バイト帰りにビニーズバーへ寄る。 そこで大変ありがたい物を頂く。 「地図」である。 免許をもってから今まで、 当ての無いドライブというものをした事が無い極爆。 未だに札幌の街というものを理解していない。 道が解らないから運転せず、 運転しないから道が解らないという悪循環に陥っていたが、 地図の入手により、何とか地理が把握できそうである。 助かった。 これで、「大麻に行くつもりが清田に」などという事件も 今後は無くなる筈である。 しかし、ビニーズバーに寄ったくせに何も呑まず、 尚且つ、逆に物を貰うというのは人としてどうなのか。 極爆という人物像を如実にあらはす行動である。
新バイトを始めてはや一ヶ月。未だに仕事に慣れない。 というのも、その仕事内容が、 極爆が生きていく中で 最も不得手としている事を要求されるものだからである。 即ち、「人の顔と名前を一致させる事」である。 その他に、会員ナンバーとロッカーナンバーも付属で。 ただでさえ人の顔を覚えるのに、普通の人の数倍もかかる極爆。 それにプラスαがつけば、覚える気も無くなろうと言うものだ。 片手で数えられる人数で、且つ仕事で必要ならば、 ギリギリ何とかなるが、 新規登録が50人以上という現実を前に、 極爆の脳内メモリーは既に何処かへ逃避してしまっている。 はじけるシナプス飛び交うニューロン。 本当にどうしよう。 しかし財政は困窮しており、ここを辞める訳もいかない。 まあ、普通の人へ戻る為のリハビリと思って、 やってみる事にする。
|