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‘Windows Embedded’ カテゴリーのアーカイブ

Windows Embedded Standard 7 に SP1 Beta は適用できるか?

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Windows Embedded Standard 7 は Windows 7 がベースになっています。
最近、提供が開始された Windows 7 SP1 Beta が適用できるのか気になったので試してみました。

インストール直後のバージョンがこちらです。
image 

SP1 Beta を実行したところ、[Windows Embedded Service Pack 1 のインストール] と表示されました!!
image

ということで、同意してインストールしてみたいと思います。
image

OS のインストール時にプロダクトキーを入力しなかったので、バージョンが特定できないということでインストールできませんでした…。
image

プロダクトキーを入力した場合も同様のエラーは発生しました。

う~ん。WES 7 のライセンス認証を完了させないと駄目なのかな…。
WES7 のライセンス認証の実行の仕方はまだ調べきれていないのでこの機会に調べ直さないと駄目かも。

投稿者: Masayuki.Ozawa

2010/07/17 14:32

カテゴリー: Windows Embedded

Windows Embedded Standard 7 が MSDN サブスクリプションで提供開始されました

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Windows Embedded Standard 7 の RTM が発表されましたが、MSDN サブスクリプションでも Windows Embedded Standard 7 の提供が開始されました。

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提供が開始されたのは、

  • Windows Embedded Standard 7 Runtime (x64) – DVD (English) 
  • Windows Embedded Standard 7 Runtime (x86) – DVD (English)
  • Windows Embedded Standard 7 Toolkit (x86) – DVD (English)

の 3 種類で、[Runtime] がブータブル可能なインストールメディアで、[Toolkit] が [Image Configuration Editor] のインストールメディアになります。

[Image Configuration Editor] の RC 版を使っていた場合、アップグレードはできないため、一度アンインストールをしてからインストールする必要があります。
image

[Image Configuration Editor] の初回実行時には、プロダクトキーの入力が求められるようになっています。
# プロダクトキーは MSDN サブスクリプションで、Toolkit 用のキーが提供されています。

image

Runtime の方に関しては、RC のブータブルメディアからのインストールから内容は変わっていませんでした。
# 表示が、Windows Embedded Standard 2011 から Windows Embedded Standard 7 に変わったぐらいでした。

Runtime に関してもプロダクトキーが提供されているのですが、どうもこのプロダクトキーを使って RTM としてインストールするのが、
うまくできないんですよね。

インストール時にプロダクト入力の妥当性チェックが行われており、MSDN で提供されている RTM のプロダクトキーであれば、
妥当性チェックはパスできるのですが、評価版としてインストールがされてしまいます。
# これが正しいのかは調査中です。
プロダクトキーを入力しないでインストールしても評価版になるので、プロダクトキーの使い道がいまいちわかっていないです。
image

Windows Embedded Standard 7 を [ThinClient] でインストールした場合、[slui.exe] が使えないので、
プロダクトキーの変更やライセンス認証も通常の方法ではできないみたいなんですよね。
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RTM としてのインストール方法は引き続き調べていきたいと思います。

2010/5/22 追記
WES 7 missing slui.exe

投稿者: Masayuki.Ozawa

2010/05/15 15:02

カテゴリー: Windows Embedded

Windows Embedded Standard 7 を USBメモリにインストール

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[はじめに]
この投稿は、Windows Embedded Standard 7 をインストールするクライアントの記憶媒体として
USB メモリを使う方法になります。
USB メモリで起動できる持ち運び可能な Windows 環境を作る方法ではありません。
Windows Embedded は組み込み OS のため、原則としてクライアント本体に OS のライセンスがつくはずです。
USB メモリに OEM のライセンスがつくということはないと思うので、作成した USB を他の端末で起動するのは
ライセンス的に NG になると思います。

インストールした USB メモリを他の端末で起動するのは控えてください。
インストールした USB メモリを他の端末で起動する場合は、必ずライセンス違反にならないかを自己の責任でご確認下さい
Windows Embedded のライセンスは汎用パソコンとしての利用は禁止されているため、組み込みシステム以外で
一般的な利用はできないはずですので。

また、開発/評価目的以外の利用に関しては、System Builder (システム ビルダー) ライセンス に基づき、
正規のライセンス契約の範囲で実施する必要があります。
# OEM ライセンスとして、どのように (どのハード) OEM のライセンスが付与されるのかもこちらのライセンス契約に基づくそうです。

とここまで書いたので、さっそく検証です。

Windows Embedded は [UFD (USB Flash Drive)] にインストールすることが可能です。
UFD ということなので、USB メモリにもインストーすることが可能です。

