産経関西（産経新聞大阪本社情報サイト）

　大阪市交通局が２０１１年７月、「御堂筋線梅田・なんば・天王寺駅「駅ナカ」事業」の運営管理者として選定した、南海電鉄グループの南海商事（大阪市中央区）と東急不動産（東京都渋谷区）は、今春の天王寺駅を皮切りに、２０１３年秋のなんば駅、２０１４年春の梅田駅と、大阪市営地下鉄御堂筋線の３大ターミナルに、駅ナカ商業施設を順次開業していく。このほど、３社局（大阪市交通局、南海商事、東急不動産）は、同駅ナカ商業施設の名称を、「ｅｋｉｍｏ（エキモ）」に決定した。また、あわせて、第一弾開業となる「ｅｋｉｍｏ（エキモ）天王寺」の全１１店舗を発表し、開業日を４月１８日に決定したと発表した。

　施設名称の「ｅｋｉｍｏ」には、これからは「駅も街の魅力をサポートする」「駅も街の機能や利便性をサポートする」「駅も街の情報発信をサポートする」、“街のサポートステーション”という開発への想いを込めたほか、それぞれの駅の個性に合わせた“＋α”を提案するという、「もっと」「ｍｏｒｅ」の意味も持たせている。花をイメージさせる「ｅｋｉｍｏ」のロゴマークは、キャッチフレーズ「駅ナカから、咲かそう。」を表し、大阪を元気に、毎日に花が咲く提案をしていく、という意味を込めている。