オーディオコメンタリーをテキスト化しました
まだ完成してませんしテスト中ですので内容その他保証は出来ません・・・
下記の読みたい話題をクリックすればそこまで飛びます。時間はブルーレイディスク
【Time:00:02:20】
藤野さんとオーケストラ【Time:00:09:21】
天空のカナリアのフライング【Time:00:16:05】
Tears' Nightについて【Time:00:18:20】
藤野さんのMCとオーケストラ陣の感想【Time:00:24:41】
undercoverと表情づけ【Time:00:27:12】
ファーストカレンダーについて【Time:00:31:28】
テルミドールについて【Time:00:36:57】
自叙伝「深愛」について【Time:00:50:00】
MARIA&JOKERについて【Time:00:51:15】
浜松町とパイレーツ号【Time:00:57:05】
Justice to Believeの殺陣(たて)【Time:01:06:12】
トム君が可愛い【全文】水樹「皆さんこんにちは~。ライブグレイスのオーディオコメンタリー始まります~。ということで水樹奈々です~。そして」
三嶋「ごめんなさい、区切りにしゃべっちゃいましたね。こんにちはキングレコードの三嶋です」
水樹「と言う事でいつもの二人でお届けしたいと思います」
三嶋「え~初めて買う人もいるかもわからないですけど水樹奈々のライブDVD・BDを、これ好評って事でいいんですかね?このメンバーで」
水樹「一応そういう事になっていると思いますけど…(笑)。いろんな案を考えるんですよね、オーディオコメンタリーの時期がやってくるとまた今回も三嶋さんと二人でお届けする?それとも誰かゲストをね、
お招きしてやってみようか?とか色んなパターんを考えるけど結果最後はね」
三嶋「色んな案は出るんだけど最終的には二人でやって下さいと、厳しい厳しいうちの映像監督の方がですね…そんな事はないですか?」
水樹「そんな事ない(笑)」
三嶋「皆さんからもうそろそろ違うメンバー入れた方がいいんじゃないかって意見どうなんですかね?好評なんですか?」
水樹「だと…思われたので…」
三嶋「今やっています」
水樹「でも
レコーディングから曲の生まれる経緯だったりとか知ってるのはやっぱりこの二人しか居ないじゃないですか」
三嶋「まぁね、一番最初からね」
水樹「やっぱりそのライブだとライブチームで、そのライブになるぞ。ライブモードに切り替わってから参戦してくるスタッフさんもいたり、特にチェリーボーイズとかも。曲によっては演奏もしてくれたりはするんですけど。
ライブから作り上げていくっていうメンバーもいるので」
三嶋「まぁじゃいいのか!」
水樹「いいんじゃないですか(笑)」
三嶋「じゃ元気いっぱい、オーディオコメンタリー」
水樹「宜しくお願いします。でもこのキーもね合わせてチューニングしてる所とかの画から始まるライブで、本当に今までにないから、すごく独特な雰囲気」
三嶋「これ新鮮ですね」
水樹「最初言われたんですよね。
打ち合わせの時に指揮者の藤野さんから通常のライブだと、コンサートだと厳かな雰囲気でザーっと皆さん入ってきて、コンサートマスターの方から音を出してもらって、そのきっかけで色んなセクションが音を合わせていく」
三嶋「チューニングしていく」
水樹「
作業、そこから見せますか?それとも裏でチューニング終えた状態で板づいてて幕を開けますか?どうしますか?色んな演出が取れますよって言われた時にあえてやっぱりオーケストラに触れた事がないって方もね」
三嶋「初めてね、こういう…」
水樹「
生で見るっていう方も沢山いらっしゃるので。やっぱりリアルにね全部。どういう所から音が作られていくのか、見てもらいたいっていう所で今回こういう形を取ったんですけど。私もね、こういうの見るの初めてで
オーケストラすごく小さい頃から好きで」
三嶋「これ念願のライブもいいとこだよね」
水樹「
念願よー!だって本当に某ゲームのサントラのオーケストラが演奏したバージョンを初めて自分のお小遣いで買ったわけ。もうそれで感動して。ゲームのピコピコ音も好きなんだけど。同じ音でも演奏する楽器が違うだけでこんなに奥行が出て素晴らしく広がるんだなって
それからいつかオーケストラとの共演出来るといいなってずっと願い続けてて。まずはレコーディングという形でね。クラシックロックみたいな事が実現したりだとか、今度は生のステージでそれが共演出来たら実現出来たらいいなーっていう。本当に夢の形で、しかもこの人数」
三嶋「ねー。大変ですよこれ。こんだけの人数が集まって」
水樹「90人?」
三嶋「
90人越え。これはすごい。まずこれ準備するのにね、全員が集まってせーので練習しましょう、リハーサルしましょうってのがこれもう大変」
水樹「そう!こんだけの方が集まって出来るスケジュールがない」
三嶋「ぶっちゃけ二日だよね」
水樹「そう!本当に
二日間しかリハーサルやってないんです。後は個人レッスンでそれぞれ皆さん譜面を頂いてるので各自イメージトレーニングをして本番の直前の音合わせであともう本番に挑むと言う事で」
三嶋「だからいつもより練習量っていうよりは、ちょっと違う気持ちで始まったんじゃない奈々ちゃん的には。いつものライブとどう違った?」
水樹「全然違ったし、
すごい緊張感なんだけど不思議と今までで一番リラックスしてるの」
三嶋「ああそう!」
水樹「これが謎なんですよ!」
三嶋「なんだろうね!来ました」(天空のカナリア開始)
水樹「はい、これはね。
いつも「行くぜ!」って言うんだけどこれはちょっと厳かに始めようと思って「行くよ横浜」って言ったの」
三嶋「これはすごいんじゃない、オーケストラとこれ。でもみんなも最初始まってどうしていいか多分わからなかったと思うんだよね」
水樹「
事前にねブログでも、みんな多分初めての経験だしオーケストラライブだからちょっと構えて来ちゃったりとか、いつもより抑えて行かなきゃいけないじゃないかって考えてらっしゃる人もいると思うけど、いや!ここは水樹奈々のライブなのでいつもの水樹奈々ライブにオーケストラが合体したらどうなるっていう、あの化学変化を観たいっていうところがあるから思いっきりいつも通り来てくだいって事をブログだったりラジオとかで言ってたものの、本人が一番どうなるか分からなくて」
三嶋「みんな会場に何着て行ったらいいんだろうかって始まってるからね」
水樹「普通にTシャツで行っていいんですか?とか正装して行かないといけないんですか?サイリウム振っていいんですか?とか色んなね問い合わせがラジオとかブログとかのコメントに寄せられてて、いやもういつも通り行こうよって言って。だけどね初めてのライブのリハーサルをホールでやったんですよ。結局その90人を越える方々が入るスタジオがない。もうホールのステージ上でやりましょうという形になって初日。もうね、私場違いだと思ったもん本当に」
三嶋「なんでなんで?」
水樹「なんかね、足音すらたてちゃいけないんじゃないかって。いつものリハーサルスタジオの感じじゃなくて、ダンス曲とか無いからジャージでは行かなかったんですけど。ジャージなんか着て行ったらすごい大変な事になってたと思って(笑)なんか本当に私もいつもよりは綺麗めな格好をして」
三嶋「
奈々ちゃんいつもレコーディングとかさ、曲調に合わせて結構服も変えるし」
水樹「変えるの!入り込むために」
三嶋「環境環境でね」