ただし、デフォルトの状態ではUSBメモリをインストール可能なメディアとしては認識することができません。
image 

■UFD にインストールするための手順

UFD にインストールするためには、[Bootable Windows USB Stack] というパッケージを追加する必要があります。
今回はこのパッケージをメディアブートしてから追加してみたいと思います。
# [Image Configuration Editor] でも追加できます。

今回の検証は、VMware Workstation を使ってホスト OS のUSB メモリをゲスト OS に接続して実施しています。

  1. [Build an Image] をクリックします。
    image
  2. [I accept the license terms] を有効にして、[Next] をクリックします。
    image
  3. 使用するテンプレートを選択して、[Next] をクリックします。
    今回は、[Thin Client] を選択しています。
    image 
  4. 使用する言語を選択して、[Next] をクリックします。
    今回は、[Japanese] を選択しています。
    image 
  5. [Modify Features] を有効にして、[Next] をクリックします。
    image
  6. [Feature Packages] → [Embedded Enabling Features] → [Bootable Windows USB Stack] を有効にします。
    このままでは、[Next] をクリックすることはできません。
    依存関係で排他関係にあるものがあるため、[Resolve Dependencies] をクリックして依存関係を解消します。
    image 
  7. [Standard Windows USB Stack] を無効にし、[Next] をクリックします。
    image
  8. [Done] をクリックします。
    image 
  9. [Next] をクリックします。
    image 
  10. [Next] をクリックします。
    image
  11. USB メモリが選択できるようになっているので、選択して [Next] をクリックします。
    # [Thin  Client] のテンプレートの場合は、インストール時の一時領域の関係でフットプリントが 2GB でもその倍は USB メモリの
     サイズがないとインストールできないようでした。(4GB の USB メモリではインストールできませんでした。)
       そのため、今回は 8GB の USB メモリを使用しています。
    image  

    警告は以下の内容になっています。
    BIOS で USB ブート可能なように設定しましょうという内容ですね。
    image 

これで USB メモリに WES がインストールされます。
image

Windows Embedded は XP の時から、USB メモリへのインストールをサポートしていたようで、それに関しては WES 7 になっても
継続してサポートされるようですね。

投稿者: Masayuki.Ozawa

2010/04/29 17:55

カテゴリー: Windows Embedded

Windows Embedded Standard 7 の展開イメージをカスタマイズ その 4 – エクスプローラーシェルの追加 -

 

  • [Standard Windows USB Stack] を無効にし、[Next] をクリックします。
    image
  • [Done] をクリックします。
    image 
  • [Next] をクリックします。
    image 
  • [Next] をクリックします。
    image
  • USB メモリが選択できるようになっているので、選択して [Next] をクリックします。
    # [Thin  Client] のテンプレートの場合は、インストール時の一時領域の関係でフットプリントが 2GB でもその倍は USB メモリの
     サイズがないとインストールできないようでした。(4GB の USB メモリではインストールできませんでした。)
       そのため、今回は 8GB の USB メモリを使用しています。
    image  

    警告は以下の内容になっています。
    BIOS で USB ブート可能なように設定しましょうという内容ですね。
    image 

  • これで USB メモリに WES がインストールされます。
    image

    Windows Embedded は XP の時から、USB メモリへのインストールをサポートしていたようで、それに関しては WES 7 になっても
    継続してサポートされるようですね。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/29 17:55

    カテゴリー: Windows Embedded

    Windows Embedded Standard 7 の展開イメージをカスタマイズ その 4 – エクスプローラーシェルの追加 -


  • [Done] をクリックします。
    image 
  • [Next] をクリックします。
    image 
  • [Next] をクリックします。
    image
  • USB メモリが選択できるようになっているので、選択して [Next] をクリックします。
    # [Thin  Client] のテンプレートの場合は、インストール時の一時領域の関係でフットプリントが 2GB でもその倍は USB メモリの
     サイズがないとインストールできないようでした。(4GB の USB メモリではインストールできませんでした。)
       そのため、今回は 8GB の USB メモリを使用しています。
    image  

    警告は以下の内容になっています。
    BIOS で USB ブート可能なように設定しましょうという内容ですね。
    image 

  • これで USB メモリに WES がインストールされます。
    imageコメントする »

    Windows Embedded Standard 7 の [Minimum Configuration] では UI がコマンドプロンプトシェルとなっているため、
    Server Core 相当のインタフェースとなっています。
    image 
    image 

