バレー部体罰を隠蔽、大阪桜宮高／校長、教育委に報告せず

2013/01/11 00:14

　大阪市立桜宮高２年でバスケットボール部主将の男子生徒＝当時（１７）＝が、顧問の男性教諭（４７）から体罰を受けた後に自殺した問題に絡み、同校の佐藤芳弘校長は１０日、男子バレーボール部顧問の男性教諭（３５）による昨年１１月の体罰を把握しながら、市教育委員会に報告せず隠していたことを認めた。

　同日夜、市役所で記者会見した佐藤校長は「報告すると重い処分になるのではと心配した。結果的に隠蔽と言われてもしょうがない。本当に申し訳ない」と述べ謝罪。本格的に調査していれば「（バスケット部主将の自殺に）結び付くことはなかったと思う。きちんと措置すべきだった」とも述べた。

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