水樹「そうそう、だからやっぱり今回オーケストラということでそれを意識したね服装でリハーサルに行ったんですけど、なんかもう本当にピリーっとしてる空気感で」
三嶋「多分、
後から思った事なんだけど、皆さんそれぞれが緊張されてたと思うんですよ。多分経験ある方もあると思うし、藤野さんなんてよくねアーティストさんとコラボレーションされてて、そういうお話を経ていまここに辿り着いたわけなんだけど、でも藤野さんのキャラクターが大きかったよね。やっぱりリハーサルから含めて、なんだろうな、たった二回だけれども濃密じゃないですか。奈々ちゃんの事すごい分かっててくれてたし」
水樹「
そうなんです、打ち合わせで一度お会いして。二回のリハーサル。で本番に二回。計五回しかお会いしてないのに、全くそう思えないと言うか、もっと長い時間そばに居たんじゃないかなってぐらい私の事を瞬時に掴んで下さって」
三嶋「やっぱりスタッフ的にもポップスと声優アニメ界でずっとやってきた我々スタッフもやっぱりクラシックの世界。しかも指揮者の方と最初お会いするとき、どないしたらいいやろと」
水樹「すごい緊張。「なんだね君たち」って言われたらどうしよう~と思って」
三嶋「「だいたいクラシックは」って言われると思ってるから」
水樹「怒られる所から始まると思って、すごい下向いてきゅ~んとちっちゃくなってて」
三嶋「所がですよ」
水樹「全然違いました」
三嶋「すごかった」
【
天空のカナリアのフライング】
水樹「藤野さんの事はあとでたっぷり話すとして、
もう天空のカナリアが終わっちゃったんですけど、あれねすごい高い所から出てきてめちゃくちゃね緊張したんだけど私はすごい気持ちよくて」(ティアナイ開始)
三嶋「飛ぶことに関しては水樹奈々と言えばね、何度飛んだかわかんないくらい。ファイターからね」
水樹「そう、始まって。
今までの中で一番高い。水樹史上さいたか、さいこうの高さから登場で。横浜アリーナの天井スレスレの所から普段照明さんだったり色んな演出の方が、職人さんとかが上がるような」
三嶋「いわゆるキャットウォークって言われる」
水樹「
地下足袋みたいなの穿いて危なくないようにして移動している所をものすごい高いヒールで私は歩き、そしてそこからバンジージャンプの要領で飛び降りるっていう。もう強烈な、もうびっくりよ。だって手すりが無くなってて。「どうぞ!」って言われる」
三嶋「穴が空いてるんだもんね、今回初めて飛ぶ所にいったんですよ一緒に」
水樹「
これは同じ目線で見てもらわないとってオーディオコメンタリーに備えないといけないと思ったわけですよ。だから三嶋さんには見てもらわなきゃって思って。そしたらいきなり手すりが無くなったキャットウォークの所から飛び込み板みたいに、ベニア板みたいなのが出てて」
三嶋「本当にそうだった」
水樹「
そこから「どうぞ」。さすがの私もうわぁって思ったんだけど、一回飛んじゃえば慣れちゃうんだよね。全然平気だなーって思って」
三嶋「ああそう。やっぱりね男性はダメだと思うよ。俺だけかな?もうねまともに立ってられなかった。別に飛ぶわけでも何でもないのに」
水樹「戦場カメラマンと呼ばれる私のライブをいつも撮ってくれてる、色んな所から撮っててもわりと平気な人なのに、「いやちょっと」って言ってて足が竦むって」
三嶋「半端ない高さだったもん」
水樹「そう。すごかったね」
三嶋「すごかったもん、だからずっと手すりに掴まって」
水樹「だって三嶋さん立てなかったもんね。ずっと座り込んでて」
三嶋「そろりそろりとこう…」
水樹「女の子の方が意外と高い所は強いのかも」
三嶋「なのかねー。もうヘソから下がおかしいんだと思う。あまりの怖さに」
水樹「最初はなったよ!ゾーって。私さすがにちょっと震えるなって思って。だけどね気持ちよかったよ。本当に天空のカナリアだー」
三嶋「だけどお客さんが入ってからの光景ってまた違うじゃない。リハーサルで飛ぶ時と」
水樹「なんかね
こう空に浮いてるみたい。みんなのサイリウムが綺麗でね。何もない所だと痛そうだなーって思って。これ落ちたらすごい痛いだろうなって」
三嶋「痛いどころじゃない(笑)」
水樹「
色々考えちゃうけど、みんなが振ってくれてる光景もう本当に綺麗で海の中に浮かんでいるような宇宙に漂っているような」
三嶋「多分ね、今までの飛び方とまた違うじゃない。ファイターはまっすぐ飛んだり、上にそのまま上がったりの飛び方だったんだけど」
水樹「
アカデミーだと横にねスライドしたりとか、上からって登場は初めてだったから。あのねすごく楽しかったですよ」
三嶋「一万数千人が下にいて、尚且つ百人近いね」
水樹「
やっぱり吊られた状態で歌うのはいつも以上に声量も必要だし、筋肉がないと支えられなくて声が出ないから地面に足が付いてるってどんだけ大事なんだろうって思う」
三嶋「ファイターの時も言ったかもわかんないですけど、あの水樹奈々ってさ、超人じゃないですか。みんな簡単にこれ奈々ちゃんだからこれやれてると思うじゃないですか。で一応スタッフとして水樹奈々のプロデューサーとしてね。アーティストがどういう環境に置かれるか三嶋さんも経験して下さいって言われてハーネス付けて一回。痛かった。予想以上に食い込んできます」
水樹「そうそうそうそう」
三嶋「一度吊られてみました。まぁ怖いね」
水樹「怖いし、どこに自分の重心を持って行っていいかわからないでしょ」
三嶋「でね、永遠にこのままじゃないかってそんな感じになっちゃう」
水樹「足が浮いてるっていうのは本当にいつもやっぱり地面の大きさ、ありがたさ、何もしゃべる一言もやっぱり大地からのエネルギーをもらってやってるくらい」
三嶋「大きいよ本当に」
水樹「自分の筋肉だけってどんだけ脆いんだろうって思ったもん」
三嶋「本当にそうだね。だからあの怪鳥とかはすごいですよね空で」
水樹「怪鳥は別に飛んでない、あれ絵でしょ」
三嶋「あれ絵なんだ。ああ自分で言っちゃった」
水樹「あれは怪鳥じゃないのナネットさんです。そうナゲットさんでもないですからね、揚がってない」
三嶋「大体こうねスタッフを信用してるんですよいつもね、すごく信用してるんですけどああやって上げられた時はまさか君らずっとこのままにしておくわけじゃないだろうね、みたいなってくらい不安になるね」
水樹「(笑)」
三嶋「みんなこれすごい事なんですよ、奈々ちゃんだから飛ぶよね。みたいな感じは皆さんここは悔い改めよう。怖いぞ」
水樹「だってね、
オーケストラライブだからと言ってしゃなりしゃなりとね。下手から登場して一礼して始めるっていう普通の事はやりたくなかったんです。やっぱり「やっぱ水樹奈々だ」っていう」
三嶋「藤野さんいますごい。上げてました一緒に、タクトと一緒に」
水樹「「
やっぱ水樹だからやるよね」っていうみんなにきっと呆れられるだろうな笑われるだろうなって思ったけどそれぐらい何かいつもなスタイルでやりたくて。でそのフライングで登場することによってみんなにもサプライズにもちろんなるけど、それと同時に「あ、いつものライブなんだ。いつものライブと同じように思いっきり行っていいんだ」って思ってもらえるかなって、言葉を発しなくてもそれを見ただけできっと心が繋がると思っての」
三嶋「なるほどね」
水樹「それの演出だったの」
三嶋「多分一番最初の始まり方がいわゆるこういうシンフォニックライブのオーケストラが始める本当にオーソドックスなやり方でチューニングも見てもらって、コンサートマスターの室屋さんが入ってきてというような流れがあって、まさか!みたいな、ね、サプライズが」
