飲酒運転:カウンセリングや飲酒量記録、処分者に新講習 県警、来月から導入 /徳島

毎日新聞 2013年01月10日 地方版

 県警は、酒気帯びや酒酔い運転による運転免許の取り消し処分者向けのカリキュラム「飲酒取消講習」を2月1日に導入する。飲酒運転の再犯率は高いといい、カウンセリングを受けたり、飲酒量の日記をつけることなどをカリキュラムに取り入れ、再び飲酒運転をしないよう意識づけするのが狙いだ。

 免許を取り消されたドライバーは欠格期間が過ぎた後、「取消処分講習」を受けると、再取得のための試験を受けることができる。現行の処分者講習は、運転に関する適性検査や実車講習などを2日連続で計13時間受ける。

 新たに取り入れるカリキュラムでは、1日目と2日目の間に30日の間隔を空け、その間に飲酒量などを書く「飲酒日記」や、県警の職員によるカウンセリングを行う。アルコールへの依存度を調べるスクリーニングテストや受講者同士の集団討論も実施する。

 県警交通企画課によると、近年、飲酒運転の取り締まり件数は減少傾向が続き、11年の検挙件数は326件で、12年は99件減の227件だった。だが、飲酒運転の常習者は多いとみられ、再犯も後を絶たないという。

 県警運転免許課では「飲酒運転の違反者はまだまだ多い。重大事故を防ぐためにも飲酒運転を根絶したい」としている。【山本健太】

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