NHK北海道のニュース 札幌放送局
札幌で10日連続の真冬日に
連日、非常に厳しい寒さが続く北海道は、10日朝も陸別町で氷点下28度8分まで気温が下がるなど、寒い1日となりました。
道内全域で気温が0度未満の真冬日となり、札幌市で元日から10日連続で真冬日となるのは36年ぶりです。
札幌管区気象台によりますと、北海道付近は冬型の気圧配置が続き、上空に強い寒気が流れこみ、十勝の陸別町で氷点下28度8分まで気温が下がるなど、最低気温は各地で平年より低くなり、ところによっては10度以上下回りました。午後も気温はあまり上がらず、日中の最高気温は旭川市で氷点下9度9分、帯広市で氷点下6度9分、釧路市で氷点下4度5分、札幌市でも氷点下3度6分までしか上がりませんでした。
札幌市では連日真冬日となっていて、10日を含めると36年ぶりに元日から10日連続の真冬日となります。
この寒さは11日も続くということで、11日の札幌市の最低気温は氷点下10度、最高気温は氷点下5度、帯広市は最低気温が氷点下20度、最高気温は氷点下6度と予想され、11日も各地で真冬日になる見込みです。
厳しい冷え込みは12日には冬型の気圧配置が緩むため、やや弱まるということです。
01月10日 17時33分