水樹「そうそうそう」
三嶋「さぁ、Tears' Nightが終わりましたが全く触れずにTears' Nightが」
水樹「そう、ごめんなさい、なんか色々なんかあれもこれもって言いたくなっちゃって。そうTears' Nightもね、その最初何の曲が始まるんだろうっていうようなオーケストラバージョンのこうウルトライントロみたいなのを付けてもらって」
三嶋「まぁでもねぇ、ホントに
冬のライブと言えばやっぱTears' Nightってなんだろうねあの空気感といい、なんかやっぱ外せない曲にもうなってきたというか、もともとね冬の曲だとイメージがファンの方あると思うんですけど、本当にこのGRACEではホントね、客席で見てて」
水樹「もうこの時点で泣きそうだったもん」
三嶋「泣きそうだよね」
水樹「Tears' Nightもうね、細胞にね、音がね染みていくのよ、なんか。もう」
三嶋「もう泣きそうですもんね、思い出して」
水樹「そうそう、なんかねブワーってなんかね、もう鳥肌がずっと止まらなくて毛穴からなんか全部なんか音が出てる感じ」
三嶋「すごいですねこれ、もう一冊本かけるね」
水樹「(笑)なんか全部がね、ガー!って開いた感じで、バーって!なんかね擬音語ばっかりでごめんなさい」
三嶋「バー!しか言ってないですけど」
水樹「ホントそうなの、なんかね」
三嶋「Tears' Nightはイントロといい、間奏といいね、あの…ズルい」
水樹「そうなんですよね」
三嶋「グッときちゃうんだよね。こういうライブとかでホントにグッとくる曲だから、あのこれからもね。冬が来るぞみたいな(笑)」
水樹「で憧れだったのそのTears' Nightを生のオーケストラでやるっていうことが」
三嶋「なんかある意味、あの
自分のCDというか楽曲の中でもその沢山こういうね、あのストリングスを取り入れたというのがTears' Nightが結構始まりに近い曲じゃないですか」
水樹「そう、そうなんです」
三嶋「
ここからやっぱり水樹奈々のね、違う局面を見せられた曲でもあるんで、ホントにそれをね、オーケストラライブで出来たのはすごいね、感動したなぁ」
水樹「すごく大きかったです。…そして藤野さん素敵な笑顔~」
三嶋「ものっすごい笑ってます。さぁこっから」
水樹「熱いMCが(笑)」
三嶋「インタビューがこれね。さ、ここはちょっと皆さん静かに聞いてみましょう」
水樹「そうあのオーケストラのスコアを見ただけでもワーって感激した」
三嶋「特別講義みたいな(笑)」
水樹「そうそうそうそう(笑)」
三嶋「もう鷲掴みだよねみんなの気持ちをね、ホントに」
水樹「そうなんです。ホントにそう」
三嶋「おー!?」
水樹「何が始まるのかと思ったのこの時。えー!って思ってなんかこう一言頂くつもりで行ったらなんか」
三嶋「そう喋ってもらうのも、振っていいですか?って藤野さんに言って」
水樹「「あ~でも僕そんな喋れないからどうしようかな~」なんて言ってたら、アレ?」
三嶋「どういう会なのこれ(笑)」
三嶋「面白いな、ちゃんと三段用意してるんだよね」
水樹「ホント話し家さんみたいな感じの」
三嶋「おー!?」
水樹「もうホントずっとドキドキしてた」
三嶋「これ色々とヤバイな」
水樹「大丈夫ですかこれ」
三嶋「うん、うん」
三嶋「本当に送ってきたからね藤野さん」
水樹「びっくりしちゃった。本当に。しかもエアーメールで届いたんだよ。かっこいいと思って」
三嶋「すごいねー」
水樹「いやー嬉しい、なかなかやっぱりあの短い時間だったし、あのリハーサル終わった後も細かいね、打ち合わせもあったりしてたから、ゆっくりお話させて頂く機会がなくて藤野さんと、だからこういうね、まさか言葉を頂けるって思ってなかったから、すごいビックリしちゃった」
三嶋「でもやっぱりあのMCでオーケストラの皆さんも結構なんていうんですかね緊張を打ち解けたというか、みんなが一緒になったよね」
水樹「すっごいね、笑顔でね皆さん見守って下さって。最初はやっぱりどうだろうどうだろう?ってお互いにね、こうちょっと伺いつつという感じだったんだけど、だって初日のステージ終わった後、皆さん興奮して眠れなかったって(笑)「いやー昨日眠れなくてさぁー!」って言ってる人達がすごい多くて。またやろうねって」
三嶋「それホントみんなに言われた」
水樹「そう。それがすごい嬉しかった」
三嶋「次いつですか?みたいな」
三嶋「それくらいみんななんか、あのずっとね、
クラシックの世界でやられてホントにやっぱり衝撃的だったんだって色々な事が。当然そのファンの盛り上がり方もそうだし、こう曲の表現の仕方とか。うん。すごい衝撃受けたよって人が沢山いて。もう一回やりたいやりたいって言う」
水樹「ねー。最初は、あのね、ホントうち体育会系ライブであの全員一体型っていうのを全員参加型って言うのをテーマにやってるので、めっちゃみんな声出して思いっきり飛んだりとか、アクション多めに強めに来ますけど皆さん大丈夫でしょうか?って言って」
三嶋「そうね」
水樹「最初は本当こう、恐る恐るお伺いをたててみようと感じだったりしたんですけど。だって
普通のクラシックのコンサートってみんな着席状態でシーンてした中でね聴くわけじゃないですか。その中でプレーされるのに、今回はいろんな所でその私が飛んで出てくるわ、みんなも飛んでくれて、さらに光の海がこう綺麗に輝いてて、なんかあのもし演奏でなんか邪魔になったりとかすることあったらどうしようとか、すごく思ってたんだけど、みんな全然楽しんで下さって」
三嶋「そうね、多分次もう一回やるって言っても絶対来てくれると思うね」
水樹「そう…最初はホントドキドキだったんだー」
三嶋「そんな中undercover」
水樹「これもライブでは初の」
三嶋「そうだね」
水樹「初披露の歌で」
三嶋「初めてのストリングスでオーケストラバージョンで」
水樹「とくにこの曲もね、ストリングスが印象的に使われている曲で、めっちゃかっこよくなったなー!と、よりアダルティな雰囲気に」
三嶋「まぁ歌ってる時の奈々ちゃんがこれがまたね大人っぽいんだよねー」
水樹「ねぇ、まぁお誕生日を迎えた直後で」
三嶋「そうだね、もうかれこれ…」
水樹「え!?なんですか!?かれこれ、いや」
三嶋「少女のね」
水樹「そうそうそうそう」
三嶋「少女のそろそろをね」
水樹「こうね」
三嶋「後ろの方の」
水樹「後ろの方って言ったー。女の人はずっと少女なんですよ」
三嶋「そうですよね、心が少女であればいつまでも乙女で少女で、ね。そんな話をするんでした?オーディオコメンタリーって」
水樹「違いますよ。でも
やっぱり曲によって色んな表情を出せるように、なって行きたいなって自分の中では思っていて。こういう大人の曲もねそろそろこうちゃんと表現出来るようになっていきたいなって」
三嶋「undercoverはね、好きだって言う女の子多いね。スタッフもそうだし。この曲好きだって言う女の子多いね」
水樹「すごい切ない」
三嶋「切ない」
水樹「誰もがきっと、なんていうんだろう同じようなシチュエーションになったら抱いてしまうであろう感情。女の子なら多分わかると思うんだけど」
三嶋「結構明るい曲をね、
斎藤真也作曲じゃないですか。いつも明るい曲をね、よく提供してもらってるんだけど。ホントにこのundercoverっていうのはもう、彼でも本当に新しい。奈々ちゃんに提供してもらった曲では本当にすごい新境地だったと思うし」
水樹「でまたこの藤林さんの詞が」
