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福島に「海の駅」 震災後初1月8日 20時55分
被災地で震災後、初めてとなるマリンレジャーの拠点、「海の駅」が、福島県いわき市に誕生し、海の駅になったボートショップに8日、認定証が手渡されました。
海の駅に認定されたのはいわき市江名にある「ボートショップ海」で、東北地方で震災後、初めての認定です。
8日は国土交通省東北運輸局の本田昭則海事振興部長が訪れ、ボートショップの水野恵一郎社長に認定証を手渡しました。
海の駅に認定されるには遠くから来たボートを係留できることなどが条件で、このボートショップはもともとあった桟橋で4隻を受け入れることにし、マリンレジャーの拠点として認められました。
全国では141番目ですが、東北の太平洋岸にあったいわき市と岩手県宮古市の海の駅は津波で被災して閉鎖しているため、新たな海の駅を望む声が寄せられていたということです。
ボートショップでは10人ほどが泊まれる宿泊棟を新たに整備していて、水野社長は「いわきの海はどうなっているのかという問い合わせも受けていたが、海の駅の認定を受けたことで、復旧復興と安心安全の情報を発信していきたい」と話しています。
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