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2012年12月28日 11:06

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<業績&株価分析>

  アニメ大手の東映アニメーション <4816> (JQS)に注目したい。株価は年初来高値更新後に上げ一服の展開だが、今期(13年3月期)業績に2度目の上振れの可能性があり、思惑で上値追いの展開も期待されるだろう。

  今期連結業績見通しは、売上高が前期比15.2%減の280億円、営業利益が同35.5%減の32億円、経常利益が同34.1%減の35億円、純利益が同30.3%減の22億円としている。前期に好調だった商品販売事業の反動減が主因の模様だ。ただし、4月に開始した「聖闘士星矢ギャラクシーカードバトル」などソーシャルゲーム事業が想定以上に好調な模様であり、通期予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率も売上高が51.7%、営業利益が52.9%、経常利益が54.6%、純利益が55.3%と高水準である。下期公開の劇場作品「映画スマイルプリキュア!」や「ワンピース」も考慮すれば、2度目の上方修正の可能性が高いだろう。

  自己株式取得(取得株式総数の上限25万株、取得価額総額の上限5億円、取得期間12年10月30日~13年1月29日)については、12月17日時点で累計取得株式総数が24万5500株、取得価額総額が4億9988万5000円となり終了した。

  株価の動きを見ると、自己株式取得発表なども好感して11月28日に年初来高値となる2130円まで上昇した後、上げ一服の展開となった。利益確定売りが優勢になった形で、足元は概ね2000円台前半で推移している。12月27日の終値2041円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS158円41銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2385円10銭で算出)は0.9倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線を割り込んで短期調整局面のようだ。ただし週足チャートで見ると、13週移動平均線が接近して反発の兆しを見せている。利益確定売りが一巡した可能性があるだろう。今期業績見通しに2度目の上振れの可能性があるだけに、思惑で上値追いの展開も期待されるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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