ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

凹レンズ(旧館) RSSフィード Twitter

July 09(Mon), 2012

FBAを利用してアマゾンマーケットプレイスを始める方法まとめ

これまで自分はネットオークションなどは面倒くさいと思って中古品リサイクルショップ古本屋に売っていました。以下のエントリを読んで、梱包とか連絡とかアマゾンがやってくれるんだったらFBA(フルフィルメント by アマゾン)は簡単なのかと思いチャレンジしてみることにしました。

ゆきらん: 1日30分で月30万円稼げるAmazon輸入せどりのやり方

【フルフィルメント by Amazon】Amazonでの販売を促進するフルフィルメント業務代行サービス

まずFBAとは、フルフィルメント by アマゾンの略で意味は以下の通りです。

  フルフィルメント by Amazon (FBA) とは、Amazonが出品者に代わって注文を受け、商品を出荷するプログラムです。出品者は商品を…フルフィルメントセンターに納品し、納品された商品をAmazon 配送センターにて保管し、カスタマーからの注文に応じて出荷します。返品を含む受注後のカスタマーサービスAmazon.co.jpが提供します。またFBAの注文商品はすべて、「国内通常配送無料」やギフトサービスが適用されるなど、Amazon.co.jpへの注文と同様に扱われます。出品者はFBA商品の価格の設定や商品説明の登録が可能です。なお、配送料はAmazon.co.jpが設定します。

  • FBA商品に対する注文を受けるとAmazon.co.jpは、
  • ペイメント処理を行い、カスタマーに対して注文確認メールを送信します
  • 出品者にカスタマー情報を含む注文確認メールを送信します
  • 出品者が納品済みの商品をカスタマーに出荷します
  • 売上げから手数料を差し引いた金額を出品者の口座に入金します
  • 返品を含むカスタマーサービスを提供します

Amazon.co.jp ヘルプ: フルフィルメント by Amazon (FBA)

今回、出品しようと思っているのはDVD10枚と、書籍1冊、ゲームソフト1本です。僕はこれまで一般的なアマゾンマーケットプレイスでの出品もしたことが無かったので、細かいことを全部把握してからはじめるのは難しいと判断し、記録を残しながら必要な情報を随時調べていくことにしました。

f:id:adgt:20120625090113j:image


事前準備

事前にダウンロードした、以下のマニュアルを参考にしました。

FBA実践マニュアルPDF

とりあえず、プチプチシートを近所の100均で買って、ダンボールをスーパーから貰ってきました。では早速手順の説明に入りたいと思います。

f:id:adgt:20120625123536j:image


出品サービスに登録

いきなりフルフィルメントの登録ができるのかと私は思っていましたが、まずは、一般のアマゾンマーケットプレイスの出品アカウントを新規作成する必要があります。以下のサイトでアマゾンマーケットプレイスの登録方法が写真つきで詳しく紹介されています。

Amazon.co.jp ヘルプ

  1. amazonトップ画面にいきます。
  2. 左上にある「アカウントサービス」をクリックします。
  3. 「出品用アカウント」をクリックします。
  4. 小口出品の「オンライン登録」をクリックします。
  5. 出品したい本のISBNコードを入力し、「次へ」をクリックします。
  6. コンディション、コンディション説明を入力し、「次へ」をクリックします。
    • コンディション説明は後でも編集できますので安心してください。
  7. 販売価格を入力し、「次へ」をクリックします。
  8. 次はamazonのアカウントを作っていきます。
    • メールアドレスを入力し、「Amazon.co.jpのパスワードを持っていません」にチェックを入れ、「Continue」をクリックします(アカウントをもっている方は別)。
    • 氏名、フリガナ、アドレス、パスワードすべてを入力し、「次に進む」をクリックします。
  9. 店舗名、クレジットカード情報、住所、電話番号を入力し、「次に進む」をクリックします。
  10. 次に本人確認のための電話確認があります。「電話を受ける」をクリックします。
  11. amazonから非通知で電話がかかってきますので、音声ガイダンスに従って、PIN番号を入力し、「次に進む」をクリックします。
  12. 参加規約にチェックを入れ、「確定」をクリックします。
  13. 「今すぐ出品」をクリックします。

*一部読みやすいよう改変して、引用。以下のリンクには写真つきで解説があります。

Amazonマーケットプレイス登録方法 | せどり実践ブログ。稼げる仕入れテクニック公開!

