安倍首相が仏大統領と電話会談、関係強化に向けた共同文書策定へ
[東京 9日 ロイター] 安倍晋三首相は9日夕、オランド仏大統領と電話で会談し、大統領の早期来日と、両国間の関係強化に向けた共同文書を新たに策定することで合意した。
会談で両首脳は、政治や経済、安全保障、文化を軸に関係を強化する方針で一致。首相が「両国の新しい協力関係を方向付ける首脳間の文書を策定したい」と表明したのに対し、大統領は「日本を訪問し、首相と会うのを楽しみにしている」と応じた。
首相は、北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射したことにも触れ、「国連安保理が実効性のある決議を採択できるよう、仏の役割に強く期待する」と述べた。大統領は「日本は仏の対応をあてにしていただいて結構だ」などと話した。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.