ま
●真夏の夜のユキオンナ
791 ：名無しさん＠ピンキー：02/10/07 01:19
ああ、妖怪もので自分も思い出した。
昔、ヤングマガジン海賊版に「攻殻機動隊」と同時期に連載されてた
「真夏の夜のユキオンナ」（大山玲）にも姉弟姦といえるものがありました。
（ジャンルはなんだろ…。妖怪エロコメ シリアス漫画？）
姉弟姦の部分は、ストーリーの完全なネタバレなんで、
全四巻中、三巻ラストから四巻まで。

1000年生きたヒロインの雪女、実は元はふつうの人間の少女。
1000年前、水神を奉じるド田舎の巫女（巫女装束なんていいものはない）
だった彼女が、波打ち際に打ち上げられていた人魚の死骸と、
その子供らしい男の赤ちゃんをみつけたのが、すべての発端。

792 ：名無しさん＠ピンキー：02/10/07 01:22

彼女は赤ちゃんを拾って育て、ふたりは姉弟として暮らしていきます。
姉・キツい性格（特に弟に）。弟・元気だけどスケベでバカ。
でもほんとは力では姉は弟に敵いません。（水神だし）
やがて成長し、大人の身体になったふたりは、男女として意識し合うように
なってしまい、ある日をきっかけに関係をもつように…。

その後激しく愛を交わし合う日々を送ってたらしいのですが、
（姉「こど……も……できる……かな……」）
弟が自分の眷族の娘たちと二股を掛けたため（水神の長だから仕方ないんだけど、
でもスケベ野郎だしｗ）、結局は破局、別離。
姉は毎日水神（弟）の精を注ぎ込まれたため、
不老不死の身体に（→雪女に）なってしまっていました。
あと、弟は別れ際に姉の尻子魂を無理矢理抜いて去ったらしいです。
（しかも、1000年経っても未練たらしく持ってる）

主人公はこの姉弟とは別にいるんですが、ラストの4巻は、
1000年を越えたこの姉弟の愛憎劇と、姉の復讐劇の、決着……って感じで
終わります。（コメディタッチで）
血の繋がりはありませんが、近親間のタブーとドラマ、
エロさは一般誌にしてはなかなかでしたよ。

●魔法使いサリー
663 ：○：02/09/14 03:32
　突然ですが、『魔法使いサリー』のサリーとカブの関係が結構好きです。
　もともとは、魔法の国の王女様とその家来ですが、人間界ではきっちり姉弟していたように思います。
　魔法の国へ帰ってから五，六年後の思春期を迎えた二人がどんな関係になっているのかを妄想しつつ酒飲んでねます。

●マリオネット
916 ：名無しさん＠ピンキー：02/11/26 00:38
　少女マンガで思い出したのですが、

　これも姉弟相姦がちょこっち出てきます。ちょこっとというか、姉の存在が主人公の性格形成に大きく関わっているのですが、出番としてはほとんど無し。
　お話的には、資産家にして伯爵家の跡継ぎダニエルを巡る男女の愛と欲が錯綜するとゆー。
　事の発端は、ダニエルの美貌と資産を手に入れようとしたお姉ちゃんと継母の争いで、この戦いは女性陣二人とも死亡で決着。
　ダニエルは、この一見でその悪魔的魅力を開花させたり、金目当ての男爵（男）にレイープされたり、家庭教師のお姉様とできちゃうんだけど殺しちゃったりって、他にも兄妹相姦な悪役が出てきたりと、割と乱れまくりな感じ。
　物語の最初の頃は、心象的な表現がとても多く、いまいちストーリをつかみづらいです。御耽美系同人誌とかガロ的な感じと言えば伝わるでしょうか？
　また、ダニエルはあるシーンでは姉の死を笑いながら見ていて自ら望んで殺したような感じを持たせるのに、他のシーンでは姉の死を心底悲しんでいる（トラウマにすらなってる）という、ちょわけのわからん展開。
　何となく、深く考えずに感性だけで短編を作ったら、人気が出たので商業誌風味な続編をくっつけたという感じがしないでもない。
　後半、ダニエルが成人してからつまらなく感じて読まなくなったので、ラストは知らないです。