元日本語教師による「教師の実態レポート」の実態と評判2012年12月30日 コンピュータ
googleのペンギンアップデートの不良具合について。
現在の検索エンジンのレベルは非常に低く、結局、「本当のそのページの質」自体はいまだに読み込めていない。
中身よりもやはり「リンク」や「運営年数」といった外部的要素が非常に強い要素の元、検索順位が決められており、今の日本は情報が検索エンジンの8割がたをシェアしているgoogleに偏重している危険な状態である。
早くYahoo!JAPANも、google以外の検索エンジンを採用し、情報偏重の現状を改善するべきである。
悪しきペンギンアップデートの不良度合いは、例えば「日本語教師」で検索した場合でもすぐわかる。
「日本語教師」で検索すると、上位2位、3位に以下のサイトが表示される(当ページアップ時現在)。
2位
日本語教師になろう-日本語教師を目指す人のための「いろは」
nihongokyoshi.com
3位
元日本語教師による"教師の実態レポート"
xn--euts3n8lg6bk91h.dragon10.info
しかしこれら2つはどちらもただのアフィリエイト目的の、中身のないサイトである。日本語教師について相応に知っている者が記事を読むと中身が薄いことはすぐにわかる。
そしてどのページも、アフィリエイトの「ヒューマンアカデミー」へ誘導しようとしている。(「ヒューマンアカデミー」のアンカーテキストや広告にマウスのカーソルを合わせれば以下の文字列が表示されるのですぐにわかるだろう。)
2位:日本語教師になろう-日本語教師を目指す人のための「いろは」
→アフィリエイトの「バリューコマース」へ誘導
ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=2492603&pid=881426506
3位:元日本語教師による"教師の実態レポート"
→アフィリエイトの「アクセストレード」へ誘導
www.accesstrade.net/at/c.html?rk=01000w78002kqu
これらの広告へ誘導し、資料請求が行われれば、このサイト運営者に1件あたり1000円程度の広告収入が得られる仕組み。
このサイトが掲載している記事自体は、どこかから借りてきた体験談だったり、一応自身が経験者とは語っているものの、すぐ日本語教師は辞めてしまったのか、「元日本語教師による」とうたっているわりには、いずれも自身の体験談的な部分は非常に薄っぺらい内容となっている。
3位の「元日本語教師による"教師の実態レポート」については「日本語教師」で検索したとき、以前は1位表示されていたのだが、このサイト、やたら自動相互リンクやその他低レベルなサイトとの相互リンクを張り巡らしすぎており、なぜ1位表示されているのか、ペンギンアップデートの怠慢が不思議だったのだが、ようやく2012年9月22日頃、ペンギンに捕獲され検索結果100位圏外へ吹っ飛んだ。
4月にペンギンアップデートが導入されてから、9月まで上位表示され続け、ペンギンの怠慢は5ヶ月も続いていたことになる。
9月に圏外へ飛ばされた後、「元日本語教師による"教師の実態レポート」については、9月からの3ヵ月後、2012年12月20日頃には、現在の3位に復活した。ページを見たところ、やはり自動相互リンクなどのリンク紹介ページ及びリンク自体を削除し、関係性のあるサイトとだけの相互リンクに絞ったようだ。おそらくリンクを整理した上で、ウェブマスターツール(WMT)の「リンクの否認ツール」を使い、悪しきリンクの否認申請もしたのだろう。
これらサイトは、日々の新記事更新さえあまりしていない 。
■いまだに記事の中身より外部リンクが重要なgoogle
結局、 この程度の内容で、今のgoogleは上位表示できてしまうのである。上記からも、中身よりもやはり 良い全うな関連性のあるサイトからの外部からのリンクをもらっていることのほうが検索順位評価に非常に重要であることがわかる。
googleに危険性を感じた2012年
http://nihongo.diarynote.jp/?day=20121209
でも述べたが、結局、googleが提供している検索結果のレベルは現状、この程度のものである。
逆にいえば、上記2サイトのレベルと外部リンク構築、サイト仕様を真似すれば、ニッチな業界ほど、(中身がなくても)簡単に上位表示できてしまうということである。
googleが、本当に価値のある検索結果を表示できるようになるのは、いったいいつになるのだろうか。(google自体はペンギンアップデートとパンダアップデートに現状とりあえず満足してしまっているので、あまり改善は見込めない。)
ネット上の検索結果がほぼ1社により独占され、偏った基準で偏った情報が提供されている今の日本は、とても危険な状態にあることを、知らない人は多い。
