大阪市議会の9月定例会が7日開会した。議員側から「予算編成が進む時期で、橋下徹市長に来年度予算に関する質問をしたい」との声が上がり、会期は12月14日まで99日間のロングラン議会となる。市議会事務局によると、これまで9月定例会は計50日程度で、同市議会では史上最長の会期という。
この日の本会議では、市側は住之江区の「なにわの海の時空館」を今年度で廃止することに伴う条例案など計37件を提案。このほか、香港の民間団体が尖閣諸島に上陸した際の映像を全面公開することを求める意見書と、李明博・韓国大統領の竹島上陸に抗議し、対韓外交の見直しを求める意見書が議員提案され、共産を除く全会派の賛成多数で可決された。