    このままではシンクライアントといえど少し味気ないですよね。そこで、UI をエクスプローラーシェルに変更したいと思います。

    ■エクスプローラーシェルの追加

    エクスプローラーシェルに変更するには、以下のパッケージを追加します。
    [Packages] → [FeaturePack] → [User Interface] → [Windows Shell] → [Windows Explorer Shell]image

    あとは依存関係を解決して、展開用イメージを作成します。
    # 作業は、[Minimum Configuration] の展開イメージ作成と同じです。

    [Command Prompt Shell with Custom Shell Support] と [Windows Explorer Shell] は排他になっているため、どちらかしか選択できません。
    image

    作成した展開用イメージを使用してインストールした環境が以下の画像になります。
    image  image

    Windows らしい環境になりました。
    機能としては何もインストールされていないので、これだけだとシンクライアントにもならなさそうですけどね。
    image 

    [Thin Client] からカスタマイズするのが楽だとは思うのですが、[Minimum Configuration] からカスタマイズするほうが
    必要なコンポーネントを追加して OS を作っていくというイメージがしやすいと思います。

    次の投稿では、USB メモリに Windows Embedded Standard 7 をインストールする方法についてまとめてみます。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/29 14:44

    カテゴリー: Windows Embedded

    Windows Embedded Standard 7 の展開イメージをカスタマイズ その 3 – ハードウェア構成のインポート -

    コメントする »

    前回展開したイメージですが、Hyper-V の統合サービスでインストールされるデバイスドライバ関連が導入されていないため、
    リモートで接続をした際にマウスを使用することができない状態となっていました。

    Windows Embedded Standard 7 は Windows 7 ベースの OS のため、メディアには統合サービス関連のドライバが
    含まれているのですが、展開用に作成したイメージにはドライバが含まれていない状態のため、このような動作となっています。

    以下の画像が配布共有に含まれているパッケージから [Virtual Machine] で検索した内容となっています。
    image

    統合サービスをインストールすると組み込まれるドライバが表示されていますね。
    これらを一つ一つ応答ファイルに組み込んでもよいのですが、ちょっと面倒ですし他にインストールしなくてはいけない
    パッケージもありそうですよね。
    image

    Windows Embedde には、[Target Analyzer] という機能があり、この機能を使用するとインストールをする端末の
    ハードウェア情報を取得することができます。

    [Target Analyzer] は [TAP.exe] というプログラムを実行することで使用することができます。
    このプログラムは、Windows Embedded Standard 7 のインストールメディアか、[Image Configuration Editor] から作成できる、
    [Windows PE] のイメージで対象の端末を起動すると使用することができます。

    image

    今回は、Windows Embedded Standard 7 のインストールメディアで起動して、ハードウェア情報を取得したいと思います。

    ■ハードウェア情報の取得

    まずは、Windows Embedded Standard 7 のインストールメディアでハードウェア情報を取得する端末を起動します。

    image

    端末が起動したら、[Shift+F10] を押して、コマンドプロンプトを起動します。
    image

    後は、[TAP.exe] を実行すれば完了です。
    [TAP.exe] を以下の形式で実行します。
    # 拡張子は [.pmq] で取得します。

    tap.exe /o <取得先>

    例)
    tap.exe /o c:temptap.pmq

    image

    インストールメディアは [netsh] コマンドを使うこともできますので、NIC が認識していれば共有ディレクトリに取得することもできます。

    取得したファイルを、[Image Configuration Editor] をインストールしている端末にコピーします。

    ■ハードウェア情報のインポート

    取得したハードウェア情報を、[Image Configuration Editor] にインポートします。

    [File] → [Import] → [Import PMQ] を選択します。
    image

    取得した [PMQ] ファイルを選択してハードウェア情報をインポートします。
    image

    そうすると応答ファイルに必要なパッケージが自動的にインポートされます。
    インストールメディアに含まれているハードウェア固有のパッケージをインポートするにはこの方法を使うと、とても楽ですね。
    image

    今回の取得したハードウェア情報は、 Hyper-V のゲスト OS のものなので、統合サービスでインストールされるドライバ関連が
    一括でインポートされています。

    この状態でインストール用のイメージを作ってインストールをすると、統合サービスが含まれていますのでリモートから接続しても
    マウスを使用することが可能です。

    次の投稿では、[Minimum Configuration] のイメージにエクスプローラーシェルを組み込み GUI の環境にする方法をまとめてみます。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/29 13:52

