飲酒後にサウナか 男性２人死亡

1月8日 18時6分

８日朝、和歌山市のビジネスホテルで、宿泊客の男性２人がサウナ室で死亡しているのが見つかりました。
２人は酒を飲んでサウナに入っていたとみられ、警察が死因を調べています。

８日午前６時ごろ、和歌山市吉田のビジネスホテルの地下１階にあるサウナ室で、男性２人が裸で折り重なるように倒れているのを、見回りをしていた従業員の男性が見つけ、消防に通報しました。
２人はいずれも、和歌山県有田川町に住む５０歳の飲食店経営者と農業を営む男性で、消防が駆けつけたときには、すでに死亡していました。
警察の調べやホテルの説明によりますと、２人は古くからの友人で、７日午後１１時半ごろ、家族に「食事をしてくる」と話してそれぞれの家を出て、同じ車で８日午前０時ごろ、ホテルにチェックインしたということです。
その後、食事のため外出し、午前２時ごろホテルに戻ってきた際には酒を飲んでいたように見えたということで、このあとサウナに入ったとみられるということです。
サウナは広さがおよそ３畳の電気で蒸気を出すタイプで、２人が発見された際の室内の温度はふだんと同じ５２度だったということです。
警察は、２人が酒に酔った状態でサウナに入ったことが死亡につながったのではないかとみて調べています。