2013年 1月 11日
岡山・香川で事故相次ぐ 高齢者2人死傷
10日夜、岡山・香川で交通事故が相次ぎ、高齢者1人が死亡、1人が重傷を負いました。10日午後10時15分頃、高松市紫雲町の県道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた近くの無職宇川寿雄さんが、右折して来た軽乗用車にはねられました。この事故で、宇川さんは頭などを強く打ち、病院に運ばれましたが約5時間後に死亡しました。軽乗用車を運転していた福岡県筑紫野市の22歳の女子大学生に、ケガはありませんでした。警察は、女子大学生が安全をよく確認していなかったのが事故の原因とみて調べています。女子大学生は、高松市の実家に帰省中でした。一方、10日午後6時前、倉敷市児島由加の県道では、道路を歩いていた近くに住む無職の男性が、走ってきた軽乗用車にはねられました。この事故で、男性は足の骨を折るなどの重傷を負いました。警察で事故の原因を詳しく調べています。

高松市で振り込め詐欺相次ぐ
高松市で10日、医療費を返還すると偽って現金を騙し取る振り込め詐欺事件が相次ぎ、60代の女性2人が合わせて約100万円の被害にあっていたことが分かりました。警察によりますと、10日午前10時頃、高松市に住む64歳の女性の家に、社会保険事務局の職員を名乗る男から「医療費の還付があります」などと電話がありました。女性は、指定された番号に携帯電話から電話し、指示に従って郵便局のATMを操作したところ、約50万円を入金させられ騙し取られたということです。また、午前10時半ごろ、高松市の62歳の女性にも市役所の職員を名乗る男から電話があり、同様の手口で約50万円を騙し取られたということです。警察では、振り込め詐欺事件として2件の関連を調べるとともに、不審な電話があったら警察に相談するよう呼びかけています。

大京都展
「新春」をテーマに、京都の老舗の味と技を一堂に紹介する大京都展が、高松市のデパートで開かれています。会場では、食品や工芸など67社の自慢の商品が販売されています。創業296年の日本茶専門店一保堂では、新春用に仕立てた抹茶の試飲が行われ、愛好家が味を確かめながら買い求めていました。また、創業157年の京料理の店、下鴨茶寮では、弁当や料理の詰め合わせが実演販売され、長い列ができていました。このほか豊かな自然に囲まれた丹波で育てられた和牛を使った弁当の店など、初登場の店も加わり、会場は新春らしい賑やかさと華やかさに包まれていました。大京都展は、今月14日まで高松三越で開かれています。