中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】


ケネディ、間に合った

2013年1月11日 紙面から

 昨年11月に腰の手術を受け、オーストラリアでリハビリ中の名古屋グランパスのFWジョシュア・ケネディ(30)が、2月4日から始まるタイ・チェンマイでのキャンプからチームに完全合流できる見込みとなった。10日、現地から連絡を受けた久米GMが「今のところ順調に治ってきているという情報が入ってきた」と明かした。

 新シーズンの行方を左右するチーム最大の懸案事項に、明るい兆しが見えてきた。故郷のメルボルンでリハビリ中のケネディについて、久米GMは「暖かいところに戻っていい状態のようだ。痛みも違和感もなくなったと聞いている。あと3週間で始動するが、タイも暖かいし、いい状態に戻ってくれると思う」と現状を説明した。

 10、11年と2年連続得点王に輝いた名古屋のキングは昨季、持病となっていた腰椎椎間板障害に悩まされ、大分・別府キャンプでチームに合流できず、シーズン前半は離脱と復帰を繰り返した。根治に向け、11月12日に神奈川県川崎市内の病院で手術。名古屋でのリハビリを経て、12月2日に帰国した。帰国中は豪州サッカー連盟から派遣された専属トレーナーとともに、オフ返上でリハビリに取り組む意欲を見せていた。

 1月28日のチーム始動に合わせ来日する予定も固まった。ただ、寒い豊田では様子を見ながらのトレーニングとなりそう。2月4日から始まるタイ・チェンマイでのキャンプからの完全合流が現実的だ。クラブは矢野、ヤキモフスキの両FWを獲得するなど、ケネディの腰痛再発に備えた態勢も整えた。「ケネディ、玉田で30何点とっていたのが、去年は10点になった。大きな課題だ」と久米GMが話す通り、昨季は両エースの故障が大きく響いた。輝きを取り戻すために、ケネディは真夏のオーストラリアで汗を流している。 (宮崎厚志)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