大阪市は9日、市立小学校の男性教諭(39)を、授業中に児童の頭をたたくなどの体罰をしていたとして、減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。処分は12月13日付。
市教委によると、男性教諭は2010年9月、運動会の練習中に同級生と話をしていた5年生の男子児童に靴を投げつけた。靴は児童に当たらず、けがはなかった。その後も、11年11月に保護者らから抗議を受けるまで、授業中にいうことを聞かない複数の児童の頭をたたいたり、頭突きをしたりし、少なくとも児童6人に体罰を繰り返していたという。
市教委の調査に対し、教諭は体罰をした理由について「注意しても言うことを聞かなかった。体罰をしているという認識はなかった」などと説明。校長は当初から教諭に注意していたと説明しているが、保護者からの抗議があるまで市教委に報告していなかったという。
処分まで時間がかかった理由について、市教委は「男性教諭の指導力についての調査を優先していた」と説明。教諭は昨年8月から、市教育センターで研修を受けているという。
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