【志村亮】「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは10日、2013年8月期の通期の業績予想を上方修正した。尖閣諸島や竹島の領土問題が、中国や韓国でのユニクロ事業にあたえる悪影響を心配していたが、「思ったほどでなかった」(岡崎健・最高財務責任者)ためという。
売上高は昨年10月時点で予想した1兆560億円から1兆690億円に、純利益は845億円から870億円に、それぞれ引き上げた。
昨年9月中旬に中国で起きた反日デモの影響などを織り込み、前回10月の予想では海外事業の売り上げを低く見ていた。だが、12年9〜11月期の海外ユニクロ事業の売上高は645億円で、前年同期の約1・5倍と好調を維持。この間に中国で30店、韓国でも11店の新規出店が計画通りに進み、足元の売れ行きも悪くないことから、今後の見方を変えたという。
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