全文転載の是非が話題になってますね。何度か書いてますが改めて。
広告に依存するからマイナスになる
僕は全文転載に比較的肯定的でして、BLOGOSにトラフィックを奪われようが、あまり気にしておりません。
その理由はシンプルで、広告というビジネスモデルに頼り切るつもりはないからです。
全文転載をすると、ウェブサイト単体のトラフィックは下がります。これは間違いのないことでしょう。トラフィックが下がれば、サイト内の広告の収益性は当然悪化します。
が、ウェブサイトのマネタイズ方法は広告以外にも存在します。
たとえばアフィリエイト。アフィリエイトの場合は、トラッキングコードがそのままであれば、全文転載されることで、むしろ売上は向上します。
「「パチンコ中毒は病気」という理解にひそむ罠」という記事はこのブログでは500PV程度しか稼がなかったのですが(7RT、8いいね!)、ソーシャルバズを見るに、BLOGOSの方ではもう一桁上の数字を出していると見られます(94RT、32いいね!)。となると、書籍の売上は、転載することで数倍になっていてもおかしくないわけです。
ちなみにこの記事は、今話題のSmartNewsにも転載されました。ひょっとしたら1万PV以上稼いだコンテンツになったかもしれません。
関連記事:SmartNews問題、転載されているブロガーとして思うこと | ihayato.news
他にもUmekiさんのように、オンラインサロンをメインのマネタイズに据えている場合も、転載はむしろ歓迎すべきことになるでしょう。知名度が高まることで、会員数は増えていくはずです。
同様に有料メルマガ、スポンサーコンテンツ、物販、書籍執筆といったマネタイズ手法も、転載の悪影響をむしろプラスにする選択肢です。
関連記事:バナー広告から「スポンサー記事」にシフトするウェブメディアのマネタイズ戦略 | ihayato.news
現状の僕の実感ですと、アフィリエイトの売上を考えると、PV減による広告収入のマイナスはそこそこ打ち消されているのではないか?という感じです。
また、将来的に物販や有料サロンなどの手法の採用も考えているので、引き続き転載は歓迎していくつもりです。というわけで、ニュースサイト、ニュースアプリなどを運営している方はお気軽に転載の依頼をどうぞ(nubonba@gmail.com)。
ついでにもう少し細かいメリットまで述べると、BLOGOSってGoogleニュースに配信しているので、SEOに強いんですよね。「パチンコ中毒」なんてビッグワードでも、Google検索1ページ目に来ています。これは自分のブログじゃありえない現象ですね。