2013.1.13 05:01

橋下市長、涙の改心…桑田氏の言葉に感銘(2/3ページ)

遺族に面会した後、沈痛な面持ちで記者団の取材に応じる橋下徹大阪市長=12日午後、大阪市(大塚聡彦撮影)

遺族に面会した後、沈痛な面持ちで記者団の取材に応じる橋下徹大阪市長=12日午後、大阪市(大塚聡彦撮影)【拡大】

 橋下氏は午後2時ごろから約2時間、生徒の両親と兄に面会。その後、大阪市内で取材に応じ、生徒の遺書の内容について問われると、目に涙を浮かべた。

 「そこまで追い詰められていたのかと。あの年代で家族に対して最期の言葉をつづっている。その姿を想像するだけで耐えられません…」

 橋下氏は遺族に「命を奪ったことに釈明の余地はありません。学校、現場、僕も含め100%行政側の責任です」と謝罪。その上で、真相究明、再発防止に「しっかり取り組んでいきます」と、生徒の遺影の前で誓ったという。

 そして、面談の中で遺族から「しっかり旗を振ってほしい」と強く言われたのが、保護者の意識改革だという。

 橋下氏は8日に生徒の自殺が発覚した後、自身が府立北野高ラグビー部時代に指導者から平手打ちされたことを例に挙げ「それは愛情。僕にとって『ビンタ』ではなく教育だった」と、場合によっては体罰もあり得るとの見解を示していた。

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