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飲酒運転で免許取り消し200人 昨年の県警まとめ、摘発は減少

(2013年1月8日午前7時06分)

 福井県警は2012年の県内の飲酒運転状況をまとめた。酒気帯びや酒酔いの摘発件数は275件と前年に比べ37件減少したものの、免許取消処分者は200人で同31人増えた。

 12年の交通事故死者37人のうち、6人は第一当事者が飲酒をしていた事故。飲酒絡みの死亡事故の割合は依然として高く、県警は注意を呼び掛けている。

 県内の飲酒運転をめぐっては、行政処分の厳罰化や道交法の改正により、02年に1573件あった摘発件数は、08年には219件にまで減少していた。しかし、その後は増加傾向にあり300件前後で推移している。

 飲酒運転根絶に向け、県警は各種取り締まりなどに力を入れている。昨年からは警鐘を鳴らすために、飲酒運転による免許取り消し処分を受けた人数を週に1度、報道機関に公表している。

 酒酔い運転とアルコール検知0.25ミリ以上の酒気帯び運転は即時に免許取り消しになる。アルコール検知0.15ミリ以上0.25ミリ未満の酒気帯び運転の場合は、減点がなければ免許取り消しにならないが、免許停止処分は受ける。

 県警交通企画課は「飲酒運転は重大な事故につながるケースが多く、法的な制裁だけでなく社会的制裁も受けなければならない。運転できないと仕事などに影響が出る。失うものの大きさを考えてほしい」と話している。

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