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【ゴルフ】遼がマキロイスイング導入 飛距離アップ&腰の負担減らす2013年1月9日 紙面から
今季から米ツアーに本格参戦する石川遼(21)=パナソニック=が新スイングで世界に挑む。8日、東京都内で行われたファン感謝祭に参加。世界ランキング1位に君臨するロリー・マキロイ(英国)と同じスイングに新年から取り組んでいると明かした。昨季は腰痛に悩まされたが、動きがコンパクトな新スイングなら負担も減少。世界最強ゴルファーを参考に、厳しい米ツアーに挑む。 新たな挑戦にためらいはなかった。渡米直前に開催したファン感謝祭。石川が“米ツアー仕様”のスイングを明かした。 「実は今、違ったスイングに取り組んでいます。今までのは腰に負担がかかる。理想はロリー・マキロイですね」 世界1位のマキロイを参考とする新スイング。今までとの違いは下半身の使い方にある。昨年までは体重移動を重視し、膝も動いていたが、今回は下半身を固定。「股関節を動かさず、下を土台として使う感覚。その分、上半身のねじれで飛ばします」。見た目はコンパクトになる新たなスイング。最大の狙いは体への負担減少だ。 「医師から腰の使い方を考えた方がいいと言われた。そこで思い付いたのがマキロイです」 ここ数年、悩まされてきた腰痛。特に昨季は練習もできない時期があった。再発防止へ、年明けに日本ツアー公式ドクターの精密検査を受け、スイング改造を決断。より効率のいい動きを考えた時、昨季の米、欧両ツアーで賞金王に輝いた英国の雄が浮かんだ。 「今はまだ違和感がありますけど…。シーズンを通して取り組みたい」。改造から数日。さすがにまだ慣れてはいない。だが身長175センチ、体重72キロとほぼ同じ体格ながら飛距離はマキロイの方が上。「僕もきちんとした動きができれば15ヤードは伸びるはず」とにらむ。 「米ツアーは華やかだけど厳しい舞台。1年目から優勝を目指していきたい」。感謝祭ではファンを前に堂々のV宣言。連戦に長距離移動が続く過酷な米ツアー。世界最強ゴルファーのスイングで、世界最高峰を戦い抜く。 (寺西雅広) PR情報
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