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生徒の鎖骨折る 中学教諭処分1月10日 20時23分
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東京都内の公立中学校の男性教諭が、去年6月に行われた宿泊行事で、就寝時間を守らない中学2年生の男子生徒を押し倒し、鎖骨を折るけがをさせる体罰を行ったなどとして、減給10分の1、1か月の処分を受けました。
処分を受けたのは、都内の公立中学校に勤務し、保健体育と生活指導を担当する28歳の男性教諭です。
東京都教育委員会によりますと、男性教諭は、勤務する中学校の宿泊行事で長野県に行った際、中学2年生の6人の男子生徒が、就寝時間を過ぎても部屋で話をしていたため、生徒のほおをたたいたり、布団の上に押し倒したりするなどの体罰を行ったということです。
このうち、押し倒された1人の生徒は、翌朝になって引率の看護師に痛みを訴え、病院に行ったところ鎖骨が折れていることが分かったということです。
けがは全治30日間で、都教育委員会はこの教諭が体罰を行ったとして、減給10分の1、1か月の処分を行いました。
都教育委員会によりますと、教諭は、常習的に体罰を行っているわけではないということで、「何で分かってくれないのかと思わず手が出てしまった。けがをさせてしまった生徒、たたいてしまった生徒には申し訳ないことをした」と話しているということです。
都教育委員会では、今月中に行われる校長会などで、体罰防止を徹底するよう呼びかけることにしています。
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