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 架空兵器特集時代の設定を受け継ぎます。時効系列に乱れがありますが、そこら辺は勘弁して下さい。
第三十一話 VFMA-001『ノイエ・ジールMK-Ⅱ』
インダストリアル・アイランド 第五エリア 機動兵器専用ドック

作者
「さて今回の担当者は――新入りの艦魂さんでございます。では入ってきて下さい」

??
「「失礼します!!」」

 入室してきたのは1人は黒色のショートヘアーで将官服を着て眼鏡を掛けていており左腰には日本刀、右腰にはデザートイーグルを有し、どこかの大会社に居る冷静沈着の美人秘書みたいな大人の女性の雰囲気を醸し出している艦魂と、もう1人は肩まで伸びている栗色のヘアーでどこかほのぼのとした雰囲気を醸し出していて左腰には日本刀、右腰にはコルトパイソンを有している10代半ばの艦魂である。

作者
「取り敢えずは自己紹介を」

??
「了解しました。私は『プロメテウス』型飛行型機動航空戦艦の艦魂、プロメテウスです」

??
「私は『シャングリラ』型飛行型機動航空戦艦の艦魂のシャングリラで~す」

作者
「と言う訳で第13独立機動艦隊出身の艦魂です。しかも旗艦型の2人です」

プロメテウス
「ここが私達の誕生した所ですねマスター」

作者
「マスター…って。確かに生みの親だがね」

シャングリラ
「そうですよ~。マスターはマスターですからね~」

作者
「…まぁ、これもいいな。では、始めます」



VFMA-001『ノイエ・ジールMk-Ⅱ(マーク・ツヴァイ)』――性能諸元――
全高
・76.2メートル
重量
・420トン
出力
・85500kw
推力
・2285000kg(総推力)
武装
・三十一式口部508mm中距離高出力エネルギー砲『ノイエ・ヴィント・ホーゼ』1門
・三十一式腹部780mmハイパーメガカノン『ドーベン・ドライツェーン』1門
・三十一式有線誘導型メガクローアーム『シュツゥルム・ファウスト』2基
・三十一式腕部内蔵型陽電磁粒子砲兼用超大型ビーム・サーベル『シュトゥルム・カノーネ』2門
・三十一式365mm偏向陽電磁粒子砲発射装置『バイパー・ゼロ』12基12門
・三十一式533mm大型ミサイルランチャー発射装置『シュパッツ』8基
・三十一式300mm小型ミサイルランチャー発射装置『フェークライン』24基
センサー範囲
・4万5000メートル
特殊装備
・Iフィールド発生装置
説明
 第13独立機動艦隊初のMA(モビルアーマー)で、名前に有る通りあの有名な某少佐が最後に搭乗したMA『ノイエ・ジール』の改良発展型であり本来拠点防衛用に開発されていたが今回の重巡利根先生主催の艦隊演習において貴重な戦力である機動兵器及び機動兵器搭載母艦の最強の盾となるため装甲はガンダリウムガンマ25層分(装甲に直すと1500mm相当)と言う破格の厚さを有し、さらに『オメガ・ファントム』で採用された連結式核融合炉を5基配備した事で出力85500kw、総推力2285000kgと言う最早この1機で10個艦隊を殲滅可能と言う脅威の戦闘能力を有する。
 その武装だが、口部には三十一式508mm中距離高出力エネルギー砲『ノイエ・ヴィント・ホーゼ』(ドイツ語で『新しい竜巻』)は主に中~近接戦闘時に使用され、三十一式腹部780mmハイパーメガカノン砲『ドーベン・ドライツェーン』(ドイツ語で『怒りの13』)と、腕部の三十一式有線誘導型メガクローアーム『シュトゥルム・ファウスト』(ドイツ語で『嵐の拳』)は遠距離戦闘で使用され、その腕部の中に内蔵されている三十一式腕部内蔵型陽電磁粒子砲兼用超大型ビームサーベル『シュトゥルム・カノーネ』(ドイツ語で『嵐のカノン砲』)は、飛ばした両腕に内蔵されているビーム砲でオールレンジ攻撃を可能にし、超大型ビームサーベルは戦艦をも真っ二つにするほどの大きさと切断力を持つ。三十一式365mm偏向陽電磁粒子砲発射装置『バイパー・ゼロ』(意味はそれぞれ『バイパー』はF-16の非公式の愛称、『ゼロ』は零戦から。元の意味はF-2A/Bの愛称)は発射口を曲げる事で、ビーム自体が屈折すると言う変則的な攻撃が可能で、応用としては物陰に隠れながらビーム砲を発射すると言う事も可能である。最後に、期待に内蔵されている実弾兵装として、機動兵器搭載母艦にも装備されている三十一式533mm大型ミサイルランチャー発射装置『シュパッツ』8基と三十一式300mm小型ミサイルランチャー発射装置『フェークライン』24基を備え、ビームが効かない機体にも攻撃する事が可能である。
 その圧倒的な推力と武装の代償として、あまりのGに搭乗パイロットがブラックアウトまたはレッドアウトする有様なのと、この機体を収納できる母艦が無いので困っているのが現状である。



プロメテウス
「……(ジト目を作者に向けている)」

シャングリラ
「化け物です――あの某少佐が搭乗した『ノイエ・ジール』の発展改良型なんですから」

作者
「説明にもある通り搭乗パイロットがあまりのGに大変な事になっているのが現状です。これでも緩衝のための装置を付けているのですが――恐ろしいです」

プロメテウス
「で、どうするおつもりなのですか?このままでは無用の長物ですよ」

作者
「……こうなったらあの人を呼ぶしかないな」

シャングリラ
「あの人って誰なのですか~?」

作者
「君達が生まれるずっと前からいるパイロットだ。そいつは腕はピカイチだが、性格がね…ちょっと手に負えない性格だがそれさえ除けば第13独立機動艦隊最強のパイロットだ」

プロメテウス
「では、その人物は今呼べる状態なのですか?」

作者
「呼べない事は無いが――ヘタしたら俺でさえ手に負えない奴だからな。ちなみにそいつは女性だ、しかも世の男性を全員魅了する程の美貌を持っている」

シャングリラ
「わぁ~凄過ぎる女性ですね…なんで、そんな女性が?」

作者
「…お、俺の口からはとってもでは無いが言えないんだよ……あの出来事のせいでな」

プロメテウス
「マ、マスター!気を確かに!」

シャングリラ
「衛生兵!マスターを医療室に!」

~~10分後~~

プロメテウス
「マスターは気絶したのだそうが…マスターを気絶させるほどの女性って……」

シャングリラ
「と、とにかく次回予告をしないと、ね?」

プロメテウス
「そうですね。マスターからの情報によると次回は機動兵器だそうです」

シャングリラ
「では、次回もよろしくです」
 ご意見・ご感想をよろしくお願いします。


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