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2013年1月9日(水) 19:14 |
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瀬戸内市の小学生が防災マップ作成
南海トラフの巨大地震に備えて、子ども達が防災学習です。 最大で約4メートルの津波が予想されている地域が学区にある瀬戸内市の小学校で、地震と津波から避難する道路は安全か、子ども達が実際に通学路を歩いてチェックしました。
危ない箇所を探し、写真を撮る子ども達。 瀬戸内市の牛窓北小学校の児童です。 錦海塩田跡地のそばの、この地域は南海トラフの巨大地震で最大約4メートルの津波が来ると想定されています。 地震が起きると自分の住む地域はどうなるのか。 去年9月、児童は地図で津波の浸水域などを確認しました。 その結果、約半数の児童の自宅が津波によって浸水する恐れがあり、避難をしなければならないことが分かりました。 3つの班に分かれて、避難経路となる道路を見回る子ども達。 土砂崩れの起きそうな山や、水が溢れる可能性のある用水路などを一つ一つ地図に記し、写真を撮っていきます。 住宅地にも危険が潜んでいました。 学校に戻って写真とメモを元に地図を作ります。 津波から避難するために、地図に書き留めるのは危険箇所だけではありません。 地震と津波からどのように避難するか、改めて地域を見ることで新たな発見があった子ども達です。 自分の住む地域の防災を考えるきっかけになったようです。
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