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【スポーツ】瀬古氏がキヨシにタンカ2013年1月11日 紙面から
ソーシャルゲーム(交流ゲーム)大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は10日、経営合理化のため本年度末での廃部が決まっているエスビー食品陸上部の受け入れを正式に発表した。総監督に就任する瀬古利彦氏(56)は、3年以内の全日本実業団駅伝優勝を目標に掲げ、プロ野球DeNAの中畑清監督(59)にライバル心をむき出しにした。 「熱いぜ!」には負けられない。「ベイスターズより先に優勝します」と高らかに宣言した瀬古氏。受け入れ発表のステージ、祝福のため登壇した中畑監督を向こうに回し、いきなりたんかを切った。 チーム受け入れにあたって「3年以内に全日本実業団駅伝で優勝できますか」と聞かれ「ハイと言うしかなかった。内心ヒヤヒヤですよ。(受け入れが決まって)うれしいけど先を思うと不安もあるし、緊張する」。そんな瀬古氏に、中畑監督も“先輩”としてひるんではいられない。「3年後に優勝なんかできるの? 言っちゃまずいよ。できるワケがない」ときつ〜いアドバイスを送った。 瀬古氏は対抗意識を燃やす一方、共闘プランも描いている。「同じスポーツだし、目標は勝つこと。勝つために、お互い会っていいものを作れたら。キャンプにも応援に行って刺激をもらったり、フォームや走り方のアドバイスもしてあげたい」と沖縄県宜野湾市のキャンプに臨時コーチとして訪れる案も明かした。 チームとしての目標は「駅伝の優勝と、4年後のオリンピックにマラソンで選手を出すこと。そして東京に五輪が来たら、地の利を生かしてメダルを取りたい」とキッパリ。エスビー食品の所属選手は6人。7区間ある実業団駅伝には現状では出場できない。瀬古氏は「まだ進路が決まっていない(大学)4年生もいる」と早々に選手勧誘に乗り出す構えでいる。 3年後の2016年、駅伝優勝と五輪出場で「見たか、キヨシ!」の大願成就を目指す。 (川村庸介) PR情報
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