阿部寛１１キロダイエット役作り　主演映画で妻に翻弄される夫役

　映画「つやのよる」（行定勲監督）完成会見が８日、東京・西新宿の新宿パークハイアットで開かれ、主演の阿部寛（４８）や小泉今日子（４６）、野波麻帆（３２）、風吹ジュン（６０）、忽那汐里（２０）ら豪華キャストが一堂に会した。

　謎の女・艶の投じた波紋が巻き起こす刺激的な恋愛群像劇。艶の不貞に翻弄（ほんろう）されてきた夫役のために、１１キロ減量して役作りした阿部は、「いろいろな女性の内面が浮き彫りになる日本にはあまりない恋愛映画」とＰＲ。恋愛について「最近は老眼が悪化して近くの愛が見えない」と笑わせ、小泉らと完成を喜び合った。

　昨年１２月９日に俳優の水上剣星（２８）との結婚＆妊娠のダブルおめでたの野波は、発表後、初の公の場。白いワンピースでおなかを守りながら「６月に赤ちゃんが生まれるので、新しいステージがくることを楽しみに待っています」と新年の抱負を述べた。映画公開は２６日。