    カテゴリー: Windows Embedded

    Windows Embedded Standard 7 の展開イメージをカスタマイズ その 2 – テンプレートからビルド -

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    少し日が空いてしまいましたが展開イメージのカスタマイズの続きを。

    イメージのカスタマイズには、[Image Configuration Editor] を使用します。

    image 
    - Image Configuration Editor -

    初期状態では上の画像のように何も読み込まれていない状態です。
    この状態から以下の作業をして、イメージの作成を行います。

    1. 配布共有 (Distribution Share) の選択
    2. 応答ファイル (Answer File) の選択
    3. 依存関係の解消
    4. インストールイメージの作成

    それでは、各作業をまとめていきたいと思います。

    ■配布共有 (Distribution Share) の選択

    まずはイメージのカスタマイズに使用するためのベースとなる、各種パッケージが含まれている配布共有を読み込みます。

    1. [Distribution Share] の [Right click to select a Distribution Share] を右クリックして、[Select Distribution Share] を
      選択します。
       image
    2. 配布共有を選択します。
      ToolKitをインストールすると [C:Program FilesWindows Embedded Standard 2011DS] に配布共有が
      格納されていますのでこのディレクトリを選択します。
      image
    3. 配布共有が読み込まれます。
      image 

    配布共有の下には Windows Embedded Standard 7 のさまざまなパッケージが含まれています。
    image 

    イメージの作成は、これらのパッケージを応答ファイルに対して追加していきます。
    でも一つ一つを追加していくのは大変ですよね…。

    デフォルトで数種類の応答ファイルのテンプレートが用意されていますので、続いて応答ファイルを読み込みます。

    ■応答ファイル (Answer File) の選択

    応答ファイルを新規に作って必要になるパッケージを選択していくのは大変ですので、デフォルトのテンプレートを
    選択し、コンポーネントを自動で追加させます。

    1. [Answer File] の [Right click to create or open an answer file] を右クリックして、[Open Answer File] を
      選択します。
      image 
    2. [C:Program FilesWindows Embedded Standard 2011DSTemplatesIBW] から応答ファイルを選択します。
      今回は [Minimum Configuration] を選択しています。
      image
      テンプレートで用意されているのは、インストール時に選択できるものと同じになっています。
      # [Use a template] と表示されているくらいですので。
      image
    3. 選択したテンプレートで必要となるパッケージが追加された状態となります。
      image 

    これで基本となるパッケージの読み込みが完了しました。
    ただ、この状態では依存関係のあるパッケージで必要となるものが追加されていないため、[Messages] にエラーが表示されています。

    次の作業で依存関係を解消していきます。

    ■依存関係の解消

    テンプレートを選択しても手動で依存関係を解消する必要があるようです。
    # 最低限、言語系の依存関係は解消しないと駄目のようです。
    現在読みこんているパッケージで必要となる依存関係パッケージを順次、追加していきます。

    1. [Messages] に表示されている、エラーメッセージをダブルクリックします。
      image
    2. メッセージをダブルクリックすると、必要となる依存関係パッケージが表示されます。
      今回の場合は、[requires at least one of] に表示されているパッケージを一つ選択する必要があります。
      image 

      今回は、[Japanese Language Pack] を選択して、日本語環境にしたいと思います。
      image

      パッケージを選択をすると、Footprint がどれだけ増えるかが表示されますのでこれでどれだけの容量が必要になるかを
      判断することができます。

    3. 依存関係を解消すると、該当のメッセージが取り消し線で表示されます。
      image

      追加したパッケージでさらに依存関係があるかもしれませんので、[F5] を押して更新をします。
      image 
      [Source Location] が [LanguagePack] となっているメッセージが表示されました。
      追加したパッケージの依存関係を解消する必要があるようです。
      メッセージをダブルクリックして依存関係を確認します。

      今回は [Japanese Fonts] が必須ですね。IME に関しては optional となっています。
      image 

      一つはオプションですが両方とも追加してみます。
      image

      依存関係が解消されたので、メッセージが取り消し線に。
      image 

      あとはこの作業を繰り返して、依存関係のエラーが表示されないようにしていきます。
      [Optional ~] でオプションとして追加できるパッケージのメッセージは表示されていますがエラーは無くなりました。
      image 

    4. パッケージの追加が終わったら、メニューの [File] から、[Save Anser File As...] で作成したファイルを別の場所に保存します。
      # テンプレートはデフォルトの状態で残しておいた方がよいので。
      image

