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【芸能・社会】

アリス 26年ぶりアルバム発売 5・5大阪皮切りに全国ツアーも

2013年1月11日 紙面から

「名曲がめじろ押しになりそう」と26年ぶりのアルバムをアピールしたアリス。(左から)堀内孝雄、谷村新司、矢沢透=東京都港区の旧麻布Oスタジオで(安崎和司撮影)

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 伝説のグループ、アリスが26年ぶりにオリジナルアルバム「ALICE XI(アリス・イレブン)」を発売することになり10日、東京都港区の旧麻布Oスタジオにメンバーの谷村新司(64)、堀内孝雄(63)、矢沢透(63)が集まり正式発表した。アルバムは4月10日に発売予定。アルバム発売に連動し、「It’s a Time」のタイトルで全国47都道府県をツアーで回る。

 チンペイが愛称の谷村は「60代のいまだからこそ伝えたい思いがいっぱいある。人にとって何が大切なのかをメッセージとして全曲にちりばめたい。名曲になるという、確信がもてる曲もできました。皆さんが元気になるきっかけになれば」と意気込んだ。

 アリスは1972年にデビュー。81年に活動を停止してからは、不定期で再結成ライブなどを行ってきた。オリジナルアルバムは、87年の「ALICE X(アリス・テン)」以来になる。

 今回のアルバム制作は09年に行った全国ツアーがきっかけになったという。ベーヤンが愛称の堀内は「60代の力があるうちにまた何かやりたい、という考えが3人の間でまとまったのがアルバム発売という結果になった。3人のまとまった力を見てほしい」とアピールした。

 アルバムには全13曲を収録予定。コンピューターサウンドに頼らない、昔ながらに“生の音”にこだわった音作りを目指すという。谷村は「“冬の稲妻”のようなエイトビートの曲が多くなると思う。直球で骨太なものを聞いてほしい」と話した。

 アリスにとって初となる全国47都道府県でのツアーは、5月5日の大阪フェスティバルホールからスタートし、愛知センチュリーホール(7月20、21日)、東京国際フォーラム(8月3日)など10月まで展開する。また、ツアーとは別に、東日本大震災の被災地でのスペシャルライブも計画しているという。

 キンちゃんが愛称のドラマー矢沢は「ブランクもありますが、3日もあれば元に戻せる。各地の皆さんに新生アリスの歌を届けるのが楽しみ」と張り切っていた。

 

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