三嶋「切ないですよ大人の」
水樹「なんか
打ち合わせをした時にどういう感じにしますか?って言われて等身大の設定で、こう社内恋愛じゃないけど」
三嶋「ちょっとドロドロ気味」
水樹「
ちょっとドロっとした感じの雰囲気の、でちょっと失恋してるような傷心してる女心をうたってる歌詞にしたいですっていう話をしたら」
三嶋「やっぱり女性がね、共感できる詞も」
水樹「できますねーうん。でも、すごいある意味サスペンスな歌詞ではありますけどね」
三嶋「そうねー。狂気の手前のぐらいのね」
水樹「そうそうそうそうそう。なんだけど、恋愛ってね、色々ありますからねーってその
undercoverの後にガラッっと違うファーストカレンダーって言うのが」
三嶋「
これはごめんなさい皆さん、割と狙ってます。ね、ドロドロの後に」
水樹「そう、でも、どれも女の子の顔なんですよ、どれも持ってる顔なんですよ」
三嶋「そうやねー」
水樹「そう、undercoverの時もあればファーストカレンダーの時もあるんですよ、こういうもうピュアでキューンって可愛い」
三嶋「カレンダー買いに行っちゃうんだもんね、だってね」
水樹「そうだよ!記念日書き込んじゃうんだから、いいねー!」
三嶋「いいねー!もうこれ聴くともう恋したくなるね」
水樹「何がしたくなるのよー!えー!いいじゃないですか!ラブラブ新婚さん」
三嶋「それはちょっと、個人情報はやめて頂きたいとこなんですけどね、ええ順調にね、いいお仕事出来るように。いい家庭を築けない男にいいお仕事は出来ないって」
水樹「そうですね」
三嶋「今まぁまぁいいこと言ったな。と言うことでまー、これはキュンキュンしちゃいますね」
水樹「またこの淳平さんの乙女モード全開な感じで、すごく素敵な曲ですけれども」
三嶋「
ファーストカレンダーはなんかね、こう歳を取れば取る程ね、くるんですよね男性的に行くと」
水樹「ほー」
三嶋「FORMULAでやった時とまたなんかね、ホントキュンとするね」
水樹「あ、でもそれは私もありますね。
あの時は本当に子供の気持ちって言うと変な表現ですけど、その歌詞の表の意味しか多分私は捉えられてなかったって思ったの」
三嶋「なるほど」
水樹「そうじゃない所。だからこう
年齢を重ねる毎に改めてこのフラッシュな気持ちって言うか、なんかそれに触れる事でよりその大切が分かってより愛おしくなるというか」
三嶋「そうかもしれない」
水樹「
大事にしたいって思うわけで」
三嶋「人って一年二年経つとその間色々あるじゃないですか、あの叶っても叶わなくてもいろんな恋するじゃないですか、なんかね歌詞一個一個が…ね」
水樹「そう、
沁みる感じ。なんかこう一見、すごくなんていうんでしょうね、あの学生時代の恋を描いているような、あ!なんか子供の、若い恋だなって思ってたの最初は。だけど違ったって思って。これは色んな事を経てある程度大人になった所で感じる恋なんだって思っての。やっと分かったのこの意味が、あぁ表の意味しか分かってなかったんだ私って思ってこのステージに立った時にやっと分かって、楽しくてしょうがないっていう今。この乗り方、そうだからこのオーケストラライブでなんかね曲、今まで歌ってた曲の違ったね、一面に触れられたんですよ」
三嶋「なるほどね、歌詞にしても」
水樹「だし、
歌い方にしても、あとそのメロディラインにしても、「あ!こんな風になるんだこの曲!」とか。「あ、私別角度から見れてなかったこれ」とかなんかねもっともっと好きになったというか曲の事を、すごくね充実した時間」
三嶋「でも今ね、
こうundercoverとファーストカレンダー見てたら、こう奈々ちゃんの歌ってる顔がundercoverだったらundercoverのその女性のね、あの大人っぽい表情で、ファーストカレンダーは少女みたいな表情の表情の付け方がすごいね、今冷静に。ずっと見てたら。すごいね、それすごい感じたね」
水樹「あんまりこう褒められ慣れていないので」
三嶋「まぁあの若干褒めるコーナーもありでオーディオコメンタリーは、こっからですよ色々。落としたり太鼓の話していくのは」
水樹「太鼓はないもん今日」
三嶋「太鼓はないか今日はね、いつも太鼓祭りの」
水樹「三嶋さんなかなか褒めてくれないんですよ、ここだけの話言っておきますけど」
三嶋「そんな事ないですよー」
水樹「ホントよー!全然褒めてくれないんで」
三嶋「お奈々グッジョブ!って何回言ったか、そんな事ないですよ」
水樹「ていう事で、そうなんかね、そ
の私もその別にこう演じるっていう気持ちでいるわけじゃないんだけど、自然と曲が流れてくるとそこの中に入って言って、でどれも私の顔なんですよ。だから、私の中の色んな例えば引き出しが10個くらいあったとしたらそのまずナンバー5のあのこれは表情だなって言うのがバン!って出てきてファイブ!のモードになってたり、今セブンだなっていったらセブン!のモードになってたり」
三嶋「ヒーローみたいですねそれは」
水樹「なんかこう分かりやすく言うとそういう事なの、だから全部自分の中にある、こういう一面が」
三嶋「でもやっぱこれ経験だね色々」
水樹「だと思いますよ」
三嶋「
場数だね、やっぱりこの表情の付け方がこのコーナー特にすごいね、うん」
水樹「
特にそのundercoverとテルミドールって大人っぽいけど、でも厳密に言うとこの二つも違うわけですよ。これもねちょっと愛に彷徨ってる女の人の歌なんですけど、undercoverよりもっともっと濃密なんです、もっと深い所にある曲で。だからこれを18歳の時に歌ってたんだと思うとやっぱりすごく背伸びしてたんだなって思うんだけど」
三嶋「初めて見たときに水樹奈々を見たとき歌ってた曲ですからね」
水樹「好きだったのこの曲。す
ごい好きで私には早いと思ってたけど、あー歌いたいな!って思って」
三嶋「
だから今こうやってねライブでテルミドールが出来て、俺もずっと好きで。その初めて奈々ちゃんを見た時から、すごい曲だなって思ってて。だから最初はミスマッチとは思わないんだけど、それをちゃんと歌に付いて行ってる奈々ちゃんってのがあったけど、それをあるタイミングで27の時に一回自分でセルフカバーしてあれで何となく並行になったというか年相応の、いわゆる曲を理解して今はそれを乗り越えてというか、更にその上に行ってるテルミドールってのがこのGRACEで出来たっていうのがね」
水樹「しかも本当にね、
ヴァンセットバージョンのアレンジで本物のオーケストラをバックに歌うっていうこのゴージャスさ、贅沢だなって思いながら、もう気持ちー!って思って。多分ねこれ10年後歌うと違うった曲に聴こえると思うし、解釈も変わってくると思うし、だからね楽しくてしょうがないって思って」
三嶋「
やっぱり原点にある曲だから。歴史はこの曲が一番積み重ねるであろうからね」
水樹「そうそうそうそうそうそう。
そうだから最初の頃からね、応援して下さってる方が聴くと「あぁ奈々ちゃん大人になったねぇ」ってきっと思ってると思う。そう。もうアレンジが超かっこよくて」
三嶋「合うんだよね、間奏なんかもう最高だよね。これ作った時はホントね、まさかこういう画が」
水樹「これ藤野さん見てるんです、藤野さんがあまりにもノリノリだったからちょっと嬉しくなっちゃって、背中越しに感じるんですよ」
三嶋「揺れながらタクト振ってるのがね」
水樹「そうそうそう。でもねホントに、あのもう18歳の時はもちろんだけど、ヴァンセットをレコーディングした時も本当にこの形でね出来る日が来るとは思ってなかった」