    これで応答ファイルの作成が完了しました。
    最後にインストールイメージを作成します。

    ■インストールイメージの作成

    最後の作業として作成した応答ファイルを元にインストールイメージを作成します。

    1. メニューの [Tools] → [Create Media] → [Create IBW Image From Answer File...] を選択します。
      image

      [Distribution Share] は配布共有を別の場所に作成、[Windows PE Image] は PE の イメージファイルを作成します。
      PE のイメージファイルは Windows Embedded 用に少しカスタマイズされた形で作られるみたいです。

      今回は、インストールイメージですので [Answer File] を選択しています。

    2. インストールイメージを作成するディレクトリを選択して、[OK] をクリックします。
      image

      [OK] をクリックすると必要なファイルがコピーされ、イメージが作成されます。
      image image

    3. [はい] をクリックします。
      image

      インストール用のイメージがコピーされているのが確認できますね。
      image

    4. 最後の作業として、インストール用のファイルを ISO ファイルにします。
      USBブートが可能であれば、ブータブルのUSBメモリを作成することもできます。
      ToolKit をインストールすると PE Tool もインストールされるため、[oscdimg.exe] を使用することが可能です。

      ヘルプの [Burn a Bootable Utility CD-ROM] にコマンドのサンプルが記載されていますので、これを使用します。
      # 以下のコマンドはヘルプのコマンドからディレクトリ名を変えて、[-m] を追加しています。

      oscdimg -n -m -bc:utildiskBOOTetfsboot.com C:utildisk C:util_x86.iso

      コマンドは、[Windows PE Tools Command Prompt] から実行します。
      image 

      USB メモリの場合は、ヘルプの [Make a Bootable Utility UFD] を参考にします。
      以下がヘルプに記載されているコマンドになります。
      # 今回は USB ブート用のメディアの作成はしていないためヘルプのコマンドをそのまま記載しています。

      >diskpart
      select disk 1
      clean
      create partition primary size=<device_size>
      select partition 1
      active
      format fs=fat32
      assign
      exit

      xcopy C:utildiskiso*.* /s /e /f F:

      今回はこのような ISO ファイルが作成できました。
      548MB なので CD サイズですね。
      image 

    それでは、作成したメディアを使って端末を起動してみたいと思います。
    今回は Hyper-V のゲスト OS を作成したメディアで起動してみました。

    作成したメディアで、正常にインストーラーが起動しました。
    後のインストール方法に関しては以前投稿した内容と同じです。
    # テンプレートの選択画面が表示されませんがそれ以外は同じです。
    image

    こちらが [Minimum Configuration] のテンプレートをベースに作成したイメージでインストールした環境です。
    ServerCore のクライアント版ですね。
    image

    実はこの環境、Hyper-V 関係のドライバが組み込まれていないので、リモートからの接続ではマウスが使えない状態となっています。
    次の投稿で、エクスプローラーベースのコンソールと、ハードウェア関連のデバイスの組み込みについてまとめたいと思います。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/22 16:01

    カテゴリー: Windows Embedded

    Windows Embedded Standard 7 の展開イメージをカスタマイズ その 1 – 開発環境のインストール -

    コメントする »

    先日ですが以下の本を購入しました。
    Windows Embedded Standard組み込みOS構築技法入門
    この書籍の中に、[第6章 Microsoft Virtual PCでWindows Embedded Standardをビルドしてみよう!]
    という章があり、まずはこの章だけはざっくりと読み終えました。

    こちらの書籍は Windows Embedded Standard 2009 をベースに執筆がされているのですが、Windows Embedded Standard 7 でも
    応用ができることがたくさん書かれています。

    この書籍を読んで、Windows Embedded Standard 7 の展開用イメージのカスタマイズの基本的な手順がわかってきたので、
    数回に分けてまとめていきたいと思います。

    今回は開発環境のインストールを。

     

    ■メディアのダウンロード

    まずは、開発環境で使用するメディアを準備する必要があります。
    現在、Windows Embedded Standard 7 は RC 版ですので、connect から必要なメディアをダウンロードします。
    Windows Embedded Standard 7

    使用するのは、[Windows Embedded Standard 7 RC Toolkit] になります。
    image
    - ダウンロードするメディア -

     

    ■Windows Embedded Standard 7 RC Toolkit のインストール

    ダウンロードしたメディアをマウントしてインストールをします。
    今回は、Hyper-V 上にインストールした、[Windows 7 Enterprise Edition x86] にインストールを行っています。

    1. [setup.exe] を実行します。
      image

       