僕が出品者アカウントを作成するときに、混乱してしまったのが、「アカウントだけをとりあえず作る」ということが難しいという点です(できるんでしょうか?)。アカウントを作成するときには、必ず最低1品は出品をしなければ、登録できないような仕組みに見えました。ご存知のかはご指摘いただけると有難いです。なので、とりあえず出品する商品を一つは用意しておく必要があります。

そして、FBAを利用して出品する場合も、商品を一旦は、普通のマーケットプレイスに出品します。その後、在庫管理画面で『Amazonから出荷』という選択肢を選ぶとフルフィルメント by Amazonの手続きが始まります。

  • まず、以下のセラーセントラルから先ほどの手続きで、出品したい商品を全て登録しましょう。

FBAでの出品方法

ここからが、FBAの手続きになります。


まずは、HP上の手続きです。

  1. セラーセントラルの「在庫」ページに移動し、納品する商品の横のチェックボックスにチェックを入れます。
  2. 「変更」と書かれたプルダウンメニューから、「Amazonから出品」を選択します。
  3. 「混合在庫は取り扱わない」をクリック。
  4. 「変換した在庫商品を出荷」をクリック。
  5. 「住所を追加」ボタンをクリックし、出品者の住所を入力します。
  6. 商品の出荷についてダンボールに複数商品を入れて発想する場合は、「個々の商品」を選択します。
  7. 「出荷内容を新規作成」を選択し、「保存して次に」をクリックします。
  8. 「出荷/納品準備を開始」をクリックします。
  9. 納品する商品の数量を入力し、「保存して次に」をクリックします。
  10. 商品ラベルの印刷をクリックします。
  11. こんな風に貼ります
    • もともとのバーコードを隠すように貼らなければならないので、以下の商品ラベルは貼り直しました(汗)
    • f:id:adgt:20120625173015j:image
  12. プルダウンメニューから納品の歳に利用する配送業者(ゆうパック佐川急便など)を選択し、「保存して次に」をクリックします。
  13. ダンボールの個数の分だけ納品書の数を入力し、表示された納品書を印刷します。
    • 運送業者の問い合わせ番号は、後で入力します。「保存して次に」をクリックします。
  14. ダンボールの個数分だけ、配送ラベルの数を入力し、「配送ラベルの印刷」をクリック、表示された配送ラベルを印刷します。
  15. 梱包作業を行います。
    • f:id:adgt:20120625175317j:image
  16. 納品書をダンボールの一番上に置き、封をします。
    • f:id:adgt:20120625175707j:image
  17. 配送ラベルを箱の側面に貼り付けます。
    • f:id:adgt:20120625180448j:image
  18. あとは、郵便局宅急便から普通に荷物を送るときと同様に出荷します。
    • 後ほど、自分が送った荷物の問い合わせ番号を登録しておきましょう。

以上が、出品の手続きです(詳しくはマニュアルをご参照ください:FBA実践マニュアルPDF)。今回出品したもののお試しだったので、最安値がつくように価格設定してみたので利益はあまり期待できないかもしれません。


今回のコスト

今回のコストは、プチプチ:210円、ビニールシート:105円、プリントラベル:620円、送料:900円、・・・の合計:1835円かかってます。

売り上げ

現状の売り上げについて報告します。今のところ、ゲーム1本、書籍1冊、DVD4本が売れて、2864円の残額になってます。当初のコストを差し引くと、1000円くらいにしかなってないですね。

f:id:adgt:20120709120553j:image

ほとんど最安値での出品なので、このような状態です。手数料もそれなりに取られるので、FBAでしっかり稼ごうと思う方は、単価が高く、それほど大きくないものを選んで出品するとよいかと思います。

料金表PDF

2012年8月20日からFBAの手数料改定します

料金シュミレーターなど試してから価格を決めるのもよいかもしれませんね(実際に利用した感覚では、実際の手数料はシュミレーターより高い印象ですが)。

FBA料金シミュレーター(ベータ) - Amazon Seller Central


まとめ

今回、僕はかなりて手こずりながらの初出荷でした。前知識なし、マーケットプレイス出品自体初めてだったので、「まぁ、こんなもんかな?」という感想です。けれど何かを得ようとするときには、こういう面倒な部分をブレークスルーできるか、「もう止めてしまおう」と思わずに続けられるかというのが大切なのだと再確認できました。

ま売れるかどうかかなり不安だったのですが、2週間くらいで結構商品がさばけたのは意外でした。今回は、結構コストがかかっていて儲けは少ないです(ほとんど最安値であるため)。けれども中々面白い作業でした。マニュアルに沿って一つ一つ問題解決をして。そういうロープレ感覚の遊びを2千円くらい払ってやったと思えば、それはそれで有益なのでしょう。