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【ゴルフ】

松山 130位発進 3年連続予選落ちピンチ

2013年1月12日 紙面から

◇ソニーオープン <第1R>

 ▽10日、米ハワイ州ホノルル・ワイアラエCC(7044ヤード、パー70)▽晴れ、気温25度、弱風▽賞金総額560万ドル、優勝99万ドル▽144選手(うちアマ2人)

 【ホノルル(米ハワイ州)テッド・ムース】アマチュアの松山英樹(20)=東北福祉大3年=が今季初戦でつまずいた。4バーディー、2ボギー、3ダブルボギーとたたき、74の4オーバー。日没サスペンデッドでホールアウトできなかった3人を含めて暫定130位と、3年連続予選落ちのピンチに陥った。池田勇太(27)=日清食品=は69で回り、同45位。谷原秀人(34)はイーブンパーで同71位、今田竜二(36)は72で同109位と出遅れた。

 またも南国での初戦で苦しんだ。過去2年連続で予選落ちを喫している大会で、松山が4オーバーと大きく出遅れ。「練習は良かったのに試合になったら、という去年と同じパターン。ダメですね。下手ですね」。今季初戦の初日につまずき、日本最強アマは肩を落とした。

 悪い流れを引きずった。出だしの10番で2メートルに寄せたが、バーディーパットを決められず。チャンスを逃し、15番ではティーショットを曲げてダブルボギーをたたいた。後半も1番でティーショットをOBとし、7番パー3もショットが曲がって3オンのダブルボギー。「1番でまたか…と思ってしまった。メンタルが弱い」と唇をかむ。

 昨年12月24日のクリスマスイブに日本を出発。正月もハワイで過ごし、精力的に調整を続けてきた。「出る試合はすべて優勝を狙います」。勝てば4月のマスターズの出場権を獲得。“逆転切符”を真剣に狙っていたが、「練習が良かったので自分に期待し過ぎた。空回りした」と振り返る。

 予選カットラインは70位。優勝どころか決勝ラウンド進出も危ういが、「あすの目標は6アンダー。ボギーなしで回ればいける」。ラウンド後は練習場に直行し、スイングをチェック。“三度目の正直”を目指し、最後まであがき抜く。

 

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