2013年01月05日

年に一度は名古屋へ

/名古屋へ/天下一品名古屋栄店@伏見(名古屋市中区)にて天津麺/四季桜/ベトコンラーメン新京本店@尾張一宮(愛知県一宮市)にてベトコンラーメン/麺日和(めんびより)@尾張一宮(愛知県一宮市)にてこってりしょうゆ/天高く翔べ!@新木曽川(愛知県一宮市)にてラーメン(300g)/

 青春18きっぷが2回分残っているので、最寄り駅始発で名古屋へ
 名古屋だけではなく政令指定都市であれば、目的のお店の最寄り駅だけ調べておけば電車の便を詳細に調べる必要はありません。
 お店の営業時間だけはきっちりと抑えておく必要がありますけどね。

 小田急線の始発は小田原駅の始発に連絡しませんけど、それでも名古屋駅へ11時に到着できます。
 乗り換え無しで着けることは無くて、熱海、浜松、は必ず乗り換えることになります(理由は不明)。
 豊橋で乗り換えなくても着けるけど、特別快速か快速に乗り換えた方が早く着けることが多いですね。

 名古屋で降りたのは何年ぶりだろうか。
 何度も通過はしているのですけどね。

 営業時間の関係から訪問1軒目に選んだお店がこちら、、、、って未だ正月休み中。
 このお店に振られたのはこれで2回目、縁がないんだなぁ。
 仕方ないから訪問予定を組み替えて、同じ栄のお店に向かうかと13分ほど歩きました。

 名古屋には多くの天下一品があるので、先ずは食べログで評価一番の天下一品名古屋栄店@伏見(名古屋市中区)から。
 大阪府東部を中心にFC展開している大塚グループの名古屋店、店先には沢山の貼り紙があって、錦三丁目に新春オープン、なんてのもあります。
 店内に入ろうとすると自動ドアのセンサーが意外に広くて「?」と思ったら、店員さんが開けて下さいました。

 人数を確認されてからカウンター席へ、東京の天下一品はチェーン店らしく店舗によるメニューの違いも殆どありませんが、京都白川本店に近づくほどお店による個性があって、カウンター席に向かう10歩の間に店内をぐるりと確認。
 サービスカウンターって何?
 鞄を置いて、オーダーをしてからトイレに行くついでに謎のサービスカウンターに近づいてみると、大学芋、ニラニンニク、ピリ辛高菜、青ネギ、キャベツ、もやしナムル、杏仁豆腐が無料サービスで食べ放題です。

 凄いな天下一品ってチェーン店は。
 一通り小皿に取って席に戻り、メニューを改めて見てみると定食メインの中華料理屋の様相です。
 ラーメンはこってり、あっさり、こっさりが700円、みそ、ピリ辛が820円、トッピングはチャーシュー、すじ煮込み、ソーキ、豚の角煮、白菜キムチ、メンマ、煮卵、コーン。
 定食はチャーハンや餃子の組み合わせ以外にコロッケや鶏の唐揚げも用意されています。
 驚いたのはカルビ丼定食と塩こうじ野菜炒め定食、こんな定食は他の店舗で見たことがありません。

 と、天津麺820円、このメニューも他の天下一品で見かけたことがありませんし、そもそも天下一品で天津麺ってなんですか。
 注文するときに「こってりでいいですか」と聞かれたので「はい」と答えましたが、ラーメンに天津を乗せるだけのようなのであっさりとかこっさりでも可能のようです。
 ラーメンの上にふわふわの天津(玉子焼き)を乗せ、シイタケ、ニラ、ニンジン、むき海老を含んだ餡掛け掛けられています。
 天津はとても美味しくて、意外や意外、天下一品のこってりスープに合います。

 麺は細麺に思えましたが天津の美味しさに気を取られて不確か、すみません。
 麺を半分ほど食べたところで、用意しておいたニラニンニク、ピリ辛高菜、青ネギをどさどさっと投入、これはこれでいい感じ。
 朝から何も食べていないこともあってスープまで飲み干してしまいました。
 再び席を立って、小皿に杏仁豆腐を、甘さ控えめでとても美味しかったです。
 ご馳走様でした。

