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政府 韓国の大陸棚拡大申請に反論1月12日 6時3分
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日本政府は11日、韓国が先に国連に提出した、東シナ海の大陸棚の拡大申請について、「日本と韓国の合意によって境界を確定する必要がある」として、国連に対して、審査しないよう求める、反論の文書を提出しました。
韓国政府は先月26日、国連の大陸棚限界委員会に申請書を提出し、この中で、韓国の大陸棚は、日本の南西諸島に近い東シナ海の沖縄トラフまで延びているとして、これを基準に海底資源の開発が可能な大陸棚の外側の限界線を認めるよう求めています。
これに対して日本政府は11日、反論の文書を国連に提出しました。
政府はこの中で、東シナ海の大陸棚は、国連海洋法条約に従って、まず日韓両国が境界を画定する必要があり、さらに、大陸棚の拡大の申請は、すべての沿岸関係国の事前の同意がなければ検討できない決まりがあるとして、大陸棚限界委員会に対して、韓国の拡大申請を審査しないよう求めています。
東シナ海を巡っては、中国も先月、国連に対して沖縄県の尖閣諸島が自国の領土だと主張して、大陸棚拡大を申請する文書を提出し、日本はこれについて、反論する文書を提出しています。
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