11日早朝の外国為替市場で円が主要通貨に対して売られ、対ドルの円相場は一時、1ドル=89円台と約2年半ぶりの円安ドル高水準をつけた。東京市場では正午現在、前日午後5時時点より64銭円安ドル高の1ドル=88円92銭〜89円00銭。
日本銀行が21、22日の金融政策決定会合で、追加の金融緩和や物価上昇率2%目標の導入などに踏み切るとの見方が広がっているためだ。市場では「安倍政権の掲げる金融緩和の強化が、実現に向けて進んでいる」(大手銀行)との声が出ている。
対ユーロの円相場は同2円57銭円安ユーロ高の1ユーロ=117円93〜97銭。こちらも1年8カ月ぶりに一時1ユーロ=118円台の円安ユーロ高となった。欧州中央銀行のドラギ総裁が欧州経済が回復を始めると発言したことを受けて、欧州危機への不安が和らぎ、ユーロが買われている。
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