NHK関西のニュース 大阪放送局
パナソニック 中国の工場閉鎖
大手電機メーカーの「パナソニック」は、不振が続くテレビ事業を縮小する一環として、中国・上海にあるプラズマテレビの組み立て工場を閉鎖することになりました。閉鎖されるのは、上海にあるパナソニックのプラズマテレビの組み立て工場で、中国でのテレビ事業を拡大するため、平成13年に稼働を始めました。
しかし赤字が続くテレビ事業を縮小するため、この工場で行っているプラズマテレビの組み立てを、中国・山東省にある液晶テレビの組み立て工場に集約することにしたものです。
上海の工場は、稼働をすでに停止していて、従業員は退職するということです。
パナソニックは、今年度の業績が2年連続で7000億円を超える最終赤字になる見通しで、津賀一宏社長は、不振のテレビ事業への依存の度合いを低くし、自動車やIT、住宅などの分野を強化する方針を打ち出しています。
01月12日 07時37分