現在の検索エンジンのレベルは非常に低く、結局、「本当のそのページの質」自体はいまだに読み込めていない。
中身よりもやはり「リンク」や「運営年数」といった外部的要素が非常に強い要素の元、検索順位が決められており、今の日本は情報が検索エンジンの8割がたをシェアしているgoogleに偏重している危険な状態である。
早くYahoo!JAPANも、google以外の検索エンジンを採用し、情報偏重の現状を改善するべきである。
悪しきペンギンアップデートの不良度合いは、例えば「日本語教師」で検索した場合でもすぐわかる。
「日本語教師」で検索すると、上位2位、3位に以下のサイトが表示される(当ページアップ時現在)。
2位
日本語教師になろう-日本語教師を目指す人のための「いろは」
nihongokyoshi.com
3位
元日本語教師による"教師の実態レポート"
xn--euts3n8lg6bk91h.dragon10.info
しかしこれら2つはどちらもただのアフィリエイト目的の、中身のないサイトである。日本語教師について相応に知っている者が記事を読むと中身が薄いことはすぐにわかる。
そしてどのページも、アフィリエイトの「ヒューマンアカデミー」へ誘導しようとしている。(「ヒューマンアカデミー」のアンカーテキストや広告にマウスのカーソルを合わせれば以下の文字列が表示されるのですぐにわかるだろう。)
2位:日本語教師になろう-日本語教師を目指す人のための「いろは」
→アフィリエイトの「バリューコマース」へ誘導
ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=2492603&pid=881426506
3位:元日本語教師による"教師の実態レポート"
→アフィリエイトの「アクセストレード」へ誘導
www.accesstrade.net/at/c.html?rk=01000w78002kqu
これらの広告へ誘導し、資料請求が行われれば、このサイト運営者に1件あたり1000円程度の広告収入が得られる仕組み。
このサイトが掲載している記事自体は、どこかから借りてきた体験談だったり、一応自身が経験者とは語っているものの、すぐ日本語教師は辞めてしまったのか、「元日本語教師による」とうたっているわりには、いずれも自身の体験談的な部分は非常に薄っぺらい内容となっている。
3位の「元日本語教師による"教師の実態レポート」については「日本語教師」で検索したとき、以前は1位表示されていたのだが、このサイト、やたら自動相互リンクやその他低レベルなサイトとの相互リンクを張り巡らしすぎており、なぜ1位表示されているのか、ペンギンアップデートの怠慢が不思議だったのだが、ようやく2012年9月22日頃、ペンギンに捕獲され検索結果100位圏外へ吹っ飛んだ。
4月にペンギンアップデートが導入されてから、9月まで上位表示され続け、ペンギンの怠慢は5ヶ月も続いていたことになる。
9月に圏外へ飛ばされた後、「元日本語教師による"教師の実態レポート」については、9月からの3ヵ月後、2012年12月20日頃には、現在の3位に復活した。ページを見たところ、やはり自動相互リンクなどのリンク紹介ページ及びリンク自体を削除し、関係性のあるサイトとだけの相互リンクに絞ったようだ。おそらくリンクを整理した上で、ウェブマスターツール(WMT)の「リンクの否認ツール」を使い、悪しきリンクの否認申請もしたのだろう。
これらサイトは、日々の新記事更新さえあまりしていない 。
■いまだに記事の中身より外部リンクが重要なgoogle
結局、 この程度の内容で、今のgoogleは上位表示できてしまうのである。上記からも、中身よりもやはり 良い全うな関連性のあるサイトからの外部からのリンクをもらっていることのほうが検索順位評価に非常に重要であることがわかる。
googleに危険性を感じた2012年
http://nihongo.diarynote.jp/?day=20121209
でも述べたが、結局、googleが提供している検索結果のレベルは現状、この程度のものである。
逆にいえば、上記2サイトのレベルと外部リンク構築、サイト仕様を真似すれば、ニッチな業界ほど、(中身がなくても)簡単に上位表示できてしまうということである。
googleが、本当に価値のある検索結果を表示できるようになるのは、いったいいつになるのだろうか。(google自体はペンギンアップデートとパンダアップデートに現状とりあえず満足してしまっているので、あまり改善は見込めない。)
ネット上の検索結果がほぼ1社により独占され、偏った基準で偏った情報が提供されている今の日本は、とても危険な状態にあることを、知らない人は多い。
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