三嶋「ホントだねー」
水樹「そう、歌ってるとね「ヘイ!」とか「イェーイ!」とかって言う藤野さんの生声聞こえるんだよ」
三嶋「へぇー」
水樹「すっごい声出しながらね」
三嶋「すごいね(笑)」
水樹「振ってるから」
三嶋「藤野さんだけアングルってあってもいいぐらい」
水樹「こう
全部生っていうのは初めての経験だから、こんなにゴージャスなんだけど、一番原点なんだなって思ったの私」
三嶋「あーなるほどね。音の出し方というか」
水樹「
生でやるって事は、もちろんこの人数感とかこの規模ってのはものすごく贅沢でゴージャスなんだけど一番シンプルな事をやってるんだって事に気づいて」
三嶋「それがなかなか難しい事だったりするからねー、だからやっぱりこのGRACEをやる時ってやっぱりこれだけの編成でやってこの横浜アリーナっていうね大きな大きな会場でやるって事に対してものすごいなんて言うんですかね。多分今まで経験ない人達もいつも一緒にやってるメンバー達もそうなんだけど、本当にこれって可能性ちゃんと出来るんだろうかっていう、本番迎えるまでホント今までで一番不安だったと思いますねスタッフ的には」
水樹「そうそうそう、PA陣もね。あんなに不安になってるのを初めてみて、しかも二回しか」
三嶋「そういつも緊張感はあっても、そのなんだろう経験があるから。こうなった時はこうしたらいいっていう、やっぱりそういうプロフェッショナルの人達が集まってはあるんだけど、これに関してはプロだけど未知の事が多すぎるっていう」
水樹「そうそうそう」
三嶋「水樹奈々アダルト劇場でした」
水樹「あーもうすごい楽しく、楽しくてしょうがない。あのね、ホントにすごくリラックスしてて、なんか不思議なのよね、なんか」
三嶋「それで一日目と二日目とまた違うわけ?」
水樹「違う」
三嶋「あ、違うんだ」
水樹「違う。でも
両日に共通してるのは、ものすごくリラックスしてるって事で、でもそのやっぱり一曲目飛び出してワンフレーズ歌うまでの緊張感は今までのライブと全く一緒なんだけど、そっからの気持ちが全然違うの、全然違うし、経験したことのない。楽屋にいる時と同じくらいの状態でいるぐらいな雰囲気なのよ。で、あの客観的に自分をちゃんと冷静に見てる。やっぱりね、段取りもやっぱりライブですからありますし、あのここで着替えに行かなきゃとか色々あるじゃないですか。そういうのをちゃんと冷静に見てる自分がいるのにホントにこうあのお友達、もう親しいね、仲間と一緒になんかこう、もうなんか贅沢な、こうリラックスした時間を過ごしてるっていうような、もうなんというんだろう。言葉にうまく出来ないな。うん。不思議な感じなんですよね。でもね、それってこのMCでもあったんだけど、そのやっぱり本をね、書いた事もすごく大きくて、ちょうどその店頭に並んだ次の日、次の次の日なわけじゃないですか。だからそれで何か思いっきりもうみんなに、こうなんていうんだろう、構えなくていいっていう、全部もうそのまま飛び込んで行けるよっていう。別に隠していたわけでもなんでもなくて、私は普段からあまり自分の事をしゃべらないので」
三嶋「しゃべらないね」
水樹「しゃべんないね」
三嶋「だから
本で初めて知った事も多ければ、まー、あの本を書くにあたってね、色々過去を振り返ったり、じゃあどういう方向で行こうかみたいな話をね、した時に知らない事いっぱいあったもんね」
水樹「うん」
三嶋「結構な時間ね、一緒にこう音楽に携わってやってきてても、知らない事も沢山あるし、まぁそれは奈々ちゃんがね、これは言わなくてもいいだろうって事も沢山あって、じゃあ本を書くにあたっていう時に知った事も沢山あったね」
水樹「そう、なんかね。うんね、そう。
自分の性格がすごくこう意外とこう見えて、あの内に内に篭る人なんですよ私」
三嶋「あー。そうかもしれないね」
水樹「そう、あのー。あの物凄く元気いっぱい「ワー!」っていう」
三嶋「放出系かと思いきや」
水樹「思いきや、全然普段は違って、あのなんて言うんでしょうね。下手なんですよ、そのなんか、あの、自分の事を表現するのが、なんかこうね」
三嶋「
俺結構奈々ちゃんと仕事してて思うことが、あの多分こうじゃないかと思って進めた事があって、で途中やっぱり人間だから「あ、やっぱりこうした方がいいかな」って色々迷うじゃないですか。迷って迷って迷って、あの奈々ちゃんやっぱりこうした方がいいと思うなって出した結論って、その前に結構奈々ちゃんが「あー、実は私もそう思ってたの」って事が結構多くて、「最初の段階から割とそういう風に思ってたよ」っていう。でもこれ言っちゃうと僕の中でブレが出来るから、多分言わずにおいといてこ、そこにたどり着いて、そこにバチっと合った時の仕事ってすごい良いの多いよね」
水樹「そうですね、そう。なので」
三嶋「多分ね、いい感じで泳がされてるんすよ俺も、水樹奈々に」
水樹「えーなんで」
三嶋「自分も学んでるんですよそうやって、
こうやって迷いながらも出した結論っていうのが、ね、アーティストと考えてる事が一緒になったらやっぱりいいじゃないですか」
水樹「割とね、なんかこう発言する前にすごい考えちゃうタイプなのよね私」
三嶋「あーそうだね」
水樹「
一言出す前に「いやちょっと待てよ、これは本当に言っていいことなのか?」って考えちゃうのよ、で考え過ぎて考え過ぎて何も言わないでそのまま終わっちゃう事もあるのね。だから、だからね損するタイプなの。すごく、だから素直にポンって「こうじゃない?」パーンって言える人がすごく羨ましかったりするんだけど、そう、なんか意外とね、そのラジオとかのね、あのしゃべりを聞いてるとなんでもワー!って何でもぶっちゃけてるように感じるけど、意外とそうじゃないという」
三嶋「何を水臭い。もう全部言っちゃってよ」
水樹「えー!」
三嶋「俺もう頭より先に口出てるからね。「あ!しまった!」みたいな」
水樹「そう三嶋さんは対照的ですね、だから三嶋さんみたいな人が羨ましいと思う。ホントにこう、ホント考え過ぎちゃうんですよね、そうだからずーっとずーっとだから隠すつもりでもないし、しゃべりたくないってわけでもないんだけど、あの考え過ぎて動けず、すごくだから慎重派というか、見ちゃう。でもでもあのまぁパパの血もありまして、それが多分ママの血なんでしょうね、パパはギャンブラーだから「オラオラいけ!」な感じでドーン!って行っちゃう」
三嶋「こっちに張ったー!みたいな」
水樹「そうそうそうそう、だから突然そういうのが出てくるっていうのもある。バーンって」
三嶋「でも、
すごいギャンブルを、バーン!ってビックリするほど、すごい方向に行く時あるね、チャレンジングの方に行く時あるね」
水樹「そう、
もう言わなきゃダメだ!っていう風に急になる時があって、これだ!って「やります!」ってもう、えー!って三嶋さんが逆にすごい迷ってるのに「いや、これやります!やりましょう!これでいきましょう!」って言っちゃう時があるっていう。なんかね不思議な感じなの。そうそう、だから多分ライブに、ステージに立ってるのは「オラ行くぞ!」っていうそういう状態なんだと思う」
三嶋「そういう状態なんだろうね、それの
究極の状態なのかもしれない、もう迷いも吹っ切れて、不安も吹っ切れた状態だね」
水樹「リハーサルの時にその、大丈夫かな、どうなんだろうっていうその自問自答を繰り返してて、ステージ立ったら一切迷わないっていうモードになってるんだと思う」
三嶋「いいなー、いつも考える前に出ちゃうんだよね。「お奈々こうじゃない?あ、違うか」って途中でもう気づいちゃう」