 伏見駅から地下鉄に乗ろうかと思いつつも名古屋駅まで歩いてしまいました。
 歩く途中、劇団四季の劇場の川向こうに桜が咲いています。
 四季桜という年に2回咲く桜、へえ、珍しいですね。

 再び東海道線に乗って尾張一宮へ、初めて降りる駅です。
 グーグルマップでの道案内は少し遠回りに思えたので、線路高架沿いに名古屋方面に歩きます。

 駅から11分歩いてベトコンラーメン新京本店@尾張一宮(愛知県一宮市)ホームページ)、お店の見た目は完全に住宅街に埋没していて、注意していないと通り過ぎてしまいそうな趣です。
 店看板の片方が「ベトコンラーメン本舗」とあるようにチェーン店、全店制覇は全くする気になりません。
 エイって入ると「満席ですので外でお待ちください」の混み具合、えっー、満席なの。

 外で待っていると何人かお客さんが帰っていくので、頃合いを見計らって店内へ、入口近くに数人待っているだけではなく、店内奥の待ち合い席に5人ほど座っているじゃないですか。
 配膳スペースをぐるりと囲んだコの字型カウンターは12席、4人掛けテーブルが2卓、2人帰れば2人来店されるような常時店内待ち数人。
 しばらくして一人客と言うことで先客を越えて先にカウンター席に案内され、すぐにオーダー、すぐにお冷や。

 ベトコンラーメンとは『ベストコンディションラーメンの略です。お客様がベトコンラーメンを食べて元気に笑顔になって頂きたく考案したスタミナバッチリのラーメンです。大ぶりなニンニクやニラ、モヤシがどっさり、一味で辛さをプラスして味にアクセントがついてやみつきになる方が続出。スープは鶏ガラと豚骨のうま味が詰まった醤油味。』とホームページにあります。
 全体的に値段高めのメニューにはベトコンラーメンは「五目ベトコンラーメン」「あっさりベトコンラーメン」「ジャンボベトコンラーメン」「カレービーフベトコンラーメン」「からし1/2にんにく粒なしベトコンラーメン」「トンテキベトコンラーメン」「車えびのベトコンラーメン」「味噌ベトコンラーメン」と9種類もあって、ランチセットとして半ベトコンラーメンもあります。
 ベトコンラーメン以外は醤油ラーメン、担々麺と普通の中華料理屋のよう、唐揚げ、餃子、半チャーハンとかゆっくりと食事されているお客さんもいらっしゃいます。
 麺を極細麺、細麺、中太麺、極細麺から選べるだけではなく多加水麺(並麺)と低加水麺(中華麺)から選べます。

 5分もしないウチに昭和45年に先代が開発されたベトコンラーメン850円、辛さが抜き、1/2辛、激辛、倍辛から選べますが、初めてですので普通でお願いしました。
 写真では普通のラーメン丼に見えましたが一回り小さいサイズにぎゅうぎゅうに詰まっています。
 ベトコンラーメンを簡単に言えばニンニクともやしラーメンで、ニンニクはすりおろしや刻みではなく、丸ごと入ってます。
 こういったスタミナ系のラーメンは日本全国で見られますけど、きっちりとレシピを作ってチェーン展開されているのは新京さんだけではないでしょうか。

 しゃきしゃきと美味しいピリ辛のモヤシをニラと一緒に食べると、醤油とにんにくの味が強烈に感じられます。
 スープは鶏ガラと豚ガラから旨みをしっかり煮出してあってとても美味しい、一宮のソウルフードと言っても言い過ぎではないでしょう。
 豚バラ肉やニンニク粒をそのまま食べながら麺、細麺ながらスープや具に埋もれることなく存在を主張してきます。
 全体的に一辺倒の味付けですけれど、飽きることなく最後まで食べられるのが魅力的ですね。
 ご馳走様でした、こういう店が近くにあれば、担々麺や焼きそばを食べてみたいし、チャーハンや餃子も味わってみたいです。

 次の店は駅をそのまま通り過ぎてバイパスまで。
 歩いて45分なので「そんな遠い店に行く意味があるのか」とか「レンタサイクルがあれば行ってもいい」とか「路線バスで行くべき」とか食べ歩きの考え方は人それぞれでしょう。
 麺日和(めんびより)@尾張一宮(愛知県一宮市)、いわゆる資本系のラーメン屋さんですので、東京に限らずここ愛知でもラヲタの評価は高くありません。

