4人組ロックバンド「怒髪天」が、結成30年となる来年1月12日、初めての日本武道館公演を行うことが決まった。所属のテイチクエンタテインメントによると、結成30年での初武道館は、邦楽のロック・ポップスでは“最遅記録”となる。
1984年に札幌で結成し91年にデビューも、思うような結果が出ず、96年から4年間活動を休止。ボーカルの増子直純(46)はその間、プロレスのリングアナや包丁の実演販売などで生計を立てていたが、99年にバンドを再開。04年に再メジャーデビューすると、硬派なサウンドでじわじわと人気を広げ、09年の25周年イベントには梶芽衣子、斉藤和義、氣志團らがゲスト出演し、話題となった。
このほど武道館を訪れた増子は「30年やってれば、ヒット曲がなくても1回くらいはできる!」。上原子友康(45)は「世界のBUDOKANに向けて、魂込めてギターを弾かせて頂きます!」と意気込んだ。9日にシングル「日本列島ワッショイ計画」を発売する。
[2013/1/9-06:00 スポーツ報知]