*外向的タイプと内向的タイプの分類
 
*外向的

外的事実を基準に物を考え、関心が自分の外側に向かっている。 他人に認められることに存在意義を持ち、欠点としては自分を見失いやすい。

*内向的

内的要因(主観)を基準に物を考え、関心が自分の内側に向かっている。 自分だけの世界を持ち、欠点として新しいことを恐れる傾向がある。


*思考・感情・感覚・直感の4タイプの分類
       
*思考

客観的に論理的思考に基づいて考える

*感情

主観的に好きか嫌いかを感情レベルで考える

*感覚

感覚(五感)に基づいて判断する

*直感

その時のひらめきに基づいて判断する


*具体的なタイプ分け

*外向的思考タイプ

このタイプは客観的で、合理的な考えの持ち主で、リーダーシップをとる。 その分、客観的な知性の結論を大事にするあまり、感情を抑圧しがち。(感情面において未発達) また客観的事実を基に作られた思考形態にある程度の幅を持たせることができる人なら社会において有能さを発揮する可能性を持つが、 それが狭量なものであった場合は独りよがりになりがちである。(*参考に−”〜すべきである””〜ねばならない”型)

*内向的思考タイプ

その場の雰囲気やメンバーの思惑に関係なく、独創的な発想をするが、自己中心的に陥りやすい。

*外向的感情タイプ

このタイプは適応性と柔軟性によって、周囲からの評価を得られやすい。 一見、自己本位の行動が多いが他人と調和する意見に落ち着くことが多い。(意見に主体性が見られない) 自分の中にある主観的本質より合理的欲求を自然に求める傾向にある。そこには感情の過程のみが存在し、 感情の主体となるものが存在しない。以上のことから感情の変化につられ”気まぐれ””ヒステリー” といった傾向に陥りがちである。(*参考に−そうでありたい型)

*内向的感情タイプ

見た目がおとなしい反面、内面に豊な感情を秘めていることが多い。 一見、冷徹無表情のように見えるが、内面は繊細な感情を持っている。 一方、その感情を表に表現することが極端に下手である。

*外向的直感タイプ

このタイプは安定した状況下よりも、常に新しい状況(対象、方法)を求める傾向にある。 外的な客体に興味を持ち(注−客体に興味を持つのはあくまでそれが新しいステップへの鍵となる場合のみであり、 しかも一時的なものである。)、そこから自分独自の可能性や価値観を見い出すことにこだわり、 またそういったことが非常に上手である。 実業家、政治家(注−昨今の政治家は除く?)などに多くみられるタイプでもある。 このことは他人に対しても同様で、周囲の人に新しいことに向かう勇気を与える。 行き過ぎてしまうと自分自身に疲弊と空虚さをもたらすこともある。(行きつく所、自分にふさわしくない異性にひかれたり、 見込みのない対象に縛られるといった面を持つ*参考に−ひらめき型)

*内向的直感タイプ

独特のひらめきの持ち主で、外界の価値には関心を持たず自分の内界の価値にこだわり続ける。 夢想家(予見者+芸術家)に多く見られるタイプ。夢想家タイプは直感するだけに留まるが、 芸術家タイプは知覚したものに形を与えることが可能。 また、客体の感覚を抑圧し端から見れば”かすみ”を食べて生きているようにも見える。

*外向的感覚タイプ

発達している五感を駆使して、常に現実とかかわりをもとうとする適応的なリアリストで享楽者でもある。 このタイプの人にとって感覚とは具体的な性や現実の生命感を意図する。 常識的な範囲でいられれば、陽気で気さくである。 一方外向的感覚が発展し、客体に対し感覚的にとらわれてしまうと感覚がコントロールできず粗野な面 (+嫉妬妄想、不安感、強迫観念)が表れる。(注−この場合、理性よりも感情によった方法が有効的である…) (*参考に−快楽取り入れ型)

*内向的感覚タイプ

このタイプの人は客体(の表面)よりもその背景にあるものを見ようとする傾向にある。 (直接、客体自身とは関係を持たないということ)すぐれた表現能力を持っていれば芸術家などの分野で才能を表すが、 一般的には落ち着いた受動性、理性的な自己抑制が働き平凡な現実と自閉的な生活に満ち足りた日々を過ごすことが多い。

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