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高２自殺 顧問は他の部員にも体罰か
先月自殺した大阪市の公立高校の男子生徒が、部活動の顧問から体罰を受けていた問題で、学校がバスケットボール部の部員にアンケートを行ったところ、５０人中４８人が「男子生徒以外の部員にも男性教諭が体罰を加えているのを見た」と、回答していることがわかった。
大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将だった２年の男子生徒は、去年１２月２３日、自宅で首をつって死亡した。男子生徒の手紙には、顧問の男性教諭から日常的に体罰を受けていたという内容が書かれていて、教育委員会が確認したところ、男性教諭は体罰を認めた上で、自殺する前日にも体罰を加えていたことが明らかになった。
また、学校がバスケットボール部の部員にアンケートを行ったところ、５０人中４８人が「男子生徒以外の部員にも男性教諭が体罰を加えているのを見た」と、回答していることがわかった。
大阪市・橋下市長は「子供にも申し訳ないし、親御さんにも申し訳ない。完全に止められました。完全に行政側の失態です。ミスです。重大な過ちですよ」と述べた。
教育委員会では、自殺と体罰との因果関係はわからないとした上で、今後、弁護士で構成される、外部監察チームと協力して、詳しく調査することにしている。
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