 けれども地の人にとっては、夜営業時間の長さとメニューの多さで使い勝手がいいと思います。
 店内はカウンター8席、4人掛けテーブル3卓、6人掛けの小上がりと意外と広く、空いていたカウンター席に座りました。
 メニューはこってり、豚骨、醤油らぁめん、つけ麺、みそ豚骨、あぶらぁめん、期間限定で担々麺。
 全体的に安めの値段設定ですがイチオシメニューが分かりにくく、メニュー最上段にしてみました。

 のんびりと特命係長只野仁のスペシャルを見ていたら、おまちどおさまとこってりしょうゆ683円、外税表記はちょっと分かりにくいな。
 細かい配合まで考えられた魚介豚骨スープは平均点以上の美味しさですけど、セントラルキッチンとしか思えません。
 万人受け狙いと思われる味ですから、岐阜へ抜けていくバイパス沿いのラーメン屋にピッタリだと思います。

 スープによく絡む細麺は長くて少し食べにくいです。
 トッピングは長めの穂先メンマ、ちょっと小さめのチャーシュー、青ネギに板海苔。
 うーん、メニューの選択ミスは明らかで、自業自得とはこのこと、まだまだ鍛錬せねば。

 次の店をグーグルマップで経路検索すると徒歩45分、それとなく一駅分歩く見当ですな。
 路麺バスがあるわけはなく、タクシーが流しているはずもなく、歩くしかないのですが。
 どんなに遠いお店だって一歩歩けば一歩近づく、二歩歩けば二歩近づく。

 次の角を曲がればお店に到着する段になって、夜営業まで2時間ほどあることが発覚、と言うか初めっから分かっていましたが。
 先の店の昼営業が14:30までで、次の店の夜営業が17:30からだと、どうにもならない。
 経路上にマックでかブックオフでもあればと思ったけど、コンビニすらない。
 そんな地にも昭和の香りがする喫茶店があるなんて、さすがは愛知県だわ。

 喫茶ペンギン、店名の由来は全く思いつかない。
 カウンターはあれこれが置かれていて使われておらず、テーブルに数人のお客さんが新聞を読みながらコーヒーを飲んでいました。
 店内にはメニューは見当たらなかったけど、コーヒーをお願いしたら茹で玉子とお菓子が付いてきて、さすがは愛知県だわ。
 お店に用意してあった雑誌を読むこと一時間、お店の人は歩いてこの店にやってきた私をどう思っただろうか。

 時間になってお店を出て天高く翔べ!@新木曽川(愛知県一宮市)、事前情報ではG系とのこと。
 夜営業開始ジャストに到着したのですが、駐車場に停めてあった車からわらわらとお客さんがやってきて、その一団をやり過ごしてから入店。
 厨房をL字で囲む8席と5席のカウンター席のみ、間を開けて座らないで奥から順番に詰めて座ります。

 メニューのラーメン、みそラーメン、混ぜそばは300gですが、つけ麺と辛つけ麺は200g。
 「麺の量が多いので麺少なめにする人は洗濯ばさみを食券に付けて下さい」と案内があり、100g、200gに減量できるようです。

 無料トッピングの野菜はデフォで200g、マシで400g、ニンニク、アブラと分かっているようで分かっていないラインナップ。
 モヤシだけで400gは辛いなとニンニク増しのみのコール、コールは出来上がり時ではなく注文時の小滝橋通り店スタイル(分かる人だけ分かってくれればいいです)。
 厨房では2人の女性店員さんが2杯ずつ丁寧にラーメンを調理されていて、G系は調理の粗雑さというかワイルドさもウリなんだけどなぁと思いつつ、この店は丁寧さをウリにしているのだろうと眺めていました。

 15分ほど待ってラーメン(300g)700円、コールはニンニク。
 茹で前300gにはとても見えないので茹で上がり麺量のよう、スープは丼すり切りと言うことはありませんが受け皿付きです。
 醤油ダレと背脂がたっぷり混ざったスープ、この地ではオンリーワンなのでしょう、名古屋は尾張まできてこのラーメンを食べることになるとは(自ら食べに行っているわけですが)。

