蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】大谷、二刀流で始動 栗山監督「打者としてはすぐ使えそう」2013年1月12日 紙面から
前代未聞の二刀流ルーキーが、未知の挑戦に向かって一歩を踏み出した。日本ハムは11日、千葉県鎌ケ谷市のファイターズスタジアムで、新人合同自主トレを開始。ファン250人、報道陣100人と注目を集めるなか、ドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=は初日からさっそく、投手陣と野手陣の間を渡り歩くと「楽しかった。ホントに(二刀流で)できるのかなと思うこともあったけど、信頼してやっていく」と息を弾ませた。 新人7人そろって約1時間かけてランニング、ストレッチ、ウオーミングアップで体をならしたが、その後は大谷だけが独自の動きを見せた。球場で投手陣4人と一緒にキャッチボールなどをしたあと、室内練習場に移ってからは他の投手から離れた。投手陣がノックを受けている間に、野手陣2人と共にトス打撃で125球打ち、ゴロ捕球を29球受けた。 午後のスタッフ会議では、二刀流の育成方法について具体的な決定事項はなかったが、中垣2軍トレーニングコーチは「投手10と打者10で20練習する、という考えはない。筋力や身のこなしなど、投打どちらにも必要なものを確実にする。高卒投手は慎重に考え、自主トレの最後までブルペンに入れないのが毎年の流れ」と説明。投手・大谷はまずブルペン入りを封印し、技術より体づくりを優先して、じっくり育てる方針だ。 一方、打者・大谷は別だ。「打者としてはすぐにも使えそう。もしかしたら開幕戦で、なんてことも」と栗山英樹監督(51)は色気も。大谷も「(打者として)必要と言われれば喜んで。それから投手でも1軍レベルになれるよう練習すればいい」と、打者でのデビューも歓迎していた。 (竹村和佳子) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|