◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
【米グアム9日】巨人の大田泰示内野手(22)が悲壮な覚悟で5年目に臨む決意を明かした。今季ダメなら「このユニホームを脱ぐことになる」と、松井秀喜氏(38)から受け継いだ栄光の背番号「55」の返上を示唆。4年目の昨季に待望のプロ初アーチを放ったものの、1軍投手に対する力不足を実感。筋力トレーニングで胸囲120センチにする“爆乳化計画”で1軍定着し、完全ブレークを狙う。
自然と言葉に力が入った。大田は決意に満ちた表情で切り出した。「去年は何もできなかったし、結果も出せなかった」。鋭い眼光で、さらに続けた言葉は衝撃だった。「今年活躍ができなかったら、もう後がないという気持ち。結果を出さなければ、このユニホームを脱ぐことになる。そう思って練習しています」。プロ5年目の今季がダメなら背番号55を返上する悲壮な覚悟を口にした。
栄光の背番号を着けてから4年。松井氏の代名詞である55番を継承し、3年間は結果を残せなかったが、昨季はプロ初本塁打を含む2本塁打と飛躍の兆しを見せた。だが、大田本人は、改めて1軍投手に対する力不足を痛感するシーズンとなった。「1軍の投手はやはり球に力があるし、球の勢いに負けている時もあった」。昨季、初の開幕1軍入りを果たしたものの、出場は21試合止まり。中日とのCS最終ステージ、日本ハムとの日本シリーズはベンチから外れた。
1軍定着へは何が必要か。自分と向き合った答えが、徹底的に肉体を鍛え上げることだった。「自分の持ち味である長打を生かすためには、もっとパワーを付けないといけない。1試合に甘い球は、必ず1球か2球はくる。その球をいかに確実に捉えて、長打にするか」。すでに昨年11月下旬に始まった台湾・ウインターリーグから肉体改造に着手。胸囲は昨季終了後の103センチから111センチへとバストアップさせることに成功した。
最終的に120センチまで上げることが目標だ。「下半身と体幹は、阿部さんとの自主トレで鍛えることができる。自主練習の時間を見つけて、上半身を鍛えていきたい。一日も無駄にできません」。すでにチーム屈指の肉体を持っているが、どんな剛速球投手にも負けない“爆乳化”を図っていく。5年目の今季目標は10本塁打以上。松井氏のように長距離砲として、飛躍したいところだ。
グアム自主トレ最初の休養日は、阿部、内海らのゴルフコンペに参加。青々と茂った芝生を走り回り、汗を流した。「阿部さんやファンの方々に期待してもらっている。自分自身も自分に期待して、今年はやっていきたいです」。未完の大器で終われない。今季こそゴジラの後継者として、胸を張って歓喜の輪に加わってみせる。
(2013年1月10日06時04分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)
リンク