水樹「(笑)。そうなの、だからその
言葉にするのってすごく勇気もいるし、パワーがいるんだけど、そのとくにまたね、しゃべったりとか顔を見ながら話せると表情とかもね、分かるからすごく良いんだけど、文字になるとやっぱり人それぞれで受け取り方って違うじゃない?だから、本当にあの自分が思ってる自分の真意がみんなに届けられるかっていう所ですごく不安だったの。だったんだけど完成した本を見てこれだったらって自分では、これは自分の気持ちがちゃんとあの届けられる本になったと思ったんだけど、でもやっぱり実際みんなの手に届くまではわからないじゃない。だからこのステージに立つのも、だからすごく不安だったの」
三嶋「この2011年のね、1月って色んな事が起こったというより、あったじゃないですか。紅白歌合戦があって、このPHANTOM MINDSを歌って、その後本を初めて出して、で初めてオーケストラライブをやるっていうものすごいそのチャレンジといっちゃチャレンジ、初めてやる事があって、スタッフもみんな緊張してるし、奈々ちゃんは奈々ちゃんでね、初めてやる事と、あと本がみんなに読んでもらうっていう初めて自分をさらけ出す事があって」
水樹「そう、だってやっぱりあの、
なんで本なんですか?何で今出すんですか?って聞かれた事いっぱいあったもの」
三嶋「あー、そう」
水樹「うん、あの
スタッフさんからね、ファンのみんなからじゃなくて。うん、すごい聞かれて、いや、っても私はそのホントに今年は節目で自分の言葉にしたくなってんです。もっとみんなに知ってもらいたかったからっていう事を素直に言ってたんだけど、あでもやっぱりそういう意見の人もいるんだなって思ってね。で、だからやっぱり
みんなの手元に届くまではすごい不安が募った。だけど、でステージに立ってどうかなーって思ってたら、あの、言葉を多く交わさなくても、なんか心がね、繋がって、なんかね、なんかそれが空気で、なんかすごく伝わってきて、「はぁ本を書けてよかったなー」ってすごく、書かせてもらえてよかったなーって」
三嶋「あの本は意外と業界読破率多いんですよホントに」
水樹「あでもそれでこないだ、今ジャーニーツアー中なんですよ。このあのオーディオコメンタリー録ってるのは、で、そこであのイタルビッチから「奈々ちゃん読破したからサイン頂戴」ってこの間楽屋に深愛持ってきてくれて「はぁー!そんな普通にお渡ししたのにー!」「いやいや買わせて下さい」とか言われて「いやーなんかよかったよ」って言って「自分が同い年の時はどうだったかなって色々考えちゃったよー」とかって言ってくれて」
三嶋「
アニメ業界の人とか役者さんとかもそうだけど、結構みんな読んでくれれて」
水樹「ねー!ホントすごい嬉しかった。まさかっていう人がなんか、なんか買って下さって持ってくださったりして」
三嶋「いやホントに色んな人に読んでもらってる」
水樹「すごいビックリ、そうなんですよ」
三嶋「みんなね、それを読んで深愛を読んで色んな事感じたここに何万の人がいて、まぁ読んだ直後じゃないですか。読んでくれてたとしても」
水樹「そう!だから一番ダイレクトにみんなの気持ちが多分、空気に乗って伝わってくるなってのが、分かってたから、すごく緊張というか不安もあったんだけど。その天空のカナリアで飛びたった瞬間に、もうね、「あ、いま届いたんだ」って分かって、すごい思いっきり今日は行けるって」
三嶋「ねー。これ10年ね、10年これで経て、じゃあ、ね、要するに
あの自叙伝を出すっていう、オファーを頂いて、奈々ちゃんも悩んだと思うしスタッフ的にもすごく悩んだんですよね。あの、よはね、本にするってものすごい文字にも残るし、受け止め方ってすごく文字って難しいじゃん」
水樹「そう音にならないから表情が見えないんですよ。で物凄く淡々とダイレクトに心にガン!って刺さるんですよね、だから、うん。すごく残る物ですし」
三嶋「ただやっぱりその、オリコンさんから出たナナスタとかもそうなんだけど、
何かその紙というか今までと違う表現の仕方の物の残し方というか、皆さんにこう分かってもらいたかった。あの奈々ちゃんを知ってもらいたい、何かやりたくて、まぁホント結果色々迷ったけど本で文字にしてよかったねっていう、まぁスタッフ的にはそう思うね。うん。ね、セクシー写真集かちょっと迷ったんだけどね、どちらにしようか」
水樹「えー!なんでよ、やらないよー。それはお断りで」
三嶋「お断りで、割とスタッフの要望は多いですけど」
水樹「えー!だってなんかさ、なんかね、子供フェイトちゃんのあの格好、衣装を着てとか言うんだよ、あんなのダメじゃん!あのお股の辺りとか大変になってるでしょ、ダメダメ」
三嶋「そうですね、あれは若干ちょっとね、三嶋倫理協会でもちょっとね若干アレを入れさせて」
水樹「気になって歌えないよ」
三嶋「それで歌わなくてもいいから」
水樹「後ろずっと向いてる」
三嶋「セクシー写真集、ね」
水樹「あ、後ろ向いても後ろもお尻がすごい出てた。ダメだ」
三嶋「ダメです」
水樹「ダメダメ」
三嶋「なしでした。今日スタッフがいつもより多いんでね、オーディオコメンタリーファンの皆様が沢山詰めかけて頂いてるんですけども。はい、ということで皆さんセクシー写真集はごめんなさい、この時点ではあの期待しないで頂きたい」
水樹「却下却下、絶対嫌だー」
三嶋「いや見たい人は沢山いると思うけどね」
水樹「見たくない。やろーって外からなんかトークバックが聞こえてきたけど、ないない!ないですよ、もう恥ずかしいわ」
三嶋「本と言えば、だからそういう意味ではえー、もう10年」
水樹「そうIrisっていうね、写真集以来にナナスタと深愛が出て」
三嶋「そうですね、本当にメモリアルイヤーでしたね」
水樹「あと、あのsing foreverという楽譜もね、ありますけど、いやーねぇ。絶対水着はやりませんから」
三嶋「まあまあちょっとね篠山紀信先生にも撮って頂いたし、色々ちょっとね、色んな事にチャレンジしたですよ」
水樹「そうよ、もう恥ずかしくてこれママに見せられないわーって思ったもん。「奈々ちゃんがー」ってなっちゃうと思って、でも「あの色っぽくてよかったわ」ってママが意外と好評で」
三嶋「あれママOKでちゃったらこれ」
水樹「いやいやいやいやダメダメダメ、だってリハスタとかにさ、あのフライデーさんのポスターとかさ貼ってそれを見ながらさ、チェリボが演奏してたりとかするから恥ずかしいからやめて下さい」
三嶋「
みんな嬉しいんですよ、そういうね。写真集とか篠山紀信先生に撮って頂いたりとかみんな嬉しいんです」
水樹「すごい頑張ったんです。なんか、恥ずかしわー」
三嶋「ですがしばらくは無い予定ですね、まぁまぁちょっとこれで色んな要望がきたら期待を裏切らない水樹奈々としてはね、色々考えましょ」
水樹「あとこれ、今演奏中にMARIA&JOKERもね、これもねもう絶対この生でやったらものすごい迫力あるだろうなって思って」
三嶋「多分この
MARIA&JOKERをフルオーケストラでやるのがものすごい一番不安だったと思うよ、色んな意味で。曲の構成だったり使ってる楽器とかね、うん、表現がすごい難しい曲じゃないですか、特殊な」
水樹「そう、なんか、
藤野さんがこの曲をね、聞いた時に「この曲ものすごい好き」って言ってファーストカレンダーも好きって言ってたんだけどMARIA&JOKERがめちゃくちゃ好きって」
三嶋「へー」