    2. [Next] をクリックします。
      image 
    3. [I accept the terms in the License Agreement] を選択して、[Next] をクリックします。
      image
    4. [Typical] を選択して、[Next] をクリックします。
      image 
    5. [Install] をクリックして、インストールを開始します。
      image
      image
    6. [Finish] をクリックしてインストールは完了です。
      image

    ToolKit では、以下の 3 種類のツールがインストールされます。

    image 
    - インストールされるツール -

    展開用のイメージの作成には、[Image Configuration Editor] を使用します。
    image
    - Image Configuration Editor -

    ツールとしては、[WAIK] の [Windows システム イメージ マネージャ] に近いですね。
    image
    - Windows システム イメージ マネージャ

    次の投稿で、配布共有のインポートとテンプレートで用意されている応答ファイルの読み込みについてまとめたいと思います。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/18 14:56

    カテゴリー: Windows Embedded

    t5720 で RDP 7.0 をインストール

    コメントする »

    HP のホームページからダウンロードできる [5.1.710 Rev. A][Windows XP SP3] ベースとなっています。
    image
    - [5.1.710 Rev.A] の OS のバージョン -

    XP SP3 がベースとなっているということは [RDP 7.0] がインストールできるのは!

    ということでさっそく試してみました。

    ■RDP 7.0 をインストール

    XP 用の RDP 7.0 は以下からダウンロードすることが可能です。
    Windows XP 用の更新プログラム (KB969084)

    サポートされているオペレーティングシステムが、[Windows XP Service Pack 3] となっていますね。
    image
    - 必要システム -

    さっそくダウンロードしたファイルでインストールしてみます。

    t5720 は初期状態では自動ログオンの設定がされているため、自動的に [User] という [Users グループ] のユーザーで
    ログオンされてしまいます。
    [Administrator] でログオンする場合は、 [Shift] を押した状態でログオフし、ログオンダイアログを表示させます。
    # [Administrator] の初期パスワードはユーザー名と同じです。(最初の一文字が英大字です。)

    image
    - ダウンロードしたファイルをインストール -

    エラーとなってしまいました…。
    image
    - エラー画面

    [Windows XP Embedded] ですがベースとなる OS は英語版のようなんですよね。
    英語版 OS に [Multi Language Pack] を使うことで多言語対応しているようです。

    MSDN のダウンロードでも [Japanese] では何も表示されないのですが、
    image
    - Windows XP Embedded の Japanese のダウンロード一覧 -

    [English] ではいろいろとダウンロード可能です。
    image
    - Windows XP Embedded の English のダウンロード一覧 -

    そこで、RDP 7.0 用のプログラムの [English] をダウンロードしてみました。
    image
    - English の KB969084 のダウンロード

    それではダウンロードした英語版のファイルを実行してみます。
    image
    - ダウンロードした英語版ファイルの実行 -

    英語版だとインストールができるようです。
    image
    - インストールの開始 -

    [RDP 7.0] をインストールすることができました。
    # ただし、残念ながら英語版…。
    image
    - インストールが完了した RDP 7.0 -

    MSDN では [Windows Embedded Standard 2009] 用に以下のようなモジュールが提供されています。

    image
    - MSDN でダウンロードできる 2009 用の RDP 7.0 -

    これを使ったらどうだろうと思って試してみましたところ、依存関係絡みでエラーとなってしまいました。image
    - 依存関係のエラー -

    ベースが [Windows XP Embedded] ということと、HP がカスタマイズしていると思いますので、そのままでインストールとは
    行かないようです。

    ■日本語版の RDP 7.0 を使うためには

    MSDN で MUI の RDP 7.0 が提供されていたということは、一般でも提供されているのでは?
    と思って調べてみたら普通に提供されていました。

    MUI の詳細については、リモート デスクトップ接続 7. 0 クライアントを Windows XP Service Pack 3 の更新します。

    MUI 環境用の RDP 7.0 の修正プログラムがあるようです。
    Windows XP 用の更新プログラム (KB969085)

    英語版の RDP 7.0 をインストール後に適用する必要があるため、[KB969084] の英語版をインストールした後に [KB969085] を適用します。
    # このプログラムは言語を日本語に変更しても [ENU] がダウンロードされます。
    image  image
    - KB969085 のインストール -

    インストールが完了すると RDP 7.0 の表示が日本語に変更されます。
    # 正式には MUI 対応されているんでしょうね。
    image 
    - インストール後の MSTSC -

    t5720 の場合、[EWFMGR.EXE] を使わなくても変更内容を確定できるツールが [通知領域] に表示されていますので、
    このツールを使って RDP 7.0 のインストールを適用します。
    # [更新] が [ewfmgr c: –commit] と同等のようです。
    image image
    - 変更の適用 -

