藤枝で紙芝居上演 焼津出身の漫画家、須田さん原作
(2013/1/ 9 07:58) 焼津市出身の漫画家須田信太郎さん(43)原作の紙芝居「お父さんはミナクルマスク」の上演会が6日、藤枝市の複合施設Bivi藤枝で開かれた。大井川高時代の同級生らの協力を受け、県内での作品初披露が実現した須田さんは「子供たちに少しでも元気になってほしい」と作品に込めた思いを語った。
同作は、主人公の男の子とプロレスラーの父親との心の交流を描いた。作品の存在を知った須田さんの同級生グループが、地元での上演会を計画し、藤枝市内のまちづくり団体有志の協力で開催が決定。同級生らは手作りのチラシを街頭で配り、当日に備えた。
上演会では、須田さんとともに活動する紙芝居師の男性が「ミナクルマスク」にふんして、元気いっぱいに紙芝居を朗読。集まった親子連れを大いに楽しませた。
終演後、「緊張しながら見ていたが、子供たちの反応が良くてうれしかった」と笑顔を浮かべた須田さん。「これからも漫画や絵本で、前向きなメッセージを伝えたい」と意欲を語った。
紙芝居の原作本を手に、来場者にあいさつする須田さん(右)=藤枝市のBivi藤枝
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