なぜ、エアコンは使用してだめなのですか？

rennninさん

おっしゃる通り、エアコンは冷暖房するとき、室内の空気と室外の空気を流通させることは一切ありません。

私も先週からエアコンがいけないという理由を色々調べてみましたが、どうも情報の出所は放射線医学総合研究所のようなのですが、無責任なことになぜ使ってはいけないのかが明示されてないため、この知恵袋でも色々な推測が出回っています。風評被害を防がないといけない政府系機関が自ら風評を生んでいるように思います。

一応、疑われる合理的な理由としては、一部のエアコンについている換気機能ではないかと思うので、その前提で回答します。

一部のエアコンの換気機能について、外気導入だけが問題になりそうな気がしますが、実際は排気機能があっても影響は同じです。取り説を見て、換気機能と言う項目があれば該当します。

この他、ダイキンの加湿機能のあるものは外気導入します。

また、パナソニック、東芝（全部ではありません）、シャープの自動フィルター清掃機能については排気方式なので、影響はあります。（この場合は換気機能より風量がずっと小さいので、影響はずっと小さいです。）

パナソニックには７年ほど前に、酸素付加機能付きのエアコンというのがありましたが、この導入風量はさらに何けたも少ないのと、酸素富化膜という膜を通しての吸引なので無視して良いと思います。

以上の機能は、総てオフしようとすればオフできます。もし該当しているようなら、必要に応じて取り説を見てこのような機能をオフしてください。

また、テレビなどの報道は説明していませんが、住宅には自然換気量というものがあり、何もしなくてもかなりの外気が入って来ています。（いわゆる隙間風です。）普通の住宅の自然換気量はエアコンの換気機能よりも多いのです。したがって、エアコンの換気を、一般の換気と同列で危険視するほどのことはありません。

なお、ドレンホースを通して室内外の空気が通じていることを気にする人も出てきていますが、これはエアコンを運転するしないとはあまり関係ありませんし、ファンなどで引き込む訳ではないので、小さな隙間風のようなもので、あまり気にする必要はないでしょう。

いずれにしても、一般の換気がしにくい状況では、石油やガスの暖房が危険なので、上記の注意の上にエアコンを使用することは問題ないと思います。