NHK岩手県のニュース 盛岡放送局
大槌町長 派遣職員に訓示
大槌町で兵庫県宝塚市から派遣されていた男性職員が遺書と見られる書き置きを残して死亡していたことを受けて、碇川町長は派遣職員らを前に訓示を行い、今後、健康管理などに十分配慮する考えを示しました。
大槌町では、1月3日、復興支援のため兵庫県宝塚市から派遣されていた45歳の男性職員が遺書とみられる書き置きを残して死亡しているのが見つかり、自殺したものとみられています。
これを受けて大槌町役場では10日、碇川豊町長や全国から派遣されている職員らおよそ80人が亡くなった男性職員を追悼して1分間の黙とうを捧げました。
続いて、碇川町長は「志なかばで、大槌町に派遣された男性が帰らぬ人となり、行政を司る者として痛恨の極みです。千年に一度の震災からの復興のため故人を忘れずにこの悲しみを乗り越えなければなりません」と訓示しました。
その上で、碇川町長は、「健康チェックや職員が働く環境の整備など再発防止には万全を期していきます」と述べ派遣職員の健康管理に十分配慮する考えを示しました。大槌町では210人の職員のうち、全体の3分の1を超える78人の派遣職員が復興の業務を担っていて、町では今後、すべての派遣職員に対して個別の面談を行うことにしています。
01月10日 12時41分
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