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【プロ野球】

阪神のチアガール 35年ぶりに復活へ

2013年1月10日 紙面から

 阪神が、今季から球団公式のチアリーディングチームを復活させることを検討している。実現したら35年ぶりになる。

 ファンサービスの充実に力を入れる阪神が“チア虎”を復活させる。現在、12球団でチアリーディングチームを設けていないのは阪神と広島の2球団のみ。阪神は後藤次男監督時代の1978(昭和53)年に日本球界で初めて導入したパイオニアだった。しかし、その年は球団史上初の最下位に沈んだこともあり、虎ファンの気質や甲子園球場の雰囲気にチアガールがマッチしなかったということで、グラウンド上で演技をするチアリーディングはわずか1年で消滅してしまった。

 それ以来、チアとは無縁だった阪神だが、最近の球界の流れでは、中日の「チアドラゴンズ」や、巨人の「チームヴィーナス」、ソフトバンクの「ハニーズ」など各球団のチアチームが特徴的なダンスパフォーマンスでファンを魅了。単独のイベントや交流会なども開き、各球団のファンサービス部門を担う大きな存在になっている。

 「従来のものを続けていく一方で、新しいことにもチャレンジしていかないといけない」と球団関係者。まずは期間限定という形で虎ファンの反応を試すことになりそうだ。伝統球団がチアチームの35年の封印を解く。

 

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