 極太まではいかない太麺は意識的に固めに茹で上げられているようで、最後までしっかりした固さ、スープを吸わないので食べやすいですね。
 チャーシューは薄く切り分けられていて、ふわふわと花鰹、刻みニンニクというかおろしにんにくというか。
 ご馳走様でした、美味しかったです。

 お店を出てアイフォーン頼りでJR木曽川駅まで徒歩30分、真っ暗でしたが数人の通行人とすれ違いました。
 木曽川から名古屋まで、栄辺りに展開すればラーメン屋さんは何店もありますけれど、もうそんな歳じゃないんだよね。

 泊まったホテルはバス、トレイ共同の一泊2000円。
 部屋の広さには問題無いけど、寝衣が用意されていないのは初めて。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
「年に一度は名古屋へ」というタイトルだと毎年名古屋へは来ているのに
>名古屋で降りたのは何年ぶりか
というのは意味がわかりません。
それから以前ブログで絶賛されていた名古屋駅でわざわざ立ち寄っても食べたい
ホームのきしめんは何故食べなかったのですか?
せっかく名古屋まで来られたのに夜は早い時間に1杯食べただけで終わりとは
ふらわさんらしくないですね。
美味しいお酒や名古屋めしとかは召し上がらなかったのでしょうか?


Posted by ともみ at 2013年01月09日 07:39
>店看板の片方が「ベトコンラーメン本舗」とあるようにチェーン店、
全店制覇は全くする気になりません。

この文章の意味が解らないんですが。おそらく「チェーン店だが全店制覇は全くする気
にならないお店」という意味なのでしょうがもう少し文章の再考をお願いします、まぁ
無理でしょうけど。あと、未食のお店を外観だけでいきなり上記の文の様に記載してし
まうのはいかがなものでしょうか?お店や常連の方たちに大変失礼だと思いますが。
これも御一考ください。まぁ無理でしょうけど。
Posted by 池袋区住人 at 2013年01月09日 11:01
池袋区住人さんのおっしゃる通りだと思います。
お店への営業妨害となりかねませんよね。
以前、そういうことは気をつけるとおっしゃってませんでしたか?

それから政令指定都市が何だかわかってますか?
政令指定都市のすべてが鉄道の交通網が発達しているわけではありませんよ。
新潟市、静岡市、浜松市、熊本市が政令指定都市って知ってますか?

> お店の営業時間だけはきっちりと抑えておく必要がありますけどね。

抑えるって漢字の意味は知ってますか?
あなたがお店の経営者ならこの漢字を使うのもおかしくはないと思いますけど、
知っておくことの意味の場合は押さえるという字だと思います。

Posted by ひろりん at 2013年01月10日 07:55
ともみさん

 コメントありがとうございます。
 日本語力が低くてすみません・・・というか、単なる間違えですね(泣)
 きしめん、食べ損ないました。
 今回はお酒も名古屋飯もなしです。
Posted by ふらわ at 2013年01月11日 00:06
池袋区住人さん

 コメントありがとうございます。
 別に意味を分かって頂けなくても構いませんので、文章は再考しません。
 お店は外見で判断することが多いのですが、お店の常連さんやお店関係の人は私のブログなんて相手にしてないので、ご心配なく。
Posted by ふらわ at 2013年01月11日 00:09
ひろりんさん

 営業妨害だと思っていないから書いています、価値観の違いでしょう。

 私のブログをどう読むかはひろりんさんの勝手ですが、政令指定都市だから交通網が発達しているなんて思っていませんよ。
 神奈川県相模原市も政令指定都市ですが、鉄道やバスが発達しているとは言い難いですね。
 じゃあなんで「政令指定都市」って書いたか、全国を食べ歩きされれば分かると思いますし、食べ歩きをされないのであれば説明をしても分からないでしょう。

 抑えるって漢字の意味を知っている人は、「ああ、間違っている」ってちゃんと脳内変換してくれるでしょうから問題ないでしょう。意味を知らない人は気に止めないでしょうし。
 単なる個人のブログですから、誤字脱字をいちいちあげつらわずに読む方がいいんじゃないですか。
Posted by ふらわ at 2013年01月11日 00:26
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