    # この通知領域のアプリケーション便利だな~と思っているのですが、標準機能ではなく HP 特有のアプリケーションみたいですね。
       標準でもあったらいいのに…。

    再起動をすれば RDP 7.0 のインストールは完了です。
    image
    - 再起動のダイアログ

     

    以上で、t5720 の RDP 7.0 のインストールは完了です。

    t5720 特有ということではなく MUI 環境の XP でインストールするときも同様の流れになりそうですね。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/17 08:46

    カテゴリー: Windows Embedded

    HP t5720 に標準の XP Embedded のイメージをリカバリー

    コメントする »

    新しい CF カード (8GB) を購入したので、HP のホームページから、t5720 用のリカバリーイメージをダウンロードして
    リカバリーをしてみました。
    HP Compaq t5720 Thin Client

    ホームページでは以下の 2 種類の OS のイメージがダウンロードできます。
    image 
    - ダウンロードできる OS のリカバリーイメージ

    [5.1.3.23A] が初期状態のイメージになります。
    #パッチ等が適用されているとは思うので、厳密には初期に近い状態のイメージかもしれませんが。

    [5.1.710 Rev. A] というイメージが最新のイメージになります。
    こちらのイメージをダウンロードしようとすると以下のような注記がされています。
    image
    - [5.1.710 Rev. A] の注記

    1GB のフラッシュメモリと 1GB のメモリが必要と書かれているので、標準状態の t5720 のリカバリーイメージではないかなと思い、
    今回は [5.1.3.23A] を使用してリカバリーをしてみました。

     

    ■[5.1.3.23A] のリカバリーイメージの作成

    ダウンロードしたファイルを実行します。
    image
    - ダウンロードしたファイルを実行 -

    ナビゲーションに従って操作していくと以下のダイアログが表示されます。
    image
    - 展開方法の選択

    [ISO Image] をクリックすると ISO ファイルで展開することができます。
    [USB Format] をクリックすると USB にブート可能なイメージを展開します。
    [Deployemet] は展開用のイメージを展開します。(ちょっと変な日本語…。)
    # [Deployment] は PXE ブートでイメージ展開をする時に使うみたいですね。

    今回は [ISO Image] で ISO を作って、[CD-R] にイメージを焼いてリカバリーをしてみました。
     
    [USB Format] で実行したかったのですが、以下のエラーになってしまったんですよね…。
    image 
    - エラー画面 -

    作成したメディアで t5720 を起動すると、リカバリーが開始されます。
    # 2 回リカバリーについて確認が求められるので、どちらも [y] を押すとリカバリーが開始されます。
     リカバリーが完了したらメディアを抜いて再起動します。

     

    ■リカバリー後にエラーが発生

    数回の再起動が終わるとリカバリーが完了し、自動ログオンされるのですが、その際に以下のエラーが発生してしまいました。
    image

    Windows 製品のライセンス認証
    問題が発生したため、このコンピュータのライセンスを正しく確認することができませんでした。
    エラー コード: 0×80070002

    - 自動ログオン時のエラー -

    [Administrator] でログオンしても同じエラーが発生してしまい、セーフモードであれば起動するという状態でした。
    # ネットワークが有効なセーフモードでもエラーが発生してしまいます。

    以下のような KB もあるのですがこの対応をしても駄目でした。
    ことがありますエラー コード 0×80004005 またはその他のエラー コードときが表示される、Windows XP ベース コンピューターを起動

    t5720 特有の問題かな~と思って調べていたらこのような情報が。
    Upgraded Flash drive – XPE gives license error

    フラッシュメモリのサイズを拡張した場合に発生しそうな感じですね。
    最新のイメージを使うことでエラーの発生はなくなりそう。
    ということで最新の [5.1.710 Rev. A] を使ってリトライです。

     

    ■[5.1.710 Rev. A] のリカバリーイメージの作成

    作業自体は先ほどのイメージ作成と同じです。
    ダウンロードしたイメージを実行してナビゲーションにしたがって操作します。
    image
    - ダウンロードしたファイルを実行 -

     