水樹「なんかあの藤野さん自身が、あのトランペット奏者でもあった事もあって、こういう、いわゆるビッグバンド的な」
三嶋「なるほど、管楽器や」
水樹「そう、すごくやるのが嬉しいけど難しいからって、形にちゃんとなるかなって」
三嶋「これ
監修で上松くんも入ってくれて作曲のね、うん。作曲した人自身がね、「すごいの、大変ですよこれ」って、うん」
水樹「そうそうそう」
三嶋「そんな中これちょっとあの皆さんハンカチをちょっと頂いていいですか、ちょっとこういうおじさんはこういうのにね」
水樹「ティッシュがこちらに」
三嶋「ダメなんですこういう映像、ホントに」
水樹「そう、あのね
絶対あの日夢見た願いは、なんか今回は入れたいなって思ってて、でどういう形であのこのオーケストラライブと融合させようかなって考えた時にちょうどその深愛っていうその本をやっぱり今回は、ちょっとライブの中に融合させたいなって思って、映像監督のららちゃまにですね、読んで頂いてまだね本になる前のゲラって呼ばれている、あの紙がいっぱい束になった状態があるんですけど、そのチェックの段階で読んでもらって、でその中で出てくる私のこうゆかりのある地っていうのを、こうロケ地に選びながら映像をね、あの撮っていこうって事で、こうシナリオを作ってもらって、そこであの日夢見た願いをね」
三嶋「ねー。浜松町から始まってね」
水樹「そう、あのね
ターミナル懐かしい。いま文化放送があるからね毎週浜松町に行くけど、いやーね。あそこに行くと色んな事が思い出されるね。もう、もう中学校からその愛媛のね、往復はずっとあそこだったから、浜松町で」
三嶋「パイレーツ号ね」
水樹「パイレーツ号に乗って、だからあのバスの中にもね、あの
ロケ中乗せてもらったんですよ実は、そしたらあそこに座ると体がね覚えてるのね、寝ちゃうのよ(笑)」
三嶋「そうなんだ」
水樹「
座った途端に眠気が急激に襲ってきてうとっと、で待ち時間だったから待ち時間バスの中で待ってていいですよって言われて「はぁ久しぶりー」って思ってこの夜行バスって思って座ったら「はわわ」って眠くなってもう体に刻まれた記憶ってのがあって、バスに乗ったら寝なきゃダメだみたいなの、もこっから12時間の長旅始まるよみたいな、もう植え付けられてるんだって思って。それもなんか面白かった、けど、そうで、あのね、独特のこう排気ガスの匂いとかあるじゃないですかターミナルの」
三嶋「どの辺に乗ってたんですかパイレーツ号の?」
水樹「あれね、これね、あの時はまだね、禁煙車とか無かった」
三嶋「え!中で吸ってた!?」
水樹「中で吸ってた。であのね、前から6列目までが禁煙で、7列目から10列目までが喫煙なの。そんなの混ざっちゃうじゃんって思うでしょ」
三嶋「真ん中なんだ」
水樹「そう、真ん中で分けられてて、とくにカーテンも何もないのね」
三嶋「へー」
水樹「だから、ただ喫煙者の側にいるか否かっていう、だから6番は絶対取りたくないのよ、私としては、もうもちろん7番以降は絶対嫌だし出来れば1番とか若い番号を取りたいんだけど、早くチケットを取らないと取れないのね、大体だから真ん中辺りにいたり、もう酷い時はあのモクモクの中に、10とかの。10はね4人がけになっちゃうんで、あのすごい狭いです。でそこでそれで「はぁ」ってあのタバコ臭いなって思いながらマスクして「マスクしても臭いな」って思いながら乗ってて、それでね最初の頃は眠れないんだよね。あの気持ち悪くなっちゃうの、あのバスの独特の匂いで」
三嶋「それは乗り物酔いではなく」
水樹「長時間同じ体勢でずっと乗ってるから慣れなくて、で、早い時間に消灯されちゃうから、9時とかに消灯なのね、だから、大体こう某あのつらいよ系か某日誌的な、あの2時間ドラマあるじゃないですか、あれが、あのテレビに流れるんですね、で、それが終わったら消灯なのよ。でそれ見て「あー」って。で
寝れなくて。段々気持ち悪くなって、でなんか眠れないからお菓子とか食べたりとかして寝ない、気持ち悪い」
三嶋「そういう時ってすごい時間の流れがさ、すごいゆっくりに感じるよね。長く感じるよねだから」
水樹「そうそう、
でも慣れてくると、あの、すぐ乗った瞬間寝れるようになるの、もう快適よ、朝までもそれで」
三嶋「やっぱり適応能力すごいんだよ奈々ちゃんのそのね、色んな環境適応能力が」
水樹「だから楽なの乗り換えないし、みたいな感じ。寝てれば着くわー。みたいな感じでカーって寝てパッって「あ、着いた行くぞ」みたいな。ねまた、
朝のこう東京のね、空気、あのちょっと灰色っぽい感じがねすごく、でなんか冷たい空気でね、なんかこう今でもあの浜松町に行くとその感じがね、あるんですよ」
三嶋「記憶としてね」
水樹「そう、はぁーなんか都会、厳しい東京砂漠みたいな、そういう」
三嶋「古!」
水樹「なんかそういうイメージなのよ、なんか」
三嶋「なるほどね、こっから厳しい事が待ってるぞって」
水樹「そうそうそう、その感じがね、すごいあるんですよ。そんな事色々思い出しながら、そうこれ早朝のロケでね、朝早くて寒かったなー」
三嶋「ねー、またこうやって秋葉原行きたいね。最近行った秋葉原?」
水樹「お?行ったんじゃないかな、もちろんこのロケも行ってるし、うん、行ったような気がする。あれいつだっけな」
三嶋「ここ最近行ったっけ?ロケ以外で?」
水樹「ロケ以外では行ってないかなー。そうなんか、あの、Mの世界だとよく」
三嶋「あ!1回なんかの雑誌で行ったね秋葉原に。ポンって降りたね。すごい前だけど」
水樹「あー!うん!それかなり前だから」
三嶋「それすごい覚えてるわ。秋葉原で撮影しようみたいなのあったね」
水樹「駅前でね。あったし」
【Justice to Believeの殺陣(たて)】 三嶋「さぁ、ジャスビリでございます。うわぁお。これはだいぶスイッチ入ってきたよね」
水樹「ねー。このジャスティスもかっこいいなぁー」
三嶋「ジャスティスもやっぱりその、ミュージアムスタイルというね、そういう、こういう大規模で演奏するようなイメージをして作った物あるじゃないですか間奏とか含めてロングバージョンを。それをまさかね、また同じ横アリで」
水樹「そう、ねー!今回どうする戦う?って色々話をしてたりねー」
三嶋「あれの続きやる?」
水樹「そうそうそう、えー!とか。そうでもなかなかちょっと戦う場所を作るのは難しそうだなーって、この後GRACEスペシャルコーラス隊の皆さんにもね参戦して頂いてステージ上はものすごい人数になってるし、じゃあもう今回は、あの、こう、皆さんの所に、みんなの所にトロッコでこうゆっくりと行けるようにじっくりとみんなと触れ合える時間を取れたらいいよねって形で、このスペシャルなトロッコを作ってもらったりね」
三嶋「やっぱ横浜アリーナって初めて横で、横使いしてどう?こう景色というか」
水樹「全然違って見えるー、なんかあの、
より包まれる感じ、私は横の方が好きだなーって思いましたね。なんかこうみんなとの距離を近く感じられました。縦だとどうしても奥行がね、すごく出ちゃうので、なんかあの後ろの方にいる人が遠く感じてしまうので、なのでやっぱりBステージの方、サブステージを作ってあっちで沢山パフォーマンス出来るといいなとか、色んな演出を練って」
三嶋「そうだね、縦だとすごい距離あるよね」
水樹「すごい距離があるんです。そう、だけど横にすることですごく、で今回あのステージの横にもね、みんなね、こう」
三嶋「ちょっと見にくかったかもしんないんだけど」
水樹「そうなの、でもすごい近くまでね、みんなの顔がホントによく見えてなんかすごく嬉しくて、うん」
三嶋「やっぱりね、ホントにこう初めてのオーケストラライブで、みんな行きたいって人がすごい多くて、あのちょっと見にくいスペースもあるんだけど、あのギリギリまで人をね、お客さんを入れるようにしようって仕様でこの横使いと、サイドも入ってもらうっていう、うん。コーラス隊来ました、これ大変なメンバーですよ実は」
水樹「ものすごい巨匠の皆さんが」
三嶋「巨匠が、うん」
水樹「すごい、もうホントにあの、もうね、そうそうたるあのアーティストの皆さんのコーラスやってる、でパワフルで皆さん、でまたいい人達で」
三嶋「すごいこうやって贅沢な空間なんだけど、みんなやっぱり、あの水樹奈々を理解してもらって立ってもらってる人達がね、ほとんどみんなそうなんで」
水樹「だからみんなが一つの方向を向いていて、その熱量はすごかったですね、そうこれをね、生のコーラスで出来るってすごいことだよね」
三嶋「ねー。だからそれもコンセプトですよ、全部生で、ね。この後出てくるチェリーボーイズもそうだし、うん」
水樹「そう。いやー。かっこいい」
三嶋「あー、来ました」
水樹「この曲ホントにものすごい実際長いですもんね」
三嶋「長いですね」
水樹「だってオーケストラの皆さんって、あの、通常のオーケストラだと必ず休憩が入るから」
三嶋「そう、これは
別サボってるわけでも何でもなくて、やっぱりその金管とかね、楽器だとずーっと吹き続けてる、まず難しいですよこれは、どんな事があっても、なので必ず休憩っての挟むんだけど、これって気が付けばね、すごい時間が」
水樹「そうなんです、
ノンストップでここまで来てて通常のクラシックのライブではコンサートでは考えられない時間演奏してることになるんですよね、もうオープニングから数えると」
三嶋「でもそれは決まりだからね、なんだけど、それをね、それを知って皆さんやってもらって、うん。ジャスティスはまたちょっとやりたいよね、このミュージアムスタイルでね」
水樹「その時はまた違った。やっぱり剣劇の続きかなー」
三嶋「剣劇のね、あれ逃げたままなんでね、彼は」
水樹「そう、それをまた追っかける所から(笑)」
三嶋「ミュージアムスタイルの二期をどこかでね」
水樹「あれ、また大変、あのねぇ、ホントこう
座長公演の時にも思ったけど、あのアクションって本当に大変なんだなって、見てるのと全然違うのよ、実際やってみると皆さん簡単そうにやるじゃないですか、その殺陣(たて)もそうだし、時代劇とかも華麗にサッサとこうなぎ倒していくじゃないですか、で更にそのね、レイピアのステージコンバットって言われるあのものも見てるとすごく優雅じゃないですか、しかもレイピアだから細いし、なんか物凄く軽やかなように思えるのに実際やったらビックリするくらいキツイんですよね、過酷で、物凄い筋肉が鍛えられる、ホント」
三嶋「結構重みがあるし」
水樹「あるんですよ、でプルプルになっちゃって、すごいなんかもう途中、練習しすぎて手が震え止まらない時もあるぐらい、もうそれぐらい力が必要で、あとそのやっぱりね、殺陣(たて)も振り付けと同じようにこう順番があるので、それをちゃんと覚えないと危険じゃないですか相手も絡んできてしまうので、どこで攻撃してどこで防御なのかどこで避けるのかとか、だからすごくこう、はぁ難しい」
三嶋「しかも危ないじゃないですか、いくらなんでも真剣じゃないにしても」
水樹「切れないにしても刺さりますから、尖ってる。そう、だからやっぱりすごくあの集中力も必要だし大変だなって思ったけど、でもねすごい好きです、なんか、
元々RPGの世界とかすごい好きだから、だからもう絶対なんかあのステージで色んな事にチャレンジ出来るなら、出来る限りやって行きたいと思って、洋物の剣やって、日本の剣やって、あと素手でも戦ったでしょ銃持って蹴っ飛ばしたり飛び蹴り」
三嶋「次なんだろう」
水樹「次なにがいいと思う?なんだろう、弓矢?」
三嶋「弓、一方的じゃないですか!弓は!薙刀」
水樹「えー!」
三嶋「剣道、剣道は大変だ顔隠れちゃう」
水樹「そうだよね、でも剣道はなんか憧れた、剣道女子、可愛くない?」
三嶋「ごめんなさい、剣道女子はやばいです」
水樹「何それ三嶋さんの好みですか?」
三嶋「若干」
水樹「でも、袴の女子可愛いよね」
三嶋「可愛いです、でこうやって見えないじゃないですか、お面を取った時の汗びっしょりの。いいんですかこんな?僕の趣味を」
水樹「そういう事をしゃべるコーナーじゃないです」
三嶋「汗をかいてる女性はすごいですね」
水樹「何なんですかそれ」
三嶋「ですので剣道を候補にあげましょう」
水樹「えー!」
三嶋「剣道やる曲ってどんなんだ」
水樹「何にも合わないしそれ用に作るんですか」
三嶋「じゃあ今度は何を使って戦ったらいいか」
水樹「募集」
三嶋「募集を」
水樹「えー、意外ともう無いよね武器ね」
三嶋「いえ、色んなのあるでしょ、剣を使わなくとも色んな武術いっぱいあるでしょ」
水樹「そか、槍とかもね、あるしね、槍難しそうだなー」
三嶋「色んな事やってるんですよ、ファイターでボクサーのあれもやってますし、ポスターですけど、うん」
水樹「あー、そうですねー」
三嶋「しかも女性が出来ないとね」
水樹「そうそうそうそうそうそう」
三嶋「柔道!えい!」
水樹「やだー」
三嶋「女姿三四郎どうですか?だからどんな曲なんだっつう話ですね」
水樹「合わないよ」
三嶋「はい」
水樹「あー!トム君可愛いー!やばーい」
三嶋「可愛いね大平さん」
水樹「可愛いでしょ」
三嶋「大先輩なんですけど、すみません」
水樹「もうたまらないです」
三嶋「すごい人気だこれ」
水樹「そうです、トム君人気」
三嶋「トム君人気」
水樹「そうですよ、大先輩に向かって可愛いなんて言っちゃいけないと思いつつもね、いつもね可愛いーって、あの蝶ネクタイ」
三嶋「あの蝶ネクタイの似合い方はね、結構関東でも上位きますねこれ」
水樹「そうトム君を回らせてしまうっていう荒業に出てしまいます、そうなんかついね、あー!この動きがね」
三嶋「ちょっとけぇたんに近いんじゃないですか。自分の事可愛いの知ってるんじゃないですか?大平さん」
水樹「でも大平さんね、
私の所のライブに出るまで可愛いとかこういう扱いをされた事がないから、すごい戸惑っていました。「こんなこと言われた事ないですねぇ」みたいなって感じだったよ」
三嶋「あぁ、そう。もう最近は結構もうね、どうパフォーマンスするか考えてると思うよ」
水樹「いやーあのね、
チーム水樹の女子内でもあの人気高いですからトム君は」
三嶋「いや圧倒的一番ですよ」
水樹「そうそう、だから
チェリーボーイズの衣装を何にしようかってね、いつもライブの時に決めるじゃないですか、もうその時に一番最初に決まるのがトム君の衣装ですからね、だったらトム君には絶対半ズボン穿いてもらいたいよねとか」
三嶋「
大平さんの半ズボン率の高さは半端じゃないですよ」
水樹「そう、で問答無用で決まってるから「えー」っていつも「半ズボンですかぁー」って言われて、もう似合うんでお願いしますって言うのと、あと絶対蝶ネクタイ、あと色もねピンクとか」
三嶋「あーそうだ」
水樹「チェリボセブンの時も絶対ピンク、もうトム君はモモレンジャーしかありません」
三嶋「サスペンダーを付けた」
水樹「そうそうそうそう、そうで勝手に盛り上がってますけど、そう。でも」
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