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2013年1月10日(木) 19:14 |
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110番の日、外国人が通報の練習
1月10日は数字の並びから110番の日です。 事件や事故の時にはまず110番ですが、日本で暮らす外国人にとっては簡単なことではありません。 岡山市北区で110番のかけ方を伝える研修会が開かれました。
研修会では、ひったくり犯にバッグを奪われたという想定で、110番通報する練習が行われました。 岡山市北区の内山工業の工場で働くベトナム人研修生を対象にしたもので、日本の生活に慣れていない研修生も多いことから、通報の際に何を伝えるべきかを知ってもらいます。 警察の通信司令室には、岡山県内各地から年間18万件以上、1日500件の事件・事故の通報が入ります。 日本で暮らす外国人が被害に遭うケースは、年間100件以上はあるといいます。 国によって通報する際の番号が違うため、例え来日してから一度教わっていても、110という番号を忘れていた人も多くいました。 研修では番号の再確認も行われました。 警察は、110番をかければ大まかな場所はわかるため、事件や事故の場合はまず110番をと話します。 外国人の数が増える中、事件・事故の解決にも、迅速な110番の徹底が課題になっています。
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