    最新のイメージは 1 GB 程あるので、ISO として作成することができなくなっています。
    image
    - 展開方法の選択

    私の環境では、最新のリカバリーイメージだと USB に展開できるんですよね。
    image
    - USB ドライブの選択 -

    [はい] をクリックすると、USB がフォーマットせれ、ブート可能なイメージが展開されます。
    image
    - 確認画面

    フォーマットされた後に自動的にイメージが展開されます。
    image
    - USB にイメージを展開 -

    イメージの展開が終了したら作成したメディアでリカバリーを実行します。
    image
    - 展開の完了

    最新のイメージも作成したメディアで t5720 を起動すると、リカバリーが開始されます。
    # 2 回リカバリーについて確認が求められるので、どちらも [y] を押すとリカバリーが開始されます。
     リカバリーが完了したらメディアを抜いて再起動します。

    ■リカバリーの完了

    リカバリーが完了すると無事に起動します。
    image
    - 起動後の画面 -
     

    工場出荷時のバージョンは、Windows XP Embedded なので XP SP2 がベースになっているのですが、
    最新のイメージでは、XP SP3 がベースとなっています。

    image
    - 最新のイメージの winver -

    Windows Embeddes Standard 2009 となってはいないので、XP Embedded に SP3 を適用した状態なのでしょうか?

    XP SP3 がベースなので、RDP も [6.1] となっています。
    # 工場出荷時の RDP は 5.x 立ったはずです。
    image
    - 最新イメージの RDP -

    IE のバージョンも [7.0] となっています。
    # 工場出荷時は 6.x
    image
    - 最新イメージの IE

    他にも、[Citrix Xen App] [VMware View Client] といった、クライアントソフトも追加されています。
    image image
    - 追加されるソフトウェア -

    最新イメージの XP Embedded は結構使い勝手が良さそうですね。

    この環境は XP SP3 なので、[RDP 7.0] をインストールすることが可能です。

    [RDP 7.0] のインストールについては次の投稿で。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/17 06:27

    カテゴリー: Windows Embedded

    HP t5720 に Windows Embedded Standard 7 をインストール その 5 – オーディオドライバのインストール -

    2件のコメント

    Windows Embedded Standard 7 (WES 7) をインストールした t5720 ですが、音が出ないな~と思っていたら単純に
    オーディオドライバがインストールされていませんでした。

    今回は、オーディオドライバのインストールについて。
    # その 3 で終わらす予定だったのですが…。

    ■t5720 で使用しているオーディオドライバ

    こちらが、WES 7 をインストールした直後のデバイスドライバの状態です。

    image 
    - インストール後のデバイスドライバの表示内容 -

    [マルチメディア オーディオ コントローラー] がみ認識となっているため、音を出力することができません。

    もうひとつ [不明なデバイス] があるのですが、そのデバイスが以下の画像になります。
    image
    - 不明なデバイス -

    [ハードウェア ID] が [ROOTCompositeBus] となっているのですが、これが何なのかはつかめておりません…。
    Hyper-V 上にインストールした WES 7 でも不明なデバイスとなっているので、t5720 特有のデバイスでは
    なさそうなのですが。

    こちらのデバイスが何者かがわかったら、ブログに書きたいと思いますが今回はこのデバイスはスルーで。

    それでは、本題に戻りたいと思います。
    t5720 で使用しているオーディオデバイスですが [SiS7012 Audio Driver] というドライバのものになります。
    ダウンロードに関しては、以下の URL からできます。
    SiS7012 Audio Driver (v 1.12d )
    - 2010/4/13 時点 -

    画面の指示に従って使用許諾契約に了承して、ダウンロードのためのワンタイムコードを入力するとダウンロードが可能です。

    対応 OS は以下のようになっており、Windows 7 が入っていないのですが、[Windows XP 用のドライバ]
    デバイスを認識させることができます。
    image
    - 対応 OS -

    ■ドライバの適用

    ドライバの適用は一般的な適用方法と一緒です。

    [ドライバーの更新] をクリックして、
    image 
    - ドライバーの更新 -

    ダウンロードしたファイルに含まれている XP 用のドライバが格納されているフォルダからドライバーをインストールします。
    image
    - ダウンロードしたファイルを解凍し、XP 用のドライバーを指定

    XP 用のドライバーですが WES 7 でも使用することができます。
    image 
    - デバイスドライバーのインストール完了 -

    EWF でボリュームを保護している場合、ファイルシステムへの変更は再起動やシャットダウンをすると破棄されてしまいますので、
    以下のコマンドを実行して、再起動 / シャットダウンのタイミングで変更を確定させるようにします。

    c:WindowsSystem32ewfmgr.exe c: -commit

     

    以上でオーディオドライバのインストールは完了です。

    投稿者: Masayuki.Ozawa

    2010/04/12 23:21

    カテゴリー: Windows Embedded

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