっとアレな写真とともに私の文が掲載されたのです。

それから目覚めたわけではないですが、私小説を書いていた時期がありました。星新一や筒井康隆作品に没頭(当時流行の大藪晴彦作品も)していたので、軽いSFのようなものです。結局表に出ることはなく、身内の読者だけですべてお蔵入りしてしまいました。

学生時代には、なぜか一時ロシア文学にハマっていたことがあって、その影響でちょっと暗めの私小説を書いていました。読者はかろうじて数名いましたが「難しくて意味がよくわからん」かったようです。

*ロシアとは関係ありませんが、ラケシス、アトロポス、クロートに関する抒情詩を書いたのを今でも覚えています。確かに、難解だったかな、と。今や笑い話です。

ワープロやPCの普及もあって「書く」よりも「打つ」「叩く」のが主流になってきましたが、今でも書くのは、脳内ではじけるシナプスを整理していくのにとても役に立つからです。

ごしゃごしゃになっているアイディアを一度書くことで吐き出し、その吐き出した内容を人に話して意見を求めることで「Try&Error」を重ねる。そして生き残った秀逸なアイディアを実行する。これが王道ではないかもしれません。しかし、情報の精査の仕方としては割と上手くいっているな、と実感しています。

皆さんはいかがでしょうか。

Penmb

*ところで、タイトルの由来はこちら

*タイトルを修正しました。風邪-->風

*一部の見苦しい誤記、誤植を修正しました。

NewTama

閏秒(うるう秒)、ご存知ですよね。

英語でLeap Second。

最近では、2012年7月1日(日)午前8時59分59秒~午前9時00分00秒の間に8時59分60秒が挿入されたことが話題になりました。

閏秒って、コンピュータシステムに影響はないの?

ということで、何件かお問い合わせをいただきました。

その対応をさせてもらっていたので、

「1秒」がとても長く感じられたのでした。




うるう秒のあとにMySQLなどのCPU使用率が高騰する件について

(SH2の日記より)

NewTama

イノベーションしよう!

イノベーションを解き放とう!!

イノベーション志向!!

イノベーションのジレンマ!!

とか、イノベーションという言葉をあちこちで目にして耳にすることが増えましたね。

もしもオフィスで新人君(さん)に、

「イノベーションって、どういうことですか?」

と聞かれたらなんて答えますか?

「イ、イノベーションってのはなぁ、その、、つまり、、なぁ。」

などとなる前に、

まず、ググりましょう。ヤフーでもエキサイトでも何でもいいので、とにかくググりましょう。
すると、ウィキペディアがいやでも目にとまります。

一部だけ引用させていただきます。
「イノベーション(innovation)とは、物事の「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。」(出典:ウィキペディア

きっと皆さんは、なるほど言葉にするとこうだな、と納得されるでしょう。しかし、重要な問題があります。今は、新人君(以下、新ちゃん)に聞かれているのです。そんな難しい言葉を使ってはいけません。それにこんな文章、言葉の説明のために暗記するのは大変です。しかも、せっかく伝えても、言葉だけだと大抵すぐに忘れてしまいます。

本人に、「イノベーションとは何か」を体感してもらう必要があります。

私はこう伝えます。会話をお楽しみください。

-----

私:「えーと、腕時計はしているかな。うん、そう。それ。それをね、あっ、今は左手につけているね。それをね、右手首に付け替えてみようか。」

新ちゃん「はいっ。してますっ」

新ちゃんは腕時計を左手から右手につけかえる。

私:「おお、いいね。。。で、、、、、どんなかんじがする?」

新ちゃん:「んんっ。なんか変です。」

私:「変っ?もっと教えてっ」

新ちゃん:「気持ち悪いです。すぐに元に戻したい感じです。もう戻してもいいですか?」

私:「そうだろうそうだろう。だめだよ。そうだよ。これがね、イノベーションそのものなんだよ。最初はね、なんか変な感じがして、気持ち悪くて、すぐに元の方がいいなって思ったりする。でもね。」

新ちゃん:「・・・」

私:「やがて、慣れてくる。そしたら今度は新しい方が心地よくなってくるんだよ。」

と、まぁ、こんな具合です。

これは、腕時計を普段しない人には使えないネタですが、つまり、「普段習慣でしていること」「変えてみる」ことで得られる違和感や気色悪さを体感することで、そのイノベーションの先にあるものではなく、その始まりや過程で沢山の違和感と相対しなければならないことを学べます。

方々のリーダーの方たちには、

「イノベーションって、気持ち悪くて当たり前。」

とご理解いただければいいでしょう。

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NewTama

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プロフィール

玉川岳郎

玉川岳郎

日本オラクル広報室長。
「ニュータイプになろう!」と、広報の枠を超えた様々な試行錯誤で縁ジョイ・ライフ。
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