麻生副総理
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2012年9月の自民党総裁選。
基盤が弱かった安倍さんを高村派と共にサポートし、同氏の返り咲きを実現させ、一気に力を取り戻した「麻生派」。
有力ポストに就くだろうと言われていた麻生さんは「副総理・財務大臣・金融担当大臣」という絶大な力を得る事となりました。
しかし改革マインドを持ち合わせていない方です。30年前の日本だったらいざ知らず、今の日本にとっては障害になってしまうのが目に見えています。
早速、安倍総理が選挙の時に最も訴えていた「日銀法改正」はおろか、日銀とは「協定を結ぶ必要も無い」と言い出しました。
党内の力関係では安倍さんより上ですから、気兼ねをせずにこれからもストッパー役となっていく事でしょう。
第一次安倍内閣の時に行政改革・規制改革担当大臣だった渡辺代表の話によると、安倍さんは以前と比べて改革に対する情熱を失ってしまっているかのようです。もしかすると、歴史に名を残す為の返り咲きで、憲法改正しか頭に無いのかもしれません(また、弱々しく辞めた最初のイメージを払しょくするために…)。
その弱くなったマインドで、自らも総理大臣への返り咲きを目指す麻生さんが設置する障害を乗り越えていくことは可能なのでしょうか?それとも日和っていくのでしょうか?
国会が始まったら、まずフォーカスされる「日銀法改正」と「日銀総裁の同意人事」。今後の安倍政権の行方を、ここで読み取ることが出来るかもしれません。
そして、元祖・金融緩和政策で、日銀法の改正法案を提出済みのみんなの党は「有言実行せよ」と厳しく追及していきたいと思います。
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