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【プロ野球】

藤浪は思わぬ苦戦体験 合気道にタジタジ

2013年1月12日 紙面から

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高=が11日、鳴尾浜球場での新人合同自主トレ2日目で、思わぬ苦戦体験をした。この日の講師の1人は今年から入団した渡辺富夫副寮長。合気道の師範だった経験があり、その指導の下、予想外の合気道のトレーニングを行ったのだ。

 「今は基本だけど、難しい。なので、しっかり野球につなげていきたいけど、自分に合っているか合っていないかを判断したい」

 甲子園春夏連覇のエリート右腕にも、初体験の合気道はさすがに難しかったそうだ。前日はいきなりブルペンに入り、捕手を立たせたままでも30球を投げた。この日はランニングなど体力強化に費やした。順調にステップを踏む優等生ルーキーも、合気道には戸惑った。これもプロならではのさまざまな体験。トレーニングコーチなどから指摘された小さすぎる声も張っていて「それはできていると思います」と、強く意識していることを口にした。また、苦手なフィールディングの改善のため、新たにこれまでより軽いグラブを新調したことも明かした。

 「プロはメッシュが使えるので、軽いものにしました。ステップの切り替えとかうまい方じゃないし、基本プラス捕ってから速く投げるためにもハンドワークをよくしようと思って。ただ投げるだけじゃ足で攻められますから」。戸惑いは当然でも、なじむために小さなことから確実に取り組む。 (中山隆志)

 

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