韓国国会議員 関係改善に意欲

1月8日 19時11分

日本と韓国の国会議員で作る議員連盟の韓国側のメンバーが、日本の与野党の幹部らと会談するため、８日、ソウルを出発し、国会議員の立場から日韓の関係改善に寄与したいという意欲を示しました。

日本に向けて出発したのは、日本と韓国の国会議員で作る議員連盟の韓国側の代表を務める、与党・セヌリ党のファン・ウヨ代表をはじめとするメンバー８人です。
出発に先立ち、ソウルのキンポ空港で、韓国側の幹事長役を務める野党・民主統合党のカン・チャンイル議員は、「アジアの平和を共に考え、両国の友好関係を増進していこうという話をするだろう」と述べ、国会議員の立場から日韓の関係改善に寄与したいという意欲を示しました。
一行は滞在中に自民党や民主党の幹部と会談するほか、安倍総理大臣とも会談する方向で最終的な調整を進めています。
日韓関係は、去年夏以降、島根県の竹島を巡る対立などから政治面で冷え込みましたが、先週、安倍総理大臣がパク・クネ次期大統領に特使を派遣するなど、両国間で改善を模索する動きが出ています。