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【サッカー】桐光学園のディマリア 橋本復帰 12日に準決勝・京都橘戦2013年1月11日 紙面から
第91回全国高校サッカー選手権準決勝は12日、東京・国立競技場で行われる。決戦を2日後に控えた10日、16大会ぶりの準決勝進出の桐光学園(神奈川)は神奈川県内で、対戦相手で初の4強入りを果たした京都橘(京都)は埼玉県内でそれぞれ練習した。桐光学園は、5日の準々決勝の作陽(岡山)戦で左膝を痛めたMF橋本裕貴(3年)がこの日から練習に合流。対する京都橘は、MF宮吉悠太(2年)が兄のJ2京都FW拓実(20)から激励メールを受け必勝を誓った。 「桐光のディマリア」がピッチに帰ってきた−。準々決勝の作陽戦で左膝を痛めていた右サイドの橋本が川崎市内のグラウンドで行われた練習から復帰。フルメンバーで国立競技場に乗り込めることになった。 2回戦屈指のカードとなった四日市中工戦の活躍で、アルゼンチン代表でレアル・マドリードMFアンヘル・ディマリアに例えられた橋本は4日間の治療で復帰。練習中にもチームメートから「ディマリア」と呼ばれて照れ笑い。「ちょっと恥ずかしいですけど、せっかく言われたから、ディマリアに近づけるようにしたい」と笑顔を見せた。 右サイドから鋭く切り込むレフティの復帰に、ベテランの佐熊監督も「問題ない。これで万全で臨める」と自信をのぞかせる。16年前の準優勝の時は「自分自身、右も左もわからなくて、順番に選手が風邪をひいたり、俊輔も点滴を打ちながらだった。今回は風邪もけがもない」と佐熊監督は振り返った。 大会前に製薬関連の企業に勤めるOBから大量のマスクとうがい薬を差し入れてもらい、大きな助けになっている。新チーム結成以来、照準を定めてきた初制覇まであと2つ、役者はそろった。 (荒